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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167634018
みんなの感想まとめ
日本サッカーの歴史的瞬間を背景に、アトランタ五輪での日本代表の苦悩と葛藤を描いた作品です。1996年の夏、28年ぶりに五輪出場を果たした日本代表は、ブラジル戦での奇跡的な勝利で期待を集めましたが、その...
感想・レビュー・書評
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アトランタ五輪のときは自分は中学生で、キャプテン翼の日本代表のように、当然選手達は風通し良く一致団結して優勝目指して頑張っているものだと思っていた。自意識の強いスポーツ選手が集まった日本代表がそんなに甘くないのは大人になれば分かるが、当時は想像もできなかった。
そんなアトランタ五輪日本代表が崩壊した様子を描いた作品。うち2章はNumberに載った記事を再構成したもので、それ以外は書き下ろしなのかな?
ここに出てこない選手の考えもあるだろうし、どうしても伝聞も入るし現場を知る人の証言が一致していないことは文中にも触れられている。それだけにみな興奮していたし、それぞれに必死だったのだろうな。
西野氏、中田氏、そしてそれ以外のメンバーもそれぞれに活躍し、日本代表はフル代表でもドイツスペインにW杯で勝利し、それ以外の場ではブラジルも破るようになった。そんな今の代表も一枚岩ではないのかもしれない。
当時を知る人・知らない人、知る人でも当時の年齢次第でそれぞれこれを読んだ際の感想は変わるのだろう。こういう出来事があったことが書籍に残っていることは重要だな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リアルで観ていない人にとって、アトランタ五輪=マイアミの奇跡であり、そこに至るまで、その後の当時について鮮明に描かれている。温度感も伝わるし、インタビューに基づいた代表の内情も知れて良かった。
中田、川口、前園…と人にフューチャーしながら、人間的な部分にも触れていて単純に面白かった。
当時の日本の立ち位置と今では大きく変わっているが、このメンバーのこの経験があったからこそ日本サッカー界が飛躍できたのだろう。 -
アトランタオリンピックのマイアミの奇跡の裏側について書いた本。
ブラジルに勝ったけど、じつは日本はその裏でチームが崩壊していたという話。
本人も書いていたけど、前園の話をもっと書いて欲しかった、そこが気になってしまっている。
初戦でドイツに勝ってドーハの奇跡と呼ばれる今回のワールドカップは近い展開だったけど、成長した日本代表の姿を知れてよかった -
最高の スポーツ ドキュメンタリー
サッカーが 詳しくなくても
とっても 素晴らしかった -
今となってはあまりにも昔の話ではあるが、こういうことの一つ一つが今の日本サッカー界に生きているのであろう。つか、生きていてほしい。
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面白いんだけれど、ちょっと想像を必要以上に膨らませてドラマチックな物語を作り上げているような気がしないでもない。
読み物としては面白くなるものの、登場人物はリアルなものなので、受け取り方は程々にしておきたいところ。 -
アトランタ五輪サッカー日本代表が起こした「マイアミの奇跡」。サッカー日本代表に対する周囲の温度が一気に上昇し、メディアの狂騒に祭り上げられた若き選手達。「世界」に対する旧世代の選手達やメディア並びに国民との温度差は黎明期ならではの苦悩であったろう。
最新号(2013年10月22日現在)のNumberが、ドーハの悲劇特集。
今やW杯に出場することが「当たり前」のようになっているが、初出場からまだほんの15年。戦術や技術は日々進化しているが、日本が「サッカーが血の中に沁み込んでいる」南米やヨーロッパのように成熟するためにはまだまだ遥か長い時間が必要なのかも知れない。 -
アトランタ・オリンピックでの奇跡から溝を深めていく日本代表を取材した物。サッカーには才能、チームワークのほかに経験も必要になることがわかった。中田はその経験を積んでいた。
また、マスコミがサッカーを知らずに溝を深める原因にもなっていた。 -
緊迫感溢れる筆致。たった一言で崩れるチーム内人間関係も、後で確認してみればそんなつもりはなかったというものばかりで、現代表メンバーが「コミュニケーションをとって」を連発する意味がよくわかる。今の日本代表はこの本に描かれたころと比較すると、随分成長したのではないかと感じた。
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昨夜(2011/8/9)の日韓親善試合を3-0でモノにした日本には来月から始まるワールドカップアジア3次予選・最終予選を勝ち抜いてワールドカップ出場が当然という空気が流れている。但し、3次予選の組合せ・日程等を見る限りタフな戦いになるのは間違いない。
2002年ワールドカップ以降、日本には「ワールドカップに出場して当然」といった風潮ができあがった。アジア3次予選直前の最終試合で宿敵韓国を倒したことで、一層そういった考えが強固なものになった気がする。
おそらく、ひと昔前の人たちにとっては考えられないことだと思う。これを筆者は「断層」と呼んでいる。要は意識の違いである。この意識の違いはどんな集団においても存在すると思うが、時にこの断層は「刺激」と正体を変えて建設的に捉えられることもあれば、逆に「妬み」などに姿を変えて集団に亀裂をもたらすこともある。
後者のように作用したのがアトランタ五輪であるが、近年は前者のように働くことが多いように個人的には感じる。インテルでプレーする長友が「世界一のSBになる」と目標を語り、同じポジションの槙野や駒野、或いは現五輪世代の酒井宏樹や酒井高徳の「刺激」となる。
攻撃陣ばかりにスポットライトを当て、守備陣には注目しない野球式報道をする日本のマスコミはサッカー報道に関しては完全に後進国と1999年に金子達仁が著書「28年目のハーフタイム」で言及してる(p.55)。それから10年以上経ったが変化はあったのだろうか?未だにその体質を改めずにアトランタ五輪の時のような過失を繰り返していないだろうか。
日本サッカーが更に進化・進歩していくにはサポーター・ファンだけでなくマスメディアもその目を変えていく必要があるに思えて仕方がない。 -
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サッカー解説でお馴染みの金子達仁氏の著作。
今から10年以上前に書かれた本で現在の彼と比べてさほどとげとげしくない。
この時代をあまり知らない自分にとっては参考になることが多かった。
あとがきで自分が未熟であったと自覚する著者には好感が持てる。
また彼の著作にあたりたい。 -
中田って痛い人なのかな?と思ってたけど、本当にそうだった。わたしは自分が努力してるのを見てほしいし、しかも全然大したことじゃないですみたいな顔をしながらアピールするキモい性癖なので、素直にかっけえ~と思いました。自分に酔うって、そういう資格がある人にしか許されないと思う。「カッコイイ自分」を頑張って目指す、そんな人間になりたいものです。
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アトランタ五輪でブラジルを破ったサッカー日本代表チームについてのノンフィクション
文庫化にあたって追加された記述が重要な位置を占めているので、
文庫版を買うことをお薦めします -
アトランタオリンピックの時のチーム状態を詳しく書いてあります。
まさかこんな状態になっているとは、夢にも思ってませんでした。 -
マイアミの奇跡の裏で起きていたチームの崩壊を今更ながらに読む。今では当たり前になっているオリンピック出場も彼ら或いは当時の時代にとってはメキシコ五輪以来の舞台だったのだ。マスコミを含め冷静ではなかったのだと改めて知る。だがサッカー協会はその後の成長が見られるが、マスコミを含む社会全体の姿勢は未だに大した変化が見られず、文化が根付くまでの時間の重みを再認識。
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非常に興味深いサッカードキュメントの傑作。<br />ちょっと過剰な美辞麗句が鼻につくが、良い出来であることに変わりない。<br />西野監督の経験不足、前園のエゴイズム、川口のがむしゃらさ、若き中田のクールな態度、それぞれ今の様子からは意外なものが多かった。<br />西野監督は現在日本人としてはトップクラスの名将としてガンバ大阪に長期政権を築き名を馳せ、川口はいまだ日本代表ナンバーワンGKとして君臨し、中田は世界で名を残し引退した。<br />このオリンピックで大成長を遂げた前園は、この大会の後、精彩を欠き表舞台から消えていく。<br />オリンピックに最も翻弄されたのがキャプテン前園であろう。<br /><br />リアルタイムで読みたかったなぁ・・・。
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一気に読んでしまった。ジョホールバルの歓喜の真実に迫った内容。
あの頃はこんなことが起こっていたとは何も感じなかった。小倉さんが怪我をしなかったらとふと思いかいしてしまった。 -
読みやすかった。
メディアの裏側を見た気がする。そしてチームスポーツの難しさを強く感じた。 -
西野監督、川口、中田の確執の真相が読み取れて面白い。当時メディアは「確執」ばかり取り上げて面白おかしく煽っていたように思う。それぞれがどういう立場で何を考えてどう主張していたか、とても分り易い。ジュニア時代から国際的なフィールドで活躍していた中田にとってブラジルは特別な相手ではないのだ。一流の選手って選ばれて経験を積んだ上で自分で考えることで作られるんだな。
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内容はいい。けど、文庫で読むのには違和感がある。
「Number」みたいにコーティングされた紙の上でこそ活きる文章に思えなくもない。
金子達仁の作品
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