- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167646042
感想・レビュー・書評
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解説にある通り「凍てついた心を抱えながら日々を暮らす人々に、冬の日溜りにも似た微かなぬくもりが、舞い降りる。魂を揺さぶる全八篇の短篇集。」私の心にはあまり響くものはなかったけれど…。
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浅田次郎現代ハートウォーミングもの、と思って読んでしまう先入観が悪いんだろうか、'こんなになるまで'のそれぞれの主人公が無神経過ぎて不快。
周りの人のあたたかさや支えに気づかない、または見た目に騙されて悪意に気づかない、また他の誰かが心にいる人と毎日暮らさなければならない伴侶を忖度しない。とにかく最後の話以外はずっとそんな調子で、嫌になった。 -
8つの短編集。
ほっこりの話と世にも奇妙な系の話の組み合わせ。
甘すぎず、辛すぎず。いろんな味わいがさらーっと。
だが短編にしても淡い。たまにはいいけど、これだけじゃちょっと。箸休めとして。 -
センスのない作家だと思う。何の伏線も張らず突拍子も無い結末でしめくくるか話と、見え見えの結末の話しかしない。謎解きをした後も分かりきったことを冗長に説明する。センチメンタル過多なのも合わない。
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ファンタジーの要素を踏まえつつも、現実にもありえそうな作品が詰め込まれた短編集。ストーリーをワザとらしく演出したり、大袈裟に盛らないあたりが、著者らしい。
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どっしり読ませる小説ではなく、やや軽ーい内容の短編集。なんかもの足りない。
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20101206
4日間 -
再読。やはり浅田次郎としては質がおちる気がする。
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浅田さんにしてはイマイチの感動。でもXieという最初の短編はよかった。不思議なお話で。
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「xieシエ」と「マダムの咽仏」が良かった。
それ以外はあまり好きになれず、軽く読み流し。