天皇の刺客 曾我兄弟の密命 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2009年1月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784167629069

みんなの感想まとめ

仇討ちをテーマにした物語が展開される中、鎌倉時代の武士たちの生き様や価値観が巧みに描かれています。作品は、曽我兄弟の頼朝暗殺を巡るドラマを中心に、武士たちの荒々しさと彼らが抱える内面的な苦悩を対比させ...

感想・レビュー・書評

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  • 鎌倉擾乱の作者による、曽我の仇討ち物。面白くて長編ながら一気に読めた。鎌倉武士や荒くれ者たちのケモノ感、彼等から畏怖される裏で、苦悩し努力する頼朝の二面性がいい。幕府幹部は22年の大河ドラマのキャストで脳内再生されたけど大泉頼朝よりこちらはもう少し逞しい感じ。

  • 仇討の話では有名らしい、曾我兄弟の頼朝暗殺話。現代社会の男性会社員に見ると「本音と建前、大義名分と立身出世」て、この時代の武士の価値観と変わらないんじゃないかしら。

  • 「曾我兄弟の仇討ちとされるものの本当の狙いは頼朝」説をさらにいろいろ絡めていた。

  • 全一巻。
    忠臣蔵、鍵屋の辻の決闘とならぶ、
    日本三大仇討ち、曾我兄弟の仇討ちの話。

    いろんな説のある曾我兄弟の仇討ち。
    北条が裏にいたって説をなんかの小説で前読んだ。
    今回は裏に京都がいたって説。

    兄弟の寄り添う感じが切ない。
    頼朝がちょっとわかりにくかった。

  • 本筋よりも、随所に見える中世武士団の「武者の道」が新鮮で、面白かった。

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著者プロフィール

(たかはし・なおき)1960~。東京都生まれ。1992年「尼子秘話」で第72回オール讀物新人賞を受賞。1994年、「悲刃」で第1回松本清張賞候補。1995年、上記作品収録の『闇の松明』が山本周五郎賞候補となる。1996年、「異形の寵児」が直木賞候補になり、1997年、同作及び「非命に斃る」収録の『鎌倉擾乱』で第5回中山義秀文学賞を受賞するなど、本格的な歴史作家として活躍している。著書に、『日輪を狙う者』、『山中鹿之助』、『大友二階崩れ』、『虚空伝説』、『異形武夫』、『湖賊の風』、『裏返しお旦那博徒』、『平将門 射止めよ、武者の天下』、『霊鬼頼朝』、『天皇の刺客』などがある。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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