ボーン・コレクター 下 (文春文庫)

制作 : Jeffery Deaver  池田 真紀子 
  • 文藝春秋
3.96
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本棚登録 : 1221
レビュー : 137
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167661359

作品紹介・あらすじ

連続殺人鬼ボーン・コレクターは被害者の周辺に、次の犯行現場と殺害手口を暗示する手掛かりを残しながら次々と凶悪な殺人を重ねてゆく。現場鑑識にあたるアメリア・サックス巡査は、ライムの目・耳・手・足となり犯人を追う。次に狙われるのは誰か?そして何のために…。ジェットコースター・サスペンスの王道を往く傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 上巻はなかなか波に乗れずダラダラと読んでしまったのだけれど、下巻に入り一気にスピードアップ。
    犯人がわかった時は思わず『え!』と声を出してしまった。
    ライムとサックスの恋とも友情とも言えない関係性がなんとも言えず良い。
    介護士のトムも口うるさいお母さんみたいで好感が持てる。
    ライムの状況が少しでも良くなることを祈って次に進みたいと思います。

  • 息もつかせぬ怒涛の展開。鑑識の分析ワールドに嘆息。登場人物皆悩みを抱えていて、どれもぐっとくる。犯人のですら。

  • 面白かった〜!
    下巻になって、ようやく翻訳な感じにも慣れ、一気に読みました。
    何より、終わり方がいい。
    まだまだシリーズは続くよ的な…

    次も絶対に読まなきゃって思わせるじゃない!

  • 久しぶりにベタベタなミステリーを読もうと思いたって手に取った「ボーン・コレクター」。
    デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーのダブル主演で、1999年に映画化もされた超名作らしいです、僕は映画みたことないけど。
    設定がいいですよね、捜査中の事故から四肢麻痺障碍者となった頭脳明晰犯罪科学者と絶世の美女である所轄の警察官のコンビが捜査に挑むって、そら映画化もされるってもんですよ。
    事件の展開、登場人物それぞれのキャラクター(みんな濃い)、そして意外な犯人、どれも面白く読めたんですが、
    やっぱり携帯電話が無かった時代に書かれたミステリー小説って、いまの時代に読むと違和感を感じるときがあるんですよね。
    「いや、いまそこで電話したらええやん。あ、携帯無いんか!」みたいな場面があったり。
    それはそれで面白いんですけどね。

  • 文化の違いなのか訳者のせいなのか知らないが単語としては日本語なんだけど文章としてはとても日本語とは呼べない表現が少なくない。

    肝心の内容はというと、猟奇殺人物として期待を込めて読んだが登場人物のキャラ設定や心理変化などのきめ細かさが足りない。
    アメリア・サックスは自らの身の危険を顧みずに一般人を救おうとするが、生い立ちにそういった性格となるようなエピソードの記述もない。「親子代々での警察」という設定だけでは納得ができない。しかもクールビューティーな設定だとばかり思ってたらいつの間にか熱血女になってるし・・・。

    それにFBIのデルレイとその情報屋のやり取りのシーンなど特にあってもなくても構わないシーンが間に入ってくるのも違和感を感じる。
    ※日本の良質なサスペンスは何らかのシーンや会話の内容は後になって必ず意味を持つんだがね・・・

  • 可もなく不可もなくまぁ楽しめる娯楽作。
    学生の頃よく読んだジェフリー・アーチャーの読後感を思い出さなくもない。
    気楽に楽しむには良いかもしれないが、この作品については少々エンディングに物足りなさを感じる。
    ただ題材自体があまり好きではない、この点は当方にとっては割引材料。
    ところで最早サイコ的犯罪を題材にしないとこういうエンターテイメントって成立しないんだろうか、そんな感じがしてならない、そういう時代なのかな?

  • アメリア・サックスいいね。

  • 下巻終わりました
    下巻の後半一気にいろんなことが
    起こったなぁという印象
    楽しめました
    読みさすさもそれなりでした
    よかったです

  • 読後の感想は爽快感のひと言。これに尽きた。科学捜査というジャンル、ひねくれた天才犯罪学者、古めかしい殺人課の刑事と青臭いルーキー、さらにはすかした美人すぎるパートナーが登場してきた序盤は「やられた(悪い意味で!)」と思いながら、何度か「…読むのやめようかな」直前までいき、みごとなまでに裏切らました(良い意味で!)
    上巻に比べて下巻はさらにシフトチェンジし、さらにギアがあがり、疾走感が心地好い(もちろん手に汗にぎります!)
    まさに『走ってさえいれば振りきれた』状態です。
    (自分的に)幸いにもリンカーンライムシリーズとして続編が書かれているので、また暫く徹夜が続く予定です◎

    (次はコフィン・ダンサー買って来なきゃだ!)

  • *上下巻同じ感想を掲載。

    たまたま書店でふと見ていて衝動買い。
    有名作家さんだからいつか、とは思っていたけれど、この時が“いつか”だったとは。

    *****

    かつてニューヨーク市警にて科学捜査部長として活躍していたリンカーン・ライム。
    捜査中の事故により左手の薬指を除き、首から下の四肢麻痺の身体になってしまった彼は安楽死への想いを募らせていく日々を送っていた。
    ようやく願いが叶うかという頃、昔の同僚がライムに事件を指揮してほしいと急にやってきた。
    追いかけるは猟奇的殺人者。
    警察を挑発するかのように事件を仕掛け、するりと逃げてゆく。
    ライムは犯人を止めることができるのか。

    *****

    ボーン・コレクター、とあるように骨の描写が度々あり、読みながら眉間に皺が寄りまくり…痛い、怖い。
    ネズミや犬(野犬だけれど)も怖くなる…。

    人の命を何とも思わず、着々と冷静に凶行に及ぶ犯人。
    その淡々とした行為と被害者の心情の差がとても恐ろしかった。

    四肢麻痺の名探偵は死にたいと渇望している。
    その行方も非常に気になっていた。
    安楽死を望むライムにとっては叶えてあげることが最善なのかとは思うのだけれど…。

    彼の周りの人々はとても魅力的。
    特に介護士のトムがお気に入り。
    雇い主のライム相手にびしばしと言葉をぶつけるトム、そこがライムが彼を雇い続ける理由でもあり、2人の信頼関係がいい。

    最初は険悪な雰囲気だったサックスとの仲も気になるところ。
    鑑識のいろはなんて全く分からないのにライムにふとしたことで目をかけられ、彼の目となり足となり…現場に駆り出されるサックス。
    死体を見るだけでも恐怖していた彼女が物語の後半には驚くたくましさで現場を照らしてゆくのが良かった。
    それも彼女の中にある被害者を救いたい、という気持ちが強かったことが大きいんだろうな。
    ライムは動機より証拠、被害者のことも差し置いて証拠、となりかねないところもあるけれど、サックスは救助第一!な印象で一本筋が通っているところがカッコいい。

    他の仲間たちも個性的で、またみんなで捜査しているところが見たい、というわけでシリーズ通して読むぞ。

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