壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2002年9月3日発売)
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本棚登録 : 5915
レビュー : 730
  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167646028

感想・レビュー・書評

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  • 武士とはなんともめんどくさい生き物なのか。見栄で生き、生きたいという本心を隠し、武士としての道理を通すことのみに心血をそそぐ、武士という生き物がたまらなかった。

  • 7年前に上司にすすめられていた一冊。
    ずっと先延ばしにして、やっと手に取りました。
    訛りに慣れるのに時間がかかってしまった。
    でも、後半はだんだん馴染んできましたよ。
    筋を通す生き方、ぶれない姿勢は、やはり精進、鍛錬あってのもの。

  • 新撰組のなかで、今まで脚光を浴びることがなかった一武士の生涯について、これでもかという程の理不尽さとこんなにもという家族への愛を中心に描いた作品。吉村貫一郎の士道に感服‼︎

  • 風采の上がらない新選組隊士・吉村寛一郎。

    彼を嫌っていたとされる斉藤一が、晩年に至り、彼を語るところは、前半の山場。

  • 今まで一番感動した本。途中何度もこみ上げてくるものがありました。新撰組をよく知らなかった私はこの本をきっかけに新撰組にはまりました。

  • 「他意はござんせん。刀身が曲がり申して、鞘に収まらねのす。ご容赦下んせ」
    2015/06/22-07/03

  • 2010年2月21日、上下巻読了。

    吉村貫一郎。本当に真面目で、不器用で、熱心で、家族を愛し続けて、武士道を貫き通した男。
    それだけで表現出来ないんだけど、要はそういう話。いろんな人たちが語る生き様。

    長男はその武士道を守って生きたんだな。
    そして、長女、次の一目も会えなかった子。

    浅田さんってやっぱり天才だよね。
    巧いという表現はぴったりだと思います久世さん(解説者)。


    ながやす巧さんのコミック版も、2巻だけ出てるので読みました。素敵。
    登場人物があまりに格好良すぎるけど、まさにこれだわ。

    コミックチャージがなくなって、別冊マガジンで再開ということは、続きが出るのはかなり遅れる?

  • 元新撰組隊士を様々な関係者が語ることによって人物像を浮かび上がらせる小説
    語り手の一人である飲み屋の親父さんが『天切り松』を彷彿とさせる江戸っ子風の語り口で嬉しくなり、グイグイ話に引き込まれました。
    斎藤一がすごいキャラクターなのですが、これでいいのか?(;'∀')

  • 吉村貫一郎が通した筋がとにかくかっこいい。
    見た目や言葉の巧さに惑わされず、物事の本質を見抜く目を養いたいと思った。
    読むと真っ直ぐになれる気がする。

    2015/6/13

  • 時代物は苦手と敬遠していたが、なんとも素晴らしい作品。
    悲しく、美しく、優しい。
    引き込まれすぎて南部訛りが頭から離れない

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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