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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167640019
みんなの感想まとめ
物語は、髪結いの伊三次が主人公となり、彼の成長と人間関係を描いています。彼は同心としての役割も担いながら、髪結いとしての腕前を活かし、さまざまな事件に関わっていきます。登場人物たちの魅力や、江戸時代の...
感想・レビュー・書評
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ずっと読みたかったシリーズ第一巻。
廻り髪結いの伊三次は、同心の使いもしている。伊三次はいつか自分の店を持ち、男勝りな芸者の文吉と所帯を持ちたい。
登場人物に魅力があり、確かにシリーズ化するのも頷ける。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前から勧められていた、髪結い伊三次シリーズ。
ようやく第1巻にいきあった。
髪結いとしての確かな腕はありながら、師匠との諍いで店を飛び出した伊三次は、髪結い道具を持って客先で仕事をする廻り髪結い。
深川芸者のお文とは良い仲だが、お文と所帯を持つまでの蓄えはまだない。
髪結いのかたわら、同心の不破の手先として、市井の事件に関わる情報を集めている。
現代風にいえば、地取り捜査と情報屋を兼ねている伊三次の物語には派手な立ち回りはなく、実際の捕物は同心の役回り。
だからこそ、『捕物余話』なのだろう。
宇江佐真理さんの他の短編集は読んだことがあったけど、シリーズもののせいか、物語の本筋よりも市井の人々や風俗の描写に多くを割いている感じがして、ちょっとじれったい。
伊三次とお文もじれったいったらありゃしない。
まぁ、ぽつぽつ気長に読み進めていこうかな。
…などと、読書メモに書いておいて投稿を忘れていたことに気づいて、今さらながらの書き込み。
いまは宇江佐真理さんも空の上に行ってしまったけれど、今からでもシリーズを読み始める人に、「この先どんどん面白くなるから、読んで!」とお勧めしたい。 -
どの話も良いが、「備後表」が良かった。
幼い頃に両親と死別し、姉の婚家へ身を寄せて使用人のような扱いを受けていた主人公に母と呼ばれるほど優しかった畳表の職人が口にした最後の願いにまつわる話である。
藺草の問屋だったという私の母の実家に畳表の織機が残されていた事もあり、惹かれた。あれを個人の家に置いたら他の生活空間を確保するのは大変かと思うが(重量も結構あるらしい)、とにかく誰もが優しく、母の願いを叶えようとする主人公に手をさしのべる。
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時代小説のお薦めとして、時々目にしていた、髪結い伊三次捕物余話シリーズ。知ったのが、割と最近で、巻数としても多めなので、なかなか手を出せていなかったが、ようやくシリーズ1巻目を読んでみた。
1話1話が短いので読みやすく、伊三次も不破もお文も魅力的で、2巻以降も読んでみようかな、と思っているところ。しかし、15巻あるとのことで、ちょこちょこ読んでいくつもりなので、先は長そう(苦笑) -
一日を懸命に生きる市井の人々、彼らに寄り添う伊三次とお文。二人の仲は…。
何度でも読み返したい、シリーズの一つ。
廻り髪結いを生業とする伊三次と、芸者のお文、
そして、二人をとりまく人々の切なく、愛おしい生き様が、
時には熱く、時には淡々と描かれる。
十手は持たないが、同心、不破の小者として、伊三次は、
事件の謎を解き、下手人を追い詰める。
十手を持たない伊三次は、
細工を施した髷棒で、悪人を相手にする。
十五巻続く、長いシリーズだが、
作家の宇江佐さんは、2015年に亡くなり、
このシリーズは未完のまま終了した。
本当に、惜しい…。 -
捕物帖だけど、さっさといかないでそれぞれが辛い気持ちがあるのがしみじみと感じました。
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髪結い伊三次捕物余話の第一巻。
伊三次の女・お文がカッコいい。
早く一緒になれるといいね -
いいですねえ。どうもこのシリーズ文庫化されているのはこれだけみたいで、思わずハードカヴァーの奥付を本屋で確認して次がいつ文庫化しそうか計算してしまう。
同心の不破の手先を商売のかたわらにつとめる髪結いの伊三次と、深川芸者のお文の濃い模様をおりまぜながらの捕物帖。<余話>であるのは、伊三次が捕物をするわけではないからかな?とにかく、なんというかどの話も艶めいていてよいですね。
「幻の声」表題作。女性心理かくも不可解なり。男などには解せぬものなり。
「赤い闇」何を信じるかというのはとても難しい。人はときに信じたいことを信じるのだろう……。だとすれば、信じたくないことは信じない、そういうことか?
「星の降る夜」どうも、登場人物のだれにとっても辛い話ではある。とりわけ不破の妻のいなみの身の上話などは……。九両三分二朱か……。それでも人の世は捨てたものでもあるまいよ。 -
ハッピーエンドだけではない話にリアルを感じる。お文が格好いい!次も楽しみ。
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主人公主体で行くのかなと思ってたら、話によって心の声を描く人物が違って不思議な感じだった。でも、1話1話が短くて読みやすい。畳のおせいの話は自分の母親の姿が重なって、切なくて温かくて泣きそうになった。
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江戸情緒満載!泣ける短編の数々。ディテールの細かさ。様子の良さ。ノンストップに次々読んでいってしまう。次が楽しみ。
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時代の雰囲気があって好きです。特に「幻の声」は想いが健気で切なくてジンとしました。
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内容(ブックデータベースより)
町方同心の下で働く伊三次は、事件を追って今日も東奔西走。江戸庶民の人間関係をきめ細かに描いた珠玉の五話。オール讀物新人賞
令和6年8月14日~17日 -
髪結い伊三次シリーズの始まりを久しぶりに読んだ。最初からこんなに面白かったのか、と改めて思った。時代小説にハマり始めた頃に図書館で適当にバラバラに借りて読んでいたので、途中で『幻の声』を購入して(図書館になかったので)読み、伊佐次とお文の出逢い、伊佐次が仕える町方同心の不破と妻のいなみが結婚した経緯、そして伊佐次の生い立ちや不破と知り合うキッカケを知りさらに面白さが増した。原作者が亡くなった事で、それでもちゃんと物語は終わったけれどもっともっとこのシリーズの先を読みたかった。
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宇江佐真理の髪結い伊三次捕物余話シリーズの一作目になります。本当に面白いです。伊三次と文吉に幸あれ。
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読み応えのある、読後感のよい時代ものがいいなあ、という願いを叶えてくれる宇江佐真理さんのシリーズ。
再読だけど、すっかり忘れているので、楽しく読めた。
文吉ねえさんがかわいい。いなみさんもいい。 -
髪結い伊佐次シリーズ一弾。
廻りの髪結伊佐次がもう一つの仕事である下っ引きとして関わった事件を描いた捕物帖。
恋人である深川芸者、お文との恋模様や、同心不破との関わりなども描かれている。
捕物帖だが市井ものでもあり、江戸の人情咄として楽しめる。
捕物咄ではないけど、畳職人の老女の話「備後表」がしみじみと良い。
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髪結い伊三次シリーズ記念すべき第一弾江戸が舞台。店を持たない廻り髪結い伊三次の副業は口が悪い北町同心不破友之進の小物。年上恋人の人気芸者お文との絡みもあり短編人情噺がいい感じです。このシリーズをライフワークとされていた宇江佐真理さんは2015年66歳でお亡くなり続編読めずとても残念です。
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