攘夷の韓国・開国の日本 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1999年9月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167633011

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プレミアム

みんなの感想まとめ

古代日本と韓国の関係を深く掘り下げる本書は、渡来人と原住者の共存が日本文化の形成に寄与したという視点を提供します。著者は、オオクニヌシの神話を通じて、対立よりも融合の歴史を強調し、これまでの歴史観とは...

感想・レビュー・書評

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  • 古代日本に、半島から多数の者が渡来していたことを改めて認識した。高麗川、狛江市、高座郡、箱根神社や伊豆山神社、いずれも高句麗にちなんでいるとか。渡来人で原住者の共存、融和から日本文化が育まれていったとする著者の説には共鳴する。「和を以て貴しとなす」精神のなせる業か。
    著者は、オオクニヌシの「国譲り神話」は、「出雲大社宮司・出雲国造はもともと、出雲土着の氏族であり、その神をもって天孫族に奉仕していたものが、やがて自らが天孫族として祀っていると考えるようになっていった」、すなわち対立ではなく融合が起こったと解釈している。「逆説の日本史」とは逆の解釈だ。
    それにしても、「逆説の日本史」も指摘していたが、隣国の歴史観、歴史教育はひどいなあ。本書が書かれたのは1996年だが、その後改善されたのだろうか?

  • 神話の世界で日本と韓国の繋がりを探す旅に出た作者の考察。神話自体がそう楽しいと思わないので読みづらかった。韓国と日本の違いなどは分かって面白かった。

  • 韓国人は日本文化のベースは韓国人が作ったと思いこんでいる。アイデンティティ確立の大きな部分を日本民族より優秀と確認することが占めている。古代の明日か、奈良、京都の文化遺産の多くが韓半島のものを取り入れたものという認識が当たり前。自国にはほとんど見るものが残されていないが京都、奈良に来ると我々の祖先が伝えたものだと恍惚に浸る。
    大和は百済の植民地だった。

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著者プロフィール

韓国・済州島生まれ。1983年に来日、大東文化大学(英語学専攻)の留学生となる。その後、東京外国語大学大学院修士課程修了(北米地域研究)を経て、現在は拓殖大学国際学部教授、東京国際大学国際関係学部教授。評論家としても活躍中。1998年に日本国籍取得済み。
主な著書に、『攘夷の韓国・開国の日本』(文藝春秋、第5回山本七平賞受賞)、『スカートの風』(三交社・角川文庫)、『韓国を蝕む儒教の怨念』(小学館新書)、『韓国「反日民族主義」の奈落』(文春新書)、『日本にしかない「商いの心」の謎を解く』 (PHP新書)、『反目する日本人と韓国人』(ビジネス社)など多数。2021年から「呉善花チャンネル」を開設、「相反する日韓学」を配信中。

「2023年 『日本のどこが好きですか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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