その科学が成功を決める (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2012年9月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167651848

作品紹介・あらすじ

自己啓発本の真偽を実証する!



「ポジティブ・シンキング」「イメージ・トレーニング」など巷に溢れる自己啓発メソッドを科学的に実証した常識を覆す衝撃の書。

みんなの感想まとめ

さまざまな自己啓発メソッドを科学的に検証し、常識を覆す内容が展開される一冊。読者は、体験を重視した人生観や、目標設定の重要性、さらには日常の中での小さな親切やプレゼントの効果に気づかされます。また、発...

感想・レビュー・書評

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  • ・買うなら品物より体験を-食事、映画、旅行;他の人と一緒、話して聞かせる

    ・お金を使うなら自分以外のことに-小さなプレゼント、親切行為

    ・目標を書き出す-メリット・障がい

    ・飲むなら細長いグラスで

    ・発想を柔軟にするための四つの方法
    1*違うことをする
    2*視点を変える
    3*遊ぶ
    4*好奇心を持つ

    ・嫌な体験から得たプラス面と、そのできごとにより日常面でよくなった点を書き出す

    ・クラシック効果、太陽の効果、笑う効果

    ・犬を飼うと、人とのふれあいが増え、日常の不安や緊張が和らげられる;ロボット犬、動物の映像を見る

    ・したことへの後悔より、しなかった後悔のほうが大きい
    ・なんでも実行するほうが後悔は少ない

    ・作業に必要な時間を正確に予測するためには、過去に同様な仕事でどれくらいかかったか考えることが必要
    ・全工程を段階に分けて考える   

    ・楽器を習うと、思考力が養われる

    ・大事なのは努力を褒めること

    ・犬の性格∞飼い主の性格

  • 日常で信じられている噂的なことが本当かどうか研究している人がたくさんいることにまず驚く。まさに「ほんまでっかTV」のネタ本。感謝の心を忘れずに生きてゆくことが幸せになる方法というのはすぐに実行できます。皆にお勧めですね。

  • 科学的裏付けと言っても、ピンキリではなかろうか。学会発表された間違いなんていくらでもあるし、この本に書いてあることだって特別に信ぴょう性の高いものとは言えないのではないか。誰の何を信じるかは人それぞれだけど。


  • 英国の心理学教授
    各国の心理学者の研究を一般向けにわかりやすく語る

    「自己啓発本のメソッドを対照実験で検証」という触れ込み。(実際、そういう配列にしてある)


    原著2009で、2022時点では古い(というか他の本で読んだ)内容が目立つが、それはつまり今では「常識」になっているということなのかも。


    ●人間の幸福感の50%は遺伝で決まっている(カリフォルニア大 心理学者ソニア・リュボミルスキー)
    →『しあわせ仮説』により詳しい解説があった。


    ●人間は「したこと」より「しなかったこと」を後悔する。(コーネル大学 トマス・ギロヴィチ)

    ・したことの後悔【有限】
    →起きた結果のマイナス面が比較的目につきやすい。マイナスの結果はすでにわかっており、範囲は限られている。

    ・起きなかったことに対する後悔【想像力の及ぶ限り】
    →突然自分が、限りない可能性を失ったように思えてくる。
    想像力が及ぶ限り、あなたはあれこれ思い描く。
    219

    ● 59秒でできる10のことがら

    財布に赤ちゃんの写真を入れておく
    →戻ってくる可能性が大きくなる

  • 巷で言われている自己啓発
    ・成功した自分をイメージする
    ・ポジティブなことだけ考えて、ネガティブなことは考えない
    ・子供は褒めて育てる
    などなどを、科学的なデータから否定する一冊。

    リチャード博士は、感情論やイメージで物事を決めるのを嫌い、科学的なエビデンスがあり、再現性があるものを信じる。
    そんなリチャード博士が推奨する、科学的に実証されている成功法則とは、以下のとおり。

    ①嫌なことがあったとき、人に愚痴を話すよりも紙に書いた方が良い。口頭だと、まとまりなく話してしまうが、紙に書くとなると筋道立てて考えたり、結論を考えるため、建設的で論理的な展開が見えてくる。

    ②緑(植物や花)が身近にある環境では、創造力が高まることが分かっている。オフィスには、積極的に植物を置くと良い。

    ③立っている時より寝転んでいる方が血流がよくなって創造的になり、良いアイディアが浮かびやすい。積極的にゴロゴロすること。

    ④子供を褒めてばかりいると挫折や失敗に弱い人間になってしまう。褒める時は結果(良い点がとれたこと)ではなく努力したこと(一生懸命勉強したこと)を褒める。

    ⑤意識よりも、無意識の方が優秀で創造性がある。創造力を働かせるためには、意識を他のことに集中させて、無意識を存分に開放してあげることが大切。
    意識は声が大きくて論理的だけど創造性にかける。他方で無意識は声が小さくて普段は目立たないけど創造性豊か。
    重要な決断に迫られた時は、意識を数独やクロスワードなどで遊ばせて、無意識を存分に働かせるようにすると、良いアイディアが浮かびやすい。
    意識と無意識の使い分けが大切。

  • 科学的に証明された自己啓発本。

    今ある自己啓発本は「本当にそうなの?」と疑うものが多いが、本書はその真偽を科学的証拠で露呈し、問題の解決策まで示してくれている。

    筆者の意見と混じるものもあるが、並べられた実験内容はとても面白かった。実験内容は既知であるものも多かったが、掲載されている数が多いだけに得るものも沢山あった。

  • 「運のいい人の法則」のリチャードワイズマン博士による著作。
    世に溢れる自己啓発の真偽を科学の視点から検証している。
    本書の中で、怒りの感情は物にあたっても解消せず、ボルテージが上がるだけだという研究結果が紹介されている。
    仕事上、情緒に問題を抱えた子供を目にすることが多いのだが、彼らは一旦怒り出すと怒ること自体に怒り続けるのだが、あれはこのことだったのか、と納得できた。

  • 実際の実験を元にした事例かたくさんで生活に役立ちそう。

  • 成功を科学的なデータを基に説明してくれているので、真実みがある。

    行動計画
    ①悩みは他人に相談するのではなく、紙に書く。文章には構成があり、解決に向かわせる力がある。
    ②笑う。15~30秒、本物の笑顔を引き出すような笑いがすぐ幸せになれる。
    ③ユーモアを忘れない。
    ④小さな目標を立てる。小さな目標がそれぞれ具体的で、期間や回数がきちんと決めてあると、とりわけ効果的。
    ⑤目標について人に話す。
    ⑥成功した自分ではなく、前進する自分をイメージする。特に第三者の立場で眺めることが効果的。

    印象に残ったこと
    ・あの時ああしていれば手に入ったかもしれないことについて思い悩むのはやめて、今の状況の良い点を3つ考える。そしてもしああしていれば自分に降りかかったかもしれないマイナス点を3つ考える。
    ・悩みを他人に相談しても気持ちを晴れない。代わりに打ち明け日記を書くべき。
    ・感謝の気持ちを表す文章は、日々の幸せを手っ取り早く自分のものにできる。
    ・おいしいものは視界から遠ざける
    ・不愉快な思いをしたときは、次のことをして実行して怒りを沈めて前向きになろう。嫌な体験のプラスメについて考える。前より強い人間になれた、あるいは自分の中にそれまで気づかなかった強さがのが分かった。
    ・決めたことを後悔しない方法。
    1.上司の好み、会社のイメージ、現在のオフィスの内装を思い浮かべながら考えて決める方法。
    2.直感を信じてこれだと思うものを選ぶ方法
    3.ポスターを素早く眺めた後、5分間かなり難しい言葉遊びをやり、もう一度ポスターをざっと眺めてから1枚選んだ。
    1ヵ月後は一番のグループの満足度が高かったが、4週間後には3グループが最も満足していた。選択の前に全く違う作業で頭を使うと良い決断ができる。無意識の力に委ねる。大切なのは決めるべきことを頭に入れること。そして意識を遊ばせ無意識に出番を与えること。
    ・目先の満足に飛びつかず、大きな成果のために我慢できるか。1ヵ月で治るを信じずに、長期的に何かあっても対応できるという視点で選ぶべきだった。提携病院たくさんあるほうが、何かあったときに移動できるじゃないか!どちらでもよいなんて言葉を信じるんじゃなかった。目先の答えではなくて、長く通院すると考えて設備や駐車場で選ぶべきだった。
    ・成功した自分ではなく、前進する自分をイメージする。夢が現実になったときの自分を思い描く代わりに、目標達成に向けて一歩一歩前進する自分を思い描く方が、はるかに成功率が高い。特に効果的なのは第三者の立場で眺めること。客観的に自分を眺める人は、主観的に自分を眺める人に比べて成功する率が2割高い。
    子供の治療と考えるべきだった。子供がこの病院を選ぶならばどの病院を選ばせるかと考えればよかった。冗談だったらどれを選ぶかと考えればよかった。
    今は実現している。

  • 勝間さん推薦 不幸になる生き方より

  • おわりにだけでも読む価値ある。なるべく実践したいもの。

  • 何かしら心当たりがあるような無いような、、。
    本文からの覚書
    -マイナス思考を抑制しようとすると、人はかえってその考えにとり憑かれてしまう。
    -宝くじに当たった人は幸せでなかった
    -人間の幸福感のおよそ50%は遺伝で決まっていて変えることができない。
    -お金を自分のためより人のために使うと幸福感が高まる
    -自分は幸せだと思って行動すべし
    -「面接マニュアル」は役立たず。
    -弱点を最初にさらしてしまった方が好感度はアップ
    -あなたが思い悩むほど他人は自分のミスを気にしない。
    -不特定多数に向けてお願いしても誰も助けてくれない。
    -自分の弱みは最初に、強みは後半に話す
    -ミスを過剰に意識しない -
    -面接では学校の成績や仕事の経験よりも、好感度がものを言う。
    -自分に弱点がある場合、口に出すのを面接の最後まで引き延ばさない
    -大きなミスをしたと思っても、過剰反応しない。
    人を動かすためのヒント
    1人は不特定多数の相手より顔の見える個人に関心をもつ
    2相手にまず前向きな言葉を言わせる
    3タダより高いものはない
    4口調の良い言葉の素早い効き目
    5人は自分に似た人を好きになる
    6ユーモアを忘れずに
    イメージトレーニングは逆効果
    -「プラス思考」の実践者は、ダイエットにも恋愛成就にも失敗する割合が高かった
    -「試験でいい点を取る自分」をイメージし続けた学生は、逆にいい点が取れなかった。
    -「ダイエット商品」を食べる人はむしろ太る 間違いだらけの創造力向上のノウハウ
    -「集団思考」は創造力の欠如を招く
    -人間の行動性向は簡単な暗示で大きく変わる
    -モダンアートを見るだけで、創造力は引き出せる 婚活サイトに騙されるな
    -ハードルを高くして「いい女」を装う術は、何の効果もなかった
    これらを全て実践していたら、身動きが取れなくなりそう。

  • 非常に幅広い内容を科学的に書いてある良い本。
    メンタリストDaiGoさんが話していた内容がこの本のいたるところに書かれており、なるほどこの話だったのかと知識の復習になった。
    今までなんとなく正しいと思っていた思い込みの解消にとても役立つ。
    とても良い本なので繰り返し読みたい。

  • 子供は成果ではなく努力を褒める

    おどすほど それは禁止されるのだから楽しいことだと思って 人目を忍んでやるようになるので やってはいけないということを毅然とした態度で伝えること

    楽器をやるとやっぱり頭良くなるので聞かせるよりも楽器を習わせること

    目標を遠いところに立てるのではなく一歩ずつ前進すること

    自分のお葬式の時にどういう風に言われたいかを考えようと思った

  • 巷に溢れている自己啓発の方法を科学的に検証した本。以下、箇条書きでメモ。
    ・日頃感謝していること、またここ最近で特にうまくいったことを紙に書き出すと、幸福感が高まる。
    ・部屋に植物や花を置くと、創造性が向上する。
    ・マイナスな体験をしたときは、その体験の中のプラスの面を見い出すことで怒りが抑えられる。
    ・何かを決断するときには選ぶ前にまったく違う作業をした後に判断すると、後悔が少ない。
    ・子どもをほめるときは成果でなく努力をほめるとやる気が上がる。

  • 日々の幸せを感じるには文章を書き出す。
    感謝する文章、幸せな時間を思い出す、夢の将来、親愛なる人への手紙、うまくいったことを思い出す、これを毎日繰り返して書く。

    お金は品物より体験に使う。

    幸せだと思って行動する=笑う、背筋を伸ばす。

    フランクリン効果=苦手な相手には、小さな頼み事をして感謝する=相手の自尊心が高まる。
    自分が力を貸した相手は好きになる。
    時に失策をすると好感度は高まる。
    噂話はしない。

    財布に、赤ちゃんの笑顔の写真を入れておくと人った人の善意を誘いやすい。

    寄付をお願いするときは、1ドルでも、ではなく、1セントでも、というほうが寄付を誘いやすい。

    キャンディーを渡すとき、最初に一つ渡して、立ち去りながら、戻ってもうひとつ渡したほうが、最初からふたつ渡すより効果ががある。

    最終目標をステップにわける。それぞれのステップで期限とご褒美を用意する。最終目標を達成したときのメリットを書き出す。目標を公表する。

    食事の量は、最初普通の速さで食べて後半ゆっくりにすると量が減る。
    細長いグラスのほうが酒量が減る。高さに反応しやすい。
    美味しいものは遠ざける。チョコが手じかにあると多く食べる。
    食べるときは集中する。ながら食べをしない。
    食器を小さく。
    食事日記をつける。
    ジムにいかなかったときの後悔を想像する。
    キッチンに鏡を置いて体形を気にするようにする。
    小さな袋は逆効果。それだけで安心してしまう。

    自分が読んでほしい弔辞を書く。それを行動の指針とする。

  • ◆自己啓発本のうそ
    成功へのステップ
    ・微笑む
    ・姿勢を正す
    ・楽しげにふるまう


    ◆ストレス解消法のうそ
    ・一分でできるストレス解消法

    ・他の人のために祈る
    ・クラッシック音楽
    ・太陽の効果
    ・笑う効果

    ◆59秒でできる10のことがら
    ・感謝の気持ちを育てる
    ・財布に赤ちゃんの写真

    ・キッチンに鏡
    ・職場に鉢植え

    ・二の腕に触れる
    相手を上位と受け止める

    ・パートナーとの関係について本音を書き出す

    ・うそを見抜くときには目を閉じ相手の言葉に耳を傾ける

    ・子供をほめるとき、才能ではなく努力を褒める

    ・成功ではなく前進する自分をイメージ
    ・自分が残せるものを考える

  • 2012(底本2010)年刊。著者は英ハートフォードシャー大学教授。◆タイトルで誤解しそうだが、本書は巷に流布する自己啓発の俗説に対して、統計・フィールドワーク・認知心理学の知見などを利用し、その俗説の是非について検討する書。多く刊行される自己啓発本の胡散臭さを暴く一方、その返す刀で本書自体の胡散臭さも自認している気がしないではない。◆とはいえ、①所謂吊り橋効果、②癒しと創造力への緑化の持つ正の効果、③奉仕(文化的差異が認められる)は脳の報酬感受部分を活性化、④笑顔の対人関係・自己免疫力亢進に対する価値。
    このような巷の俗説を追認する部分もある一方、a)モーツアルト音楽の脳に対する有意義な価値の欺瞞(音楽の持つ価値は別儀)、b)成功体験のイメージングやいわゆるイメージトレーニングの無意味さ、c)子供へのほめる教育の持つ落とし穴(努力を誉めるのはOKだが、ただ褒めるだけは挑戦心を失わせる危険)等、巷に流布する大多数の自己啓発本を買い読むことを無価値・無意義にさせる書だ(バカバカしくて読めなくなる)。◆PS.詐欺被害者の心理的陥穽はⅧ章「決断力の罠」で感得可能。
    詐欺被害にあうことが対岸の火事でないことは勿論、詐欺被害者を愚かだと断罪すること自体躊躇する有効な視座を与えてくれそう。◇加え「多くの異性から良く思われようとすると、逆に異性は逃げていく」点は真のようだが、ハーレム作品の馬鹿さ加減を雄弁に語る(夢物語をそれと知って楽しむのは適宜・自由だけれど。現に私も楽しんでいる)もの。◆PS2.レビューをざっとあたったが、多様な読み方が開陳されるのは良書の証し?。

  • 結構怪しげな研究も多くてちょっと引きます。後やや他でも引用されている話が多いし、二番煎じな感じはあります。

  • 作り笑顔が幸せな感情を引き起こす、クリエイティブになりたいときはモダンアートを見たり、他のことに集中する、大勢いると誰も助けなくなる、など話は面白いのですが、元になっている実験の信ぴょう性がどうかな?ネタとしてはいろいろおもしろいです。
    悩みは人に相談しても気持ちは晴れないので、打ち明け日記を書くことで、道筋や構成が出来、ものごとに意味をもたせ、解決に向かう。
    感謝する、幸せな時間を思いだす、大切な存在を思い浮かべる、思い返す。自分が人生の中で感謝するのさことを3つ書き出す。
    キッチンに鏡をおく。
    職場に鉢植えをおく。
    お金は人のために使うと、幸福度が強まる。
    微笑む、背筋を伸ばす、楽しげに振る舞う。
    力を借りたければ、まず力を貸す。
    相手に触れる、意表をつく質問をする、人真似をする、個人手にな話をする。目を見つめると恋が生まれる。相手への気持ちを書き出す。パートナーを思い出させる品物を身近におく。
    マイナス体験のプラス面を書く、前より強い人間になった、前より自分の人生を大切に感じるようになった、とか。
    重要な決定は集団はなく個人でする。また決断前には全く他のことに集中し、無意識の宝に委ねる。
    嘘を見抜く時は目を閉じ、相手の言葉に耳を傾ける。うーん、えー、三人称が増えると怪しい。
    成功した自分ではなく、前進する自分を、イメージする。

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