- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167656607
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
20年近く前なので多少古臭く感じるが、専門知識がなくてもスラスラ読めて面白かったかな。
映画化もされているらしいが、落合役がちょっと違うなと。 -
アメリカ空軍のステルス爆撃機が北アルプスへ墜落。
その搭載物は国家を揺るがす曰く付き。
日本、アメリカ、中国、朝鮮を巻き込んだ国際謀略サスペンス。
圧倒的なスケール感と、場面展開が素晴らしい。
政治謀略に思いをどうこうよりも、登場する戦場カメラマン、ジャーナリストの苦悩が記憶に残る。
生死を扱う職業がある。
また、死の真実を伝える仕事がある。
様々な戦地でその真実を写し、世に作品を残し、世界に伝える。
しかし、その実、カメラを置けば助けられた命もあったのではないか。死に瀕する人間を救えたのではないか。死にゆく様を撮らずに、助けられたのでは。
自分が殺したようなものなのでは。
ある時から、世に作品を残すことができなくなる。
物語の展開も素晴らしいが、人物描写が巧みだ。
典型的なアメリカ映画を観てるような錯覚を覚えたが、最後はなんとも日本的。
-
冬の山を舞台に繰り広げられる戦闘。相手が何者か分からないまま、何かが隠されていると解明に向かう写真家と記者の2人組。
スピーディーな展開でどんどん読み進める事ができた。 -
内容(「BOOK」データベースより)
米空軍のステルス爆撃機が北アルプスに墜落!その搭載物をめぐって男たちの死闘が始まった。報道カメラマン西崎勇次もその渦中に…。かたや週刊誌記者の松永慶子は、横田基地に侵入・逃走した北朝鮮の工作員に接触する。吹雪の北アルプスと東京。二つの場所で、男と女は絆を取り戻せるのか。渾身の国際謀略サスペンス。 -
1つの事件に対して、2つのストーリーが展開されていて、それが同時進行しているという、話の進め方が面白かった!
内容自体も非現実的ではあるが、頭の中でイメージがしやすかったので、読んでいてワクワクした。 -
登場人物も少なく、場面も限られてるのに、ものすごく広がりと言うか奥行きのある話だった。
最後、あれは仕方ないか。あそこで全方向ハッピーエンドでは、ハリウッド映画になっちゃうし… -
ブックオフでたまたま目の前にいたひとが高嶋哲夫の本を手にしていた 全く知らない作家だったけど何故だか惹かれて買ってみた 良かった
-
いや、政治スリラーとかそんな感じになるのかと思いきや、ほとんど雪山冒険小説でしたよ。(^^
日本の冒険小説って「雪山」ものに傑作が多いような気がしますね。
町中での取材パートもなかなか良くできています。
ちょっと、ひとり、スーパーマン的に働きすぎる人がいますがね。(^^;
最後の最後に意外な展開が待っているので、できれば劇場映画版を観ずに読んだ方がよいかも。
ちょっと人間関係が違っていたりして、受ける印象が違うんですよね。
たぶん、原作の設定の方がより印象に残るのではないかと思います。
いや、劇場版も割と良かったんですけど。(^^; -
米空軍のステルス爆撃機が北アルプスに墜落!その搭載物をめぐって男たちの死闘が始まった。報道カメラマン西崎勇次もその渦中に…。かたや週刊誌記者の松永慶子は、横田基地に侵入・逃走した北朝鮮の工作員に接触する。吹雪の北アルプスと東京。二つの場所で、男と女は絆を取り戻せるのか。
著者プロフィール
高嶋哲夫の作品





