チカラビトの国 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2010年7月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167652074

みんなの感想まとめ

力士を陰で支える人々のエピソードが満載で、相撲の魅力を新たな視点から楽しめる作品です。著者の独自の視点が光り、初心者から相撲通まで幅広い読者が興味を持てる内容となっています。相撲界の裏側や関係者の苦労...

感想・レビュー・書評

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    著者、乃南アサさん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。

    乃南 アサ(のなみ アサ、1960年8月19日 -)は、日本の作家。
    好角家として知られており、稀勢の里に「キセノン」という愛称を付けた人物でもある。

    著者は、私と同学年になります。
    同時代を生きてきているので、当然ながら、共感する部分がそれなりにありますね。

    今回、手にした、『チカラビトの国』。
    その内容は、次のとおり。(コピペです)

    行司、呼出し、床山、女将、等々。力士を陰で支える人々だけが知っている、面白エピソードが満載。初心者から相撲通まで楽しめます。

    要するに、好角家の著者が、大相撲について書いた作品です。
    で、書かれた時期が、1999~2000年。
    毎日新聞日曜版に連載されていたようです。

    当時の日本相撲協会の理事長は、時津風勝男さん。
    懐かしいですねえ。
    時津風勝男さん、ちょっと調べてみると、現在、84歳になられているようです。


    此方の本は、拾い読みにて読了としました。


    ●2023年2月12日、追記。

    ウィキペディアによると、元・時津風勝男さん、次のように書かれています。


    ---引用開始

    豊山 勝男(ゆたかやま かつお、1937年8月18日 - )は、新潟県新発田市出身で時津風部屋所属の元大相撲力士。本名は、内田勝男(うちだ かつお)。最高位は東大関。現役時代の体格は189cm、137kg。得意手は突っ張り、右四つ、吊り、寄り、上手投げ。元日本相撲協会理事長(第8代)。

    ---引用終了

  • 読むタイミングとしてはばっちり。(^^;
    しかし、スポーツの面と関係者の面から相撲を取り上げるのはいいとして、文化面とか伝統芸能とかそういった面からの突っ込みも欲しかったかな。
    決まり手のイラストもせっかくだから全部入れれば良かったのに。

  • この小さな本にいろんなお相撲さん事情が書かれていて楽しかった。廻しって洗わないのね・・・とか床山さんとか関係者は狭き門の就職口だったのかとか。そして、私も違和感なく「お相撲さん」と書いてます。

  • 相撲界のエッセイである。 
    最近色々な事で批判されている相撲界であるが
    残さなくてはいけない日本の文化である。
    相撲界に関係する人々の事が書かれており面白かった。

    下に少し載せておきます。どうしてもビジネス目線に
    なってます。

    《本文より》
    見ているうちに「もう駄目だ」と思ったところからが、それこそ辛抱のしどころなのだということがわかってきた。
    辛抱して限界に挑戦するからこそ、力が備わっていく。「もう駄目だ」というところで終わっては、その人の能力は十分に引き伸ばしていかれないのに違いない。

    「女将さんを一つの仕事と考えて、自分に一つ宿題を出したんです。まず、嫌いな人と仲良くなろうって」中でも苦手な相手に、特に積極的に手紙を書き送ったり電話をいれたりして、相手からうるさがられるのではないかと思うほどまめに接した。
    「こちらが嫌だと思う相手は、大抵、向こうも嫌だと思ってるもの。でも、そんな人からでも手紙や電話を受け取れば、そう悪い気はしないはずだし、こちらから避けるような真似はやめようと思って」そして3年が過ぎたとき、そのひとははじめて「いつもありがとう」と言ったのだそうだ。女将さんの勝ち、である。

    「ほめて伸ばすようにしています。怒ったところで、ものごとはうまく運ばないから」米の炊き方一つ、ちゃんこの味付け一つでも、まづは必ずほめてやる。その上で「こうすると、もっといいんじゃないかな」という言い方をするそうだ。

    「本当に我が子の将来を思うなら、親ははっきりと背中を押してやるか、断るかすべきではなかろうか。それなのに、「本人次第」という口あたりのいい言い方で、責任逃れをしているように思う。

  • 床山さんの話、なんで弓取り式をやるの?力士の服ってどうしてるの?

    そんな相撲好きならだれでも浮かびそうな疑問が少し解決する本です。

    最初のうちは知りたかったうんちくがいっぱいで面白いのだけど、最後の方はネタ切れがもろに分かる感じで作者の推察と感想がメインの薄っぺらな内容、と言っても良い様な感じになってしまうのが残念。

  • 解説にあった通り相撲に教則本 おもしろかった

  • お相撲さんたちだけではなく、相撲界を支える人たちについても書かれていて興味深いです。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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