本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784167661175
感想・レビュー・書評
-
夫のジェラルドの性的嗜好であるプレイに、ゲームだと言って付き合わされ、山の中の別荘でベッドに手錠で繋がれたジェシーの目の前で、ジェラルドは心臓麻痺で死ぬ。誰も助けに来ない状況下でジェシーの恐怖は最高潮に…。これだけの話である。ベッドから見える状況と脳内の想像、記憶。それだけのネタでここまで書いてしまうのは凄い。面白いとは言わないが最後まで読ませちゃうあたりはさすがキング。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは何故か覚えている。詳細までは覚えていないが、別荘での夫婦の特殊な営みの途中、旦那が急死し、一人残された妻。誰もこない山奥でベッドに縛り付けられて一人で格闘するなか様々な恐怖が訪れる。孤独と絶望か、それとも希望を待つか。一難去ってまた一難といった作品。
-
長い。ことは、まぁ、先刻承知なんだけれども、にしてもレーナードのFREEBIRD並に終わらない。妄想の自家中毒。それがキングの持ち味であることは分ちゃあいるのたが、それにしてもくどい。
-
登場人物が少なく、場面転換がないのでどうしても内面的な話になってしまう。
そのため、心理描写の多い前半はかなり読みづらかった。
最後のほうは面白く読めたが、はたして読み終わってみると、とってつけた感が漂った。
父親の話は必要?
最後の場面は必要? -
高校時代に読んだ本を久しぶりに読み直したら改めて良かったです。
静かな森の湖畔のコテージにて、旦那のジェラルドがちょっとした試み(ゲーム)でジェシーの両腕をベットポストに二つの手錠で繋いで、そのまんま心臓発作を起こして死んでしまいました。ベットのそばでは旦那が死んでいます。ジェシーは両腕バンザイ状態でベットから動くことができません。旦那の匂いを嗅ぎつけて登場する野犬!暗闇の中の不気味な来訪者!乾く喉!痛む体!!…さて、どうしましょう。
主人公はジェラルドではなくジェシーです。一言で表せば「両腕をベットに拘束されたまま一人で山中に放置されたら」というだけの話なのですが、恐怖の中に、男女差、家族のあり方、生きるとは、といった色んなテーマを内包しています。とにかく怖くてガンガン読み進められる、さすがキング。
『ドロレス・クレイボーン』という小説と表裏一体になっています。 -
スティーブンキングではじめてページが重かった。やむなく途中で飛ばし読み大筋だけなら短編。こんな長くするのは1文字いくらといわれるあちらさんの原稿料のせい?いやいや短編こそこの先生素晴らしいから意図あっての事でしょう。とにかく退屈。得るもの無し。
-
特異な状況下。拘束された状態で独りぼっちになってしまった女が、そこから脱出を試みる話。不安な気持ちと緊張感を持って読み進めることになる作品です。
-
-
ミザリーと同様、状況が限定されていることで恐怖感が倍増している。感覚の描写や心理的葛藤の様子がしつこいほど細かくなされており、読んでるだけで体の節々が痛くなりそう。
-
お遊びするなら、相手の機嫌とらなきゃ駄目ですね。けど、蹴りたい気持ちはわかるな 笑
-
季節外れの別荘で、妻を手錠で拘束してHなことをしようとしてた夫が急死。ベッドに手錠で縛られたままの妻は、どんどん妄想にはいりこんでいく…。
怖いです。もう、じわじわっと怖い。
妄想は、彼女の幼かった頃にあった日食の日の思い出に繋がっていくのだけど、それも救いようがない感じで…。映画「黙秘」(原作、ドロレス・クレイボーン)と交錯する部分があるのだけど、それが余計に映画で見た日食の不気味さや、暗さへと、繋がっていて、怖さを増していた。
キングにしたら、カタルシスのある終わり方だったな。
でもって、やっぱりキングは面白いや。 -
陰湿です。さすがキング!!
夫婦でやってきた別荘、突然の心臓発作で夫は死に、残されたのはベッドに手錠で繋がれ身動きが取れなくなっている妻だけ…。
というシチュエーションで、妻が脱出できる過程を“そこまでやるか”というくらい詳細に書き綴られてます。
2日間、中途半端に両腕を吊られたままで拘束されるって想像できますか?
妻の極限状態がもう、正直うへぇ…ってなるくらい細かに細かに描写されるんですけどね。
それでも読み続けてしまうのは、妻が脱出した時の開放感を味わいたいから、でした、私の場合。
したら、それが…!
随分意外な形でもたらされ、そして最後にはびっくりするような捻った結末が!
非常に面白かったです。
そして満足♪ -
キングの小説の中でもブッちぎりにハードな設定に今まで読むのを躊躇していた中編(絶対的な文量だけでいえば立派な長編だが、ふだんのキングの「長編」がどれほど長いかという相対的な意味では中編)。
いつもキングが恐怖小説の形を通じてアドベンチャーやスリル、あともちろん愛を描くのに対して、ここで描かれるのは主としてサスペンス。そこが他作との一番の違いかも。
これはいわば煉獄の物語だ。主人公ジェシーは3つの苦難に囚われることになる。そのどれもが悲惨で絶望的だが、よりいっそう悲惨で絶望的なたたかいの末に彼女は煉獄を抜け出す。さらに悲惨で絶望的なのは、読んでいる最中には彼女が助かること(それはあらすじを読めばわかることだ)がとうてい信じられないことだ。それほどジェシーが捕らえられた煉獄は恐ろしい。
キングが自身が単なる悪趣味野郎ではなく悪趣味野郎兼一級のストーリーテラーだということを証明するように、読者に向けてこの3つの煉獄のそれぞれの脱出をちらつかせ、あざとく思わせぶりな様子を見せて、嫌だいやだと思いつつも先を読まずにおれなくする。結果、キングの中でもノンストップで読ませる快作に仕上がっていると思う。
ずっと昔に読んだ姉妹編『ドロレス・クレイボーン』もまた読みたくなった。 -
軟禁からの脱出。
キングらしい感じ。
痛い描写を数p飛ばしてしまう。
実験小説なのか、これとリンクしてるのが[ドロレス・クレイボーン]
意図をつかめない自分。
-
2007/5/1読了
-
緊縛プレイの途中で、ダンナが死んじゃって身動きの取れなくなった女の人の話。ほとんど主人公の心理描写に終始しており、正直あまり面白くはない。上記のとおり極限状態における心理描写が主軸で、いわゆる超自然的なものはほとんどなし。『ドロレス・クレイボーン』と表裏一体の関係?
-
この作品の面白みが理解できないまま読み終えたと言った感じ。
キング特有の小気味良さが感じられなかった。
著者プロフィール
スティーヴン・キングの作品
本棚登録 :
感想 :
