ドーハ以後: 世界のサッカー革新のなかで (文春文庫 す 13-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167650018

感想・レビュー・書評

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  • 以前、書店で単行本を購入して、何度も読んだので古本屋に売ったが、文庫本がだされたのでまた購入してしまったという、私にとってはサッカーの違う面白さを教えてくれた本。

    今は、何冊も著書のある杉山氏ではあるが、時折ナンバーで見せる、CGをつかった布陣図は、3-5-2が守備的、4-4-2が攻撃的などの知識がない当時の人間にとっては、非常にありがたく参考になった。

    後半は世界のサッカーの布陣についても書いてあり、アヤックススタイルなど当時はまだまだ情報がない中での世界について学ぶことができた本。

    情報としては古いが、20年弱前にはおどろくほど日本サッカーのレベルが低かったことも含めて、一度は読んでみることをオススメする。

  • 既読本。

  • Munberに掲載された文章をまとめた本。海外サッカー観戦記は良かった。

  • 世界中を旅して、様々な試合を観戦してまわっている杉山茂樹さんだからこそ書ける内容。
    サッカーに対する一貫した趣向は、日本代表(ドーハ以後日韓W杯以前)に対する批判的な意見のみクローズアップして取り上げる読者も少なくないようだ。
    しかし、攻撃的なサッカーを愛する姿勢が全体を通じて貫かれるため、共感する者にとっては、とても読み応えのある内容となっている。試合内容の描写とそれに対する解説も、非常に分かりやすく、戦術論に疎い人間でもきっと楽しめる事だろう。
    ただし、日本代表しか見ない方には、あまりオススメしません。

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著者プロフィール

スポーツ・ライター

「2015年 『攻撃的サッカー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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