ドーハ以後―世界のサッカー革新のなかで (文春文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167650018

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  • 「ドーハの悲劇」を乗り越えて、フランスW杯出場権を獲得したサッカー日本代表の強さはホンモノか?
    1990年代、世界の有名選手が結集して、興奮と狂騒を巻き起こした欧州サッカーの魅力とは?
    チームの戦術分析からサッカー・タウン行脚のコツまで、年間二百日以上の海外取材に裏打ちされた明快&広角レポート。



    アメリカW杯アジア予選敗退後の、加茂ジャパン、そして岡田ジャパンに対してフォーメーションという観点から切り込んでいく。
    それにしても、ひと昔前のサッカーの批評を読んでつくづく思うのは、4-4-2がどうとか、3-5-2は守備的だとか言う以前に、この頃って選手に技量がなかったよなということ。

    今、W杯のアジア予選を日本が突破できないと思っているサッカーファンはほとんどいないだろう。
    各国の力もかなり上がっているけれど、代表選手たちの技量がアジアでトップレベルなのは間違いない。
    加茂監督のヘボ采配などものともせず、アジア予選(もちろん当時の)くらいは楽々突破していたのではないかと思う。
    当時、僕も加茂叩きの一派だったので偉そうなことは言えませんが、やはりサッカーはまず選手の能力ありきだよな、と今は思う。

  • 以前、書店で単行本を購入して、何度も読んだので古本屋に売ったが、文庫本がだされたのでまた購入してしまったという、私にとってはサッカーの違う面白さを教えてくれた本。

    今は、何冊も著書のある杉山氏ではあるが、時折ナンバーで見せる、CGをつかった布陣図は、3-5-2が守備的、4-4-2が攻撃的などの知識がない当時の人間にとっては、非常にありがたく参考になった。

    後半は世界のサッカーの布陣についても書いてあり、アヤックススタイルなど当時はまだまだ情報がない中での世界について学ぶことができた本。

    情報としては古いが、20年弱前にはおどろくほど日本サッカーのレベルが低かったことも含めて、一度は読んでみることをオススメする。

  • 既読本。

  • Munberに掲載された文章をまとめた本。海外サッカー観戦記は良かった。

  • 世界中を旅して、様々な試合を観戦してまわっている杉山茂樹さんだからこそ書ける内容。
    サッカーに対する一貫した趣向は、日本代表(ドーハ以後日韓W杯以前)に対する批判的な意見のみクローズアップして取り上げる読者も少なくないようだ。
    しかし、攻撃的なサッカーを愛する姿勢が全体を通じて貫かれるため、共感する者にとっては、とても読み応えのある内容となっている。試合内容の描写とそれに対する解説も、非常に分かりやすく、戦術論に疎い人間でもきっと楽しめる事だろう。
    ただし、日本代表しか見ない方には、あまりオススメしません。

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著者プロフィール

スポーツ・ライター

「2015年 『攻撃的サッカー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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