月のしずく (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.46
  • (75)
  • (197)
  • (377)
  • (27)
  • (5)
本棚登録 : 1509
レビュー : 191
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167646011

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 男の人の視点から書かれた、性的なこと。そして女の人をどこかよくわからない存在として書かれている点が面白かった。普段女性の作者の本ばかり読むから。2015年3月に読んだ。

  • なんと。秀逸。浅田節もたまには聞こえてくるけど。しかし。作家って恐ろしい。同性じゃないのに。なんと。

  • 泣けた。心をつかまれた。

  • 7編からなる短編集。
    最後の「ピエタ」はずるい。

  • 短編集。
    記憶の魔術師。記憶が実は一番ミステリアスで、それでいて美しいんだよ。

  • 2014.3.3読了。
    短編集。人を思う気持ちが沢山詰まった一冊。難しい文書もあったけどほとんど面白かった。『ふくちゃんのジャックナイフ』がお気に入り。

  • おお外れせず、文庫本で、短編が読みたい。
    そして、タイトルに惹かれた。

    6本ぐらいからなる短編集。
    タイトルにもなっている「月のしずく」が一番心に残った。全体的に読み易く、心がちょっとしんみりする作品が多かった。

  • 世界各国の描写がすごい。

  • 浅田さんの文章はなんだか温かいし、読みやすい。

  • 浅田次郎らしい短編集。聖夜の肖像は電車の中で泣いてしまった。チャコはこれから全力で真ちゃんを愛して欲しいと思います。

  • 平成25 年9 月5 日読了。

  • 初めての浅田次郎、とても良かった。
    複雑な人間関係がテーマなのかな、男と女、妻と夫、親と子。
    読み終えた後に、どこか寂しさを感じる

  • 2011/2/7

  • 浅田次郎さんって、こんな物語を書く人だったんだっけ?
    と、言うと失礼なんだろうな。女性が書いたのかな?と思ってしまうような物語もあったりします。人恋しくなってくる本です。

  • 七編どれもが、心にしみいる話でした。
    決してどんな人生も誰の人生も楽でいいことばかりじゃない、
    でも、というあたりで、希望があって救われます。

  • 長年、どこかにひっかかりを持っている男や、女。
    彼らが、偶然に、なりゆきで、覚悟の末に、生きていく道の行く末の変化を予感させる7つの物語たちです。

    荷役と酒の日々を送るひとり暮らしの佐藤辰夫、
    忘れられない画家への思いを潜ませる久子の夫、
    婚約を破棄されながらも、深夜の駅で偶然逢った女を労わる芳男、
    破棄されることを知りながら、女に尽くす婚約者のさえない中国人・・・・

    主人公や準主役にこんな人たちが登場します。
    成功していようが、不器用な負け犬キャラだろうが、
    漂う寂しさを背景に留保条件なしの人の善さをもつ人々です。

    自らがもう傷ついているのに、自らが傷つくのに、
    相手を気づかう態度は、優しさとか、弱さとか、たくましさとか、意地とか、
    ひとつ色では括ることができません。

    押しつけがましさとは縁遠い、相手の出方を待つことのできる、待つことしかできない人々と出会うことができます。

  • 短編7つです。

    どれもよかったけど、好きだったのが「銀色の雨」と最後の「ピエタ」の二つです。
    ピエタは、しくしくと泣かされました。
    ミケランジェロのガイドのとこで。

    最近、泣く本を読んでなかったなと気付きました。
    たまにはこういう、がっと掴まれてクッと泣くの、要るなぁ。

  • 主人公の、それぞれの過去との対峙を描いた短編集。思い浮かぶ情景に、思いを馳せる。それぞれ完結しているので読みやすい。それにしても、浅田さんの作品を読むと何となく「べらんめえ口調」がうつりそうになるの、私だけ?

  • 短編集、作品事の好みが分かれるかな。

  • 初浅田次郎。凄く面白い話と、読みづらい話が両極端で収録された短編集。面白い話のクオリティの長編なら読んでみたい気がする。

  • 短編集。
    どの話も要となる男性が相手の事を真正面から受け止めてくれるからか、物悲しさが漂いつつも優しい気持ちで読み終えられた。

  • 短編集だが、話の内容は深い。ひとつひとつの話が、主人公、時代等全くばらばらである。特に聖夜の肖像とピエタは心が揺らいでる中、男を選んだ女が、最後は男と共に生きることを決意する話だが、そのきっかけが元彼や自分を捨てた母親であり、きっかけがないと心に正直になれないんだと感じた。

  • 浅田次郎の短編集。
    あまり短編集は好きではなく、読まないのだが、この本の話はどれも引き込まれ、あっという間に読んでしまった。

    話に深みがあって、大人の小説だと感じた。

    お目当ては、表題作の「月のしずく」だったが、どの話も個性的で面白い。

    「瑠璃想」では、戦争孤児として中国から帰還する姿と現在の恋愛の姿をシンクロさせたお話。
    描写もきれいで、心があらわれた。

  • 再読だが、あらためて感動。特に表題作は秀逸。

  • 心があたたまる短編集

  • ふとした偶然から聴いたj-waveでの朗読劇が表題作の『月のしずく』でした。

    その番組の内容に引きこまれ、すぐ本を手に入れて読みました。

    どの作品も現代のお伽話のような、現実に有りそうで、やっぱり無さそうな物語。

    読後感もとても良い作品です。

  • 駄目男&女の話。

    月のしずく、最後の章の前の章、男の胸中を語っておきながらの最後の章の書きっぷりはある意味痛快。うーむ、すごい書き方。

    似たような話が多い。後半はお腹一杯に。

  • 7つの短編集。国内のほか、フランス、中国、イタリアを舞台にしたものがあり飽きさせない。主人公が不倫の清算に悩む話が心なしか多かった。中でも「花や今宵」のオチがかわいい。

  • キャスティングを考えた。主人公のタツは20年前の西田敏行。リエは深田恭子。リエの愛人、松岡は西田の二役。逞しく優しいブルーカラーを演じる俳優がいない。浅田次郎のストーリーは頭に描きやすい。

  • 浅田次郎は初めて読みました。

    「泣かせる」小説だというレビューをちらほら見ましたが、私は「泣かせる」要素を感じることは出来ませんでした。
    不倫してる人の話も多かったので学生の私には感情移入出来なかったのかもしれません。
    安物ドラマのように感じ、楽しめませんでした。

全191件中 31 - 60件を表示

著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

月のしずく (文春文庫)のその他の作品

月のしずく (徳間文庫) 文庫 月のしずく (徳間文庫) 浅田次郎
月のしずく 単行本 月のしずく 浅田次郎
月のしずく (文春文庫) Kindle版 月のしずく (文春文庫) 浅田次郎

浅田次郎の作品

ツイートする