- 文藝春秋 (2001年11月9日発売)
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感想 : 176件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167652036
みんなの感想まとめ
家族の絆をテーマにした本作は、主人公が大家族に嫁ぎ、その中での不気味な人間関係や隠された秘密に気づいていく過程を描いています。初めは温かい絆を感じていた主人公ですが、次第にその裏に潜む異様な状況に疑念...
感想・レビュー・書評
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親子4世代が住む大家族に嫁いだ主人公が、その家族の在り方に疑心暗鬼にかかりながらも、家族総出での飴と鞭の手法で徐々に洗脳されていくミステリー。
作中の家族の在り方は、もはや常軌を逸し過ぎているが、作品から受け取ったものは、生理的な気持ち悪さと、解説にあった【家族とは宗教】に尽きる。
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サイコミステリー、ホラーとあるが、それほどでは無かったのである意味安心しました。
ただ、このような家族も昔はいたんだなあと歴史書を思い出しました。
主人公の心の変化が丹念に丁寧に描かれておりました。
親子四代、総勢9人という現代では珍しい大家族に嫁いだ法子。まだ他人の法子にとって、初めて知る大家族とは、暖かくお互いが理解し助け合う最高の絆であった。だが、ふとしたきっかけから、法子は家族の表面的な優しさの奥に潜む奇妙な人間関係、謎の多い行動に気付き、ひとり調査を始めた――。“本当の家族になりたい”と切に願う法子によって、次々と解き明かされてゆく真実の家族の姿とは……!?家の呪縛、血の絆まで描ききる本格サイコ・ミステリー。 -
嫁にきて大家族で生活することになった法子は、明るく仲の良い家族には自分の知らない秘密があるのではと疑いはじめる。
疑心暗鬼からの題名だったのね。
なんだか設定に無茶も感じたけど、追いつめられる法子の様子が切羽詰まっていてハラハラした。
こんな家族やだなあ。 -
ドラマを見てるような感覚で、あっという間に読み終わりました。宗教に狂った家族のような、世間と違う価値観で生活してる人ってこんな感じなのかなと思いました。終わり方が違えば星5でした。
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「ウツボカズラ…」と真逆なシチュエーション。
家族ってかなり閉鎖的なもので、その中で何が起きてるなんて本当分からないものだ。
日本での殺人事件の大半は家族内で起きてるっていうし。拗れたら拗れ切れてしまうのだろう。
だから
志藤家は呪われた家族というよりは、大ばばちゃん率いるカルト集団て感じ。
振り返れば公恵の言葉…結構ヒントくれてたんだな。 -
大家族小説っていうと、どっちかというとコメディタッチな人情もの、もしくは財閥系の重厚ミステリーをイメージしますが、これはホラー。間違いなくホラー。
歪み過ぎて、こぇぇぇ(´;Д;`)
殺人だけならまだしもなぁ、家族間の近親相姦部分が気持ち悪くも恐ろしい。
ハッピー要素は何もなく、最後もバッドエンド。
まさか、怪しんでくれた友人まで取り込まれてしまうとは、、。恐ろしき強固に歪んだ身内の正義感よ。
夏に読むとオススメのひんやりするホラーではないです。ドロッとモヤッとするので、いっそ春に暖かい紅茶とスイーツでも頂きながら中和して読む方が良いかもしれない。
ただ、読み応えは抜群です!引き込まれます。
どうなっちゃうんだろう、主人公は目が覚めるかしら?どこかで世間に明るみになるかしら?みたいに期待と不安がない混ぜになりながら進むので、結構一気読みです。
内容は暗いですが、集中して読める小説です。
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家族そのものがカルト宗教という怖さの一冊。ちょっとありえない感じに入り込めなかった。
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イヤミス的なのは好きなジャンル
結構、乃南アサの本がブックオフでも沢山並んでるので気にはなってた作家の一人
この度初読
家族ってまさに『極小集落』で『極小宗教』よな…
そこを題材に闇商売とヤク中の蜘蛛の糸にからめとるのと家族姦通…
てんこ盛りし過ぎてどこもかしこも中途半端感否めない
ここまで禁忌に触れるならもっとドカンと潔くやれば良いのに
なんか物足りなさしか残らない本だった -
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怖い。こわい怖い〜って思いながら読んだ。昔は読み終わりがスッキリしないものは好きではなかったけど、怖さや気持ち悪さを楽しめるようになった。面白かった。
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面白かった。何かある、何か出てくる、というぞくぞく感。そんな面白さ。大家族に嫁いできた主人公の法子。嫁いだ先の家族はみんな優しい。が少しずつ家族の異様さがわかってくる。何かを隠している家族。それを問い詰めてはいけないと本能が危険を察知しているのにどんどん取り込まれていく。ラストでは家族のグロテスクな場面も出てきて気分が悪くなった。マインドコントロールされてしまったということか。新興宗教とだぶりますね。
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大なり小なり、その家族にしかわからない常識ってあるなぁ。新しく、その一員となる嫁さんには洗脳に近い状態でようやく受け入れられるかもしれない。これは自分の経験からも。
中村うさぎさんの解説も良かった。救いのないモヤモヤとした読後感を言葉にして表現してくれた。
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ぞわぞわと不気味な恐怖が走る。洗脳ってこんな風にされていくのか…という初めての体験。
元々この家で生まれた人はどのようにして育ったのだろう…そこも読んでみたくなった。 -
暖かい家族ばかりの裕福な家に嫁ぎ、誰もが羨む生活と思いきやどうも裏がありそうで。タイトルの暗鬼は疑心暗鬼の暗鬼か。その様子はまさに「ミッドサマー」抗わずに身を任せるのもまた一興。
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中村うさぎさんの解説で、「家族とは宗教」という言葉があってとてもぴったりだった。
カルトや宗教団体はこうやって出来上がるんだとも思った。
家族ってそんなに良いものなのかな?絶対的な絆って何?と思っている人におすすめ。 -
人間の恐ろしさが如実に描かれており、後味の引く気味悪さがクセになります。
重苦しい世界観ではありますがテンポが良く、また文章の作り方も巧いのでかなり読みやすいです。
人を選ぶ作品だとは思います。 -
怖すぎるけど。先気になって一気読み
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