姫椿 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1560
レビュー : 197
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167646042

感想・レビュー・書評

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  • 短編8話それぞれが面白い。中国の伝説上の動物で人の不幸を食べてくれるシエは微笑ましくなる。
    椿姫、再会、マダムの喉仏、トラブルメーカー、オリンポスの聖女、零下の災危、永遠の緑は中年以上の人生経験者が中心となってる話しで泣けたり、苦しくなったり、感動したりと楽しめた。オリンポスの聖女でオーストラリア人はアメリカが嫌いだという部分は面白かった。永遠の緑では先生の想いに泣けてしまうし、男らしいし、清々しい気持ちになった。

  • 短編集。ほろりします。

  • どういう経路で入手したか忘れてしまったが、スーダンにいた頃ベッドの上で読んでた。『シエ』(←本当は変な漢字)という作品がスゲー好き。結局のところ自分は寂しがりなのだとよーくわかった。

  • 浅田次郎さんの短編集は、とってもほのぼのするものから、ちょっとゾクっとするものまで、ほんとに多種多様。

    1編づつがみんな違う色があって、同じ作者が書いているとは思えないストーリーですが、一本底にとおっている人への優しさがある気がして、心に残ります。

    私は最後に収録されていた「永遠の緑」がすごく好き。

    父と娘、そして彼氏のそれぞれの優しさが伝わって暖かい気持ちになれました。

  • 短篇集自体あまり読んだことがなかったけれど、短篇集っていいかもと
    思わせる一冊だった。

    初めての浅田次郎作品で、読みながらまず受けた印象は「大人の物語だな」
    ということ。これまで読んできたものと毛色が違ったので、しっとりした感じが
    新鮮で、話によって雰囲気もがらりと変わるので、単調にならずに読めて
    よかった。

    ところどころ笑ってしまいそうになる箇所があるのもまた良し。ほっこりする話も
    いいけど、「再会」「マダムの喉仏」「トラブル・メーカー」みたいな話が
    好きなのは、まだまだ子供ってことなのかな…。結婚したことないし…

  • 少し変わった話ばかりの短編集でした。

  • 8編からなる短編集です。
    「シエ」や「トラブルメーカー」等 不思議な話もありましたが、「オリンポスの聖女」等 涙してしまう話もありました。
    浅田氏は競馬が好きで馬主でもあります。
    一番最後の「永遠の緑」は「KEIBA CATALOG vol18」に掲載された話で、競馬好きな大学助教授が主人公です。
    家族愛がテーマになっていて、この話も涙が出てきました。

  • 浅田次郎らしい、優しくほっこり感が残る短編集。

    「ママを、愛してるんです」

    この人の作品てほんの時々、重松さんを思い出すときがある。

    重松さんよりももっと夢見がちな感じv

    オススメは「シエ」(漢字でない)
    と、「永遠の緑」

    なんだか哀しいような、微笑ましいようなそんな優しいクリーム色の作品。

  • 浅田次郎にしちゃめずらい感じ

  • こういうぞくっとさせるファンタジーも書いちゃうんですね。最後の話はほっとしましたけど。こういう浅田次郎さんも好きかも。

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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