酒場の奇人たち 女性バーテンダー奮闘記 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2004年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167651459

感想・レビュー・書評

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  • なんとなく主人公の女性をサラ・ジェシカ・パーカーの感じで想像して本読みました。海外ドラマ化切望します!
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage060.htm

  • かなり辛口のエッセイです。基本のところは「ここまで話してまだあなたはバーテンダーになりたいと思う?」っていう感じですから。全編にわたって彼女が体験した手に負えない客たち、信じられない事態、華やかに見える世界の裏側を語っているので、3分の1くらい読み終わったあたりから「もういいよわかったよ」という気分になったりします。が、それでも読み続けてしまうのはそんなエピソードの裏に見える彼女が「やはり人間が好き」という人柄と仕事や自分のセンスに関する誇りが素敵だからなのでしょう。彼女自身のストーリーもその後ろにあって、はたからみればもっと劇的に思えるのに(もしくは劇的に語って強調してもおかしくないのに)、神経症になった話や家族との問題など個人的な感想ではなく、その時々の事実の羅列として表現されていて、逆に心に残ります。現在筆者は処女小説を執筆中とのことですが、この書き方はちょっと独特な感じです。作家である旦那様のカートの影響もあるのかなと感じます(と書くと妙に失礼ですが、そんな初めて書いた感じのしない文章なのですよ)。この妙にさめた視点の自身のストーリーにも最後に大きな山があるのでほっとしますしね。

    そんなわけで、トムクルーズが派手にボトルを投げたり、コヨーテアグリーみたいな夢物語はない、というカウンターの向こうをちょっとのぞかせてもらった、そんな本でした。

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