月のしずく (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1504
レビュー : 191
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167646011

感想・レビュー・書評

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  • 平成25 年9 月5 日読了。

  • 初めての浅田次郎、とても良かった。
    複雑な人間関係がテーマなのかな、男と女、妻と夫、親と子。
    読み終えた後に、どこか寂しさを感じる

  • 2011/2/7

  • 浅田次郎さんって、こんな物語を書く人だったんだっけ?
    と、言うと失礼なんだろうな。女性が書いたのかな?と思ってしまうような物語もあったりします。人恋しくなってくる本です。

  • 七編どれもが、心にしみいる話でした。
    決してどんな人生も誰の人生も楽でいいことばかりじゃない、
    でも、というあたりで、希望があって救われます。

  • 長年、どこかにひっかかりを持っている男や、女。
    彼らが、偶然に、なりゆきで、覚悟の末に、生きていく道の行く末の変化を予感させる7つの物語たちです。

    荷役と酒の日々を送るひとり暮らしの佐藤辰夫、
    忘れられない画家への思いを潜ませる久子の夫、
    婚約を破棄されながらも、深夜の駅で偶然逢った女を労わる芳男、
    破棄されることを知りながら、女に尽くす婚約者のさえない中国人・・・・

    主人公や準主役にこんな人たちが登場します。
    成功していようが、不器用な負け犬キャラだろうが、
    漂う寂しさを背景に留保条件なしの人の善さをもつ人々です。

    自らがもう傷ついているのに、自らが傷つくのに、
    相手を気づかう態度は、優しさとか、弱さとか、たくましさとか、意地とか、
    ひとつ色では括ることができません。

    押しつけがましさとは縁遠い、相手の出方を待つことのできる、待つことしかできない人々と出会うことができます。

  • 短編7つです。

    どれもよかったけど、好きだったのが「銀色の雨」と最後の「ピエタ」の二つです。
    ピエタは、しくしくと泣かされました。
    ミケランジェロのガイドのとこで。

    最近、泣く本を読んでなかったなと気付きました。
    たまにはこういう、がっと掴まれてクッと泣くの、要るなぁ。

  • 主人公の、それぞれの過去との対峙を描いた短編集。思い浮かぶ情景に、思いを馳せる。それぞれ完結しているので読みやすい。それにしても、浅田さんの作品を読むと何となく「べらんめえ口調」がうつりそうになるの、私だけ?

  • 短編集、作品事の好みが分かれるかな。

  • 初浅田次郎。凄く面白い話と、読みづらい話が両極端で収録された短編集。面白い話のクオリティの長編なら読んでみたい気がする。

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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