月のしずく (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1504
レビュー : 191
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167646011

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    どの話も要となる男性が相手の事を真正面から受け止めてくれるからか、物悲しさが漂いつつも優しい気持ちで読み終えられた。

  • 短編集だが、話の内容は深い。ひとつひとつの話が、主人公、時代等全くばらばらである。特に聖夜の肖像とピエタは心が揺らいでる中、男を選んだ女が、最後は男と共に生きることを決意する話だが、そのきっかけが元彼や自分を捨てた母親であり、きっかけがないと心に正直になれないんだと感じた。

  • 浅田次郎の短編集。
    あまり短編集は好きではなく、読まないのだが、この本の話はどれも引き込まれ、あっという間に読んでしまった。

    話に深みがあって、大人の小説だと感じた。

    お目当ては、表題作の「月のしずく」だったが、どの話も個性的で面白い。

    「瑠璃想」では、戦争孤児として中国から帰還する姿と現在の恋愛の姿をシンクロさせたお話。
    描写もきれいで、心があらわれた。

  • 再読だが、あらためて感動。特に表題作は秀逸。

  • 心があたたまる短編集

  • ふとした偶然から聴いたj-waveでの朗読劇が表題作の『月のしずく』でした。

    その番組の内容に引きこまれ、すぐ本を手に入れて読みました。

    どの作品も現代のお伽話のような、現実に有りそうで、やっぱり無さそうな物語。

    読後感もとても良い作品です。

  • 駄目男&女の話。

    月のしずく、最後の章の前の章、男の胸中を語っておきながらの最後の章の書きっぷりはある意味痛快。うーむ、すごい書き方。

    似たような話が多い。後半はお腹一杯に。

  • 7つの短編集。国内のほか、フランス、中国、イタリアを舞台にしたものがあり飽きさせない。主人公が不倫の清算に悩む話が心なしか多かった。中でも「花や今宵」のオチがかわいい。

  • キャスティングを考えた。主人公のタツは20年前の西田敏行。リエは深田恭子。リエの愛人、松岡は西田の二役。逞しく優しいブルーカラーを演じる俳優がいない。浅田次郎のストーリーは頭に描きやすい。

  • 浅田次郎は初めて読みました。

    「泣かせる」小説だというレビューをちらほら見ましたが、私は「泣かせる」要素を感じることは出来ませんでした。
    不倫してる人の話も多かったので学生の私には感情移入出来なかったのかもしれません。
    安物ドラマのように感じ、楽しめませんでした。

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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