北京大学てなもんや留学記 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2008年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167635039

みんなの感想まとめ

多様な文化や価値観が交錯する中国での留学生活を描いたこの作品は、読者にリアルな中国の姿を伝えます。著者は、20年前の中国の常識や文化の違いをユーモラスに紹介し、地方と都会の価値観の差や、日中韓の人々の...

感想・レビュー・書評

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  • 正直クソほどおもろい。
    20年近く前の話だから、今の中国の姿とは違うんだろうけど、そんなことどうでもいいくらい面白い。
    ファンタジー小説の資料設定読んでるみたいな面白さがあった。
    常識、文化が違うのはもちろん、中国国内でも地方と都会で価値観が違ったり、日中韓の人間が一同に回したらどうなるかとか、色々飽きずに読めた。

    この本とはあんま関係ないけどはてなブログでえいちゃんって人が中国のブログ書いてて、いつも面白く読んでる。それに近いものを感じた

  • 大学に通っていた話。

    建前と本音が違いすぎる、世間体が大事な国、の印象が
    きれいに固まった気がします。
    人ですから、いい人悪い人がいると思いますが
    国としては…。
    日常生活、というのに、行ったら恐ろしい、と
    思わずにはいられない内容でした。

    文化の違いとかんがえの違い、すごかったです。

  • いやあ、苦手やわ、この国・・・

  • 中国留学の本を読んだのはこれが初めて。
    なかなか新鮮でした。留学っていうとどうしても感動とかワクワクとかに特化して、どこか話を美化する傾向があるけど、この本はそういうのとは無縁でした。著者は仕事を持ちながら留学していたこともあって、一般的な学生の時期ではないときに中国に行っていることも関係しているのかと。
    中国というとどうしても反日という話がつきまとわるけど、この本の中でもそれについては結構なページを割いて書かれている。著者が見てきた、聞いてきた事実が生々しく書いてあり、なかなかショッキング。

    でもその中でも救いなのは、反日が強い中国の人でも「国」と「個人」を分けて考えていること。国は嫌いかもしれない。でも個人はそれとは別。見るのはその人。「世界と日本」ではなく、「あなたとわたし」。その関係をたくさんつくれたら、きっと世界はもっと住みやすいところになる。
    実際はそんな単純じゃないかもしれない。著者も共産党と中国人を切り分けて考えられないところで悩んでいる。
    だけど何もしないよりはほんの少しでも世界をよくしていけるはず。

  • 『実はもうひとつ、彼女たちが大驚愕したことがあった。「えーっ!日本の会社って入社する時契約書がないんですか!本当に?ホント!」「そうですよ。日本人は盲目的な契約で自分の人生を売るんです」と、先生。』★確かに日本では契約書にサインした覚えがない^^; (2013年04月15日)


    ソウル在住の韓国語学留学経験者としては、日中韓文化比較、中韓留学生活比較の観点から楽しく読めそう!^^/ (2013年04月09日)

  • 「カラー音節表による中国語発音のすべて」中野達、「漢語会話301句」北京語言大学出版社。
    あとは非公開メモ。

  • 本書は、政府関係者や役人、学者、大企業の経営者といったいわゆる知識人などによって書かれたものではなく、一般の女性が中国の北京大学に留学した際に肌で感じた中国国内の経済事情、中国人の政府との距離感やつきあい方、中国人の考え方・心理特性・行動特性など、素の中国が赤裸々に、そしてユーモアたっぷりに綴られており、非常に興味深い。海外育ちの華僑、中国に留学に来たアメリカ人の行動、中国で名門とされている清華大学の学生と北京大学の学生の違いなどについて言及されている点も面白い。
    そのため、中国を扱った専門書などの類とは違った新鮮な驚きと発見に満ちあふれている。
    ただ、筆者の文体、文章癖もあって読みにくい点も見受けられるが、その点を差し引いても一読するに値する内容。是非、一読あれ。

  • 北京大学の留学記。

    中国らしさを出したかったのか、文章がすべて殴り書きみたいで、読みにくい。著者が自分のために書き過ぎている感じがして、読んでいてつまらないと感じる事もしばしば。

    それでも、紹介されるよ内容はどれも中国の一つの側面として言い当てているのだろうと思えておもしろかった。

  •  「中国てなもんや商社」で中国相手のビジネスに苦戦した体験を著した著者が、北京大学に語学留学したときに感じたアレコレを描いたエッセイ。褒めすぎることも、けなしすぎることもなく、リアルな中国の日常の姿を、著者ならではの目線で報告してくれる。中国の国内事情、中国人の思考、行動などがとてもよくわかり、そうだったんだ!と驚いたり納得したり。経済成長、格差、賄賂社会、反日感情などについても率直に語られている。現代の中国を旅する人は、読んでおいてソンはない。

  • 一筋縄でいかない隣国、中国の複雑さがよく伝わってきた。
    おおらか、大袈裟、大雑把な国民性。
    アメリカを嫌いながらもあこがれる心性。
    公の場での発言、行動に、いまも気を使わなければならない政治状況。
    (共産党の一党支配はまだまだ続きそうな気がした。)
    日本を叩くことで、アイデンティファイできるという空気。
    中国の負の側面も、余すことなく語られる(そこが文春文庫に入った所以か?)が、それでも中国に惹かれ、住み続けるとは。
    中国に身を置いた人でなければ、ここまで突っ込んで書けないだろう。
    私は・・・中国語を長年学びながらも、一生中国に留学なんてできないだろうなあ、と自覚してしまった。

  • わずかながら中国に関わる仕事をするなかで、この本であとから知る事実が多くあってなかなか衝撃的で面白かったです。

  • 初めは北京に行く前に参考書代わりに読んだ。
    その後、北京大学に留学して、帰国後に再度読んでみた。
    自分が見てきたものがありのままに書かれていることに実感した。
    大げさなことも書いてあるが事実だったのだ。
    北京の細かいとこの文化を知りたい人はぜひ読んでほしい。

  • ・8/19 並行して読む.どうしてもこういう体験記が面白おかしく読めてしまう.どこか自分もこういう変わった体験を求めているからなのかも知れない.
    ・8/26 読了.良くもあり悪くもある、本当にとらえどころのない印象に終始した.これが中国だ!というのはないのだから当然といえば当然だろうが.まああまり驚くようなことは無かったかも.

  • マスメディアを通すでなく、政府を通すでなく。
    「いま」の「リアル」な「普通」の中国人像が窺えて面白かった。
    生粋の中国の方々が日本に対してどういう目を向けてらっしゃるのか
    とても興味があったので。
     
    中国人だけでなく、日本人はもちろん 韓国人、ほかのアジアや欧米のいろいろな国のひとの比較とか、留学したかたならではの視点で書かれてます。
    語学習得のポイントとかも書かれてあって“外国”に興味のあるかたなら楽しく読めそう。
    文章も平易で読みやすかったです。
     
    それにしてもネットってチョビっと怖いかも。
    な~んて思ったりもしました。
    いや、ネット自体でなくネットに書かれてることを鵜呑みにする人間が ってのが正確かな?
    で、そんなことをネットに書き込む自分ってどぉよ?
    と 思いつつ。

  • 中国への留学経験がある作者の体験記。文章は分かりやすく、笑いも交えてあって読みやすいが、ちょっと作者が滑ってる感も……。
    内容はリアルな中国について、大学や普段の生活、医療、など色々な話があり面白い。
    中国の反日についてもリアルな状況が書かれていて、若干ショックを受けた。自分も大学で中国からの留学生と話すことがあるが、こんな情報の中で育ってよく日本に留学したいって思ったな、と感心した。

  • かつて呼んだ中国てなもんや商社の著者の北京大学留学記。その当時と比べると中国は随分変わったと言っているが、いやはや相変わらず人々は自分勝手なエネルギーにあふれている様子。結構、我々日本人の感覚からして受け入れがたい”ダメ”な部分について書きまくって入るが、著者らしい中国愛が貫かれているような気がする。てなもんや転職記は正直イマイチでこの著者の本は最初の一冊だけかなーと思っていたけど、これは面白かった。

    2014年再読
    自分自身が中国人とより接点を持つようになり、また歴史に触れてから読むとまた新たな発見があった。戦争を直接知っている世代が一番反日ではないという感覚や、文化大革命の時に若かった世代は本当に壊れているという表現や、また日本人は南極のペンギンのようだという他の著者の引用等々。もう少し中国に触れてからまた読んでみよう。

  • 日本人の彼女と周りの中国人達のやり取りがリアルに想像できたので楽しめた。

    北京に留学を考えていたので為になった。

  • 著者はフェアに語ろうとしてますが、大陸で育った中国人とは、やっていけませんね。

  • 前半はそれなりだが中盤以降がプロパガンダみたいで気色悪い。

  • さすが面白い。中国人のつきあいにくさ。アメリカ生まれ華僑のスーパーエリート振り(今後の世界では、真の国際人として活躍!)が印象的。語学習得の難しさ。

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著者プロフィール

作家

「2016年 『国が崩壊しても平気な中国人・会社がヤバいだけで真っ青な日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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