オルガスムスのウソ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2006年6月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167651602

みんなの感想まとめ

性に関する常識を覆す内容が詰まった本書では、女性のオルガスムスに関する新たな視点や研究成果が紹介されています。特に、女性のオルガスムスがクリトリスに起因することや、膣での快感に関する誤解、さらには妊娠...

感想・レビュー・書評

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  • p.2006/6/12

  • 面白いことがたくさん書かれている。

    女性のオルガスムスは、人間以外にはあまり多く見られない。
    女性のオルガスムスの根源はクリトリスだけ。膣での快感はフロイトの妄想。
    クリトリスとバギナが離れているので、陰茎の挿入だけでは弱い刺激しか受けられず、女性のオルガスムスは時間がかかる。男性が射精したあとに女性がオルガスムスを感じることが多い。
    オルガスムスを感じるかどうかと妊娠率とは、関係がない。
    レイプでの妊娠率は、同意性交での妊娠率よりも高い。
    女性のオルガスムスが人間において発達したのは、男性の性欲が極端に発達し、そのため陰茎が巨大化したため、体内の性別未分化状態ですでに発達した陰茎の神経の原型が女性にも残ったものであり、特段、進化において環境適応に役立つものではない。
    女性の割礼が行われると、性交時の快感を感じにくくなるが、その制度を支持しているのは女性側。女性が快感を感じにくくなることで、女性に快感を感じさせたという男性の経験の価値の価値が上がるからではないか。
    これにより、女性は、イッたふりをすることで、男性との関係をコントロールできる。
    男性の精液の成分は、膣その他から吸収されて、健康上良い効果があるらしい。オーラルセックスも女性の健康に良いらしい。
    妊娠中に、相手の男性とセックスして、精液に接触すると、免疫の不全による妊娠中毒症のリスクが減るらしい。

  • [ 内容 ]
    「クリトリスよりヴァギナで感じるのが成熟した女」「女性も射精する」「女性がイクと精子を吸い込んで妊娠する」「不感症は精神的問題が原因」などなど、世の常識・通説を、過去数十年にわたるオルガスムス研究の成果のすべてを駆使して打破する。
    バイアグラの女性による使用、精液健康法にも触れて、性の問題に希望を与える書。

    [ 目次 ]
    第1章 生殖の甘い報酬―自然はなぜわれわれに性的快感を与えたのか
    第2章 動物界の営み―動物たちのセックスとオルガスムス
    第3章 十二秒間の天国―そのとき、心と体に何が起きているのか
    第4章 オルガスムスと脳科学―そのとき、脳内で何が起きているのか
    第5章 女性のオルガスムス―なぜ女性はオルガスムスに達しにくいのか
    第6章 健康とオルガスムス―オルガスムス健康法
    第7章 オルガスムスよ永遠に―オルガスムス回復治療の最前線
    エピローグ 明日の下半身―快楽の未来

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 長年のオルガスムス研究を基に、世間にはびこる性に関する通説を徹底批判した1冊。多種多様な研究成果から垣間見える人類の神秘。性という永遠の謎に満ちたテーマを取り扱っているだけに、本書の持つ深みは計り知れない。

  • 「フロイト先生のウソ」の著者の、性に関する常識非常識を分析した本。
    「フロイト先生のウソ」では目から鱗の情報がてんこ盛りで、次から次へと読み進められたが、この本は読み進めるのにくたびれた。
    知っている情報ばかりだったというわけでもないのに、なぜこんなに興味を惹かれなかったのかよくわからない。
    全体的に研究事実の羅列気味だったからかな?

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著者プロフィール

1958年生まれ。早稲田大学大学院修士課程(ドイツ文学科)修了。ドイツ語翻訳家。

「1995年 『スリ その技術と生活』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤根洋子の作品

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