ザ・スタンド 1 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2004年4月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784167661625

感想・レビュー・書評

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  • 序章、登場人物紹介的な巻
    まだまだこの先どうなるかは不明

  • 感染率・致死率ともに異様な高さを見せる新型インフルエンザウィルスが蔓延するアメリカ。生物兵器として開発されたそれが漏れ出したのだという不穏な噂。恐怖の中で必死に生きようとする人たちを襲う、ウィルスの出所を巡って繰り広げられる情報統制の嵐。これに比べれば新型コロナウィルスなんてまだまだ可愛いものだよなあ、と慰めには……ならないでしょうか。
    ウィルスの恐怖、というのはもちろんだけれど。情報統制の方が怖いなあ。これは日本に住んでいると思いもよらないことだろうけれど(少なくとも、ここまで弾圧されるということはあり得ない)。銃社会アメリカの恐怖、ということを感じます。
    全5巻のうちのまだ1巻だというのに、異様なまでのテンションの高さが恐ろしい作品です。端緒はほんのわずかなのにあっという間にこの事態。まさしくパンデミックの恐怖。しかしそんな中でもなぜか災禍を逃れることができた一部の人たち。彼らがこれからどのような物語を紡いでいくのか、楽しみです。

  • 個人的にキングのベスト3に入る作品です。1巻から絶望感がすごく、予想できない展開に手に汗握ります。キングの小説はとにかく長くて進まないですが、それは状況描写と心理描写が凄まじいからで、まるで映画をみているように脳内に映像が浮かびます。

  • 感染の話だった。
    でも、こっちのウイルスの方が怖い。

    なぜ、こういう時にアメリカって暴徒化したり、略奪したりするんだろう…
    とりあえず、Ⅱを読み進めます。

  •  ついに!
     ついにして読んだ「ザ・スタンド」( ´ ▽ ` )ノ
     初期の初期から書名だけは日本でも広く知られていたけどなかなか翻訳されず、ひところは「スティーブン・キングの集大成」としてなかば神聖化されていた、あの「ザ・スタンド」を( ´ ▽ ` )ノ







    (以下、長々とキングにまつわる個人的おもいで)

    「キャリー」「呪われた町」「シャイニング」と最初の三作は早くから翻訳され、特に「キャリー」は筒井康隆らに大絶賛されたものの、なぜか日本ではなかなか売れずすぐ絶版(>_<)
     文庫化もされず入手超困難(>_<)。
     SF雑誌「スターログ」の「売ります買います」欄でいがらしみきお(当時すでに売れっ子だった)が一般人に混じって「キャリーを譲ってください」とお願いしていたくらい(>_<)
     その頃からもう、「ザ・スタンド」はスゴイぞ、という声は上がっていた( ´ ▽ ` )ノ
     本邦でもやっとキング人気が出てきたのは「ファイアスターター」が文庫オリジナルで出版されたころから、かな?( ´ ▽ ` )ノ
     我がキング長編初体験もそれだった( ´ ▽ ` )ノ
     メチャクチャ面白かったなあ( ´ ▽ ` )ノ
     筒井御大が指摘したように、「ホラーでエンタメ」という概念じたいがそれまでなかったんだ( ´ ▽ ` )ノ
     以後、名作「クリスティーン」(「ティーン」か「ティン」か問題。なつかしい)、「クージョ」(「クージョ」か「クジョー」か問題。なつかしい)、「デッドゾーン」等々、おもに新潮文庫で続々作品が紹介されていき、かの「スタンド・バイ・ミー」でホラー・SFファン以外にもキングの名がしっかり認知されるに至った( ´ ▽ ` )ノ
     と同時に、次から次へと制作されたキング映画化作品は(いくつかの例外を除いて)ことごとくクズ、という常識も完全に定着した(>_<)
    (「炎の少女チャーリー」「バトルランナー」「バーチャル・ウォーズ」「地獄のデビルトラック」……)
     この悪夢は「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」あたりまでずーーーっと続いていたなあ(>_<)
     いまじゃ嘘みたいな話だね( ´ ▽ ` )ノ
     ただ、「キングが発掘しておすすめしたB級ホラー映画はことごとくクズ」というもう一つの定説はいまでも崩れていない、かな?( ´ ▽ ` )ノ
     でまあ、日本でもキングは売れるってことになって怒涛の翻訳ラッシュに突入したわけだけど、いつの間にか映画化と前後して分厚く高価なハードカバーでドン!という刊行パターンが定例化してしまい、全作追っかけていくのもしんどくなっていった……(´ε`;)ウーン…
     かつ、数が増すにつれ駄作率も上がり、キング作品=すべて傑作という伝説もだんだん怪しくなって(「トミーノッカーズ」……)、「ザ・スタンド」と並んで伝説化していた「IT」のオチがアレだったもんで、キングを読む我がモチベーションも「文庫化されてからでいいや」→「古本でいいや」→「また今度でいいや」と低下していった……(´ε`;)ウーン…
     で、「ザ・スタンド」を読むのすら、二十世紀を超え元号も令和になった今、という体たらくに……(´ε`;)ウーン…

     まあ、内容(アウトブレイク)じたいはドラマ版を見て、ずっと前から知ってたんだけどね( ´ ▽ ` )ノ
     できるだけ映像化作品は原作を先に読む方針なんだけど、とにかく翻訳が遅かったんで本作は例外にしちゃった(>_<)
     いつだったっけ、これもそうとう昔の話だな( ´ ▽ ` )ノ
     当時、なぜだかNHK地上波で年に一度(?)キング原作のミニシリーズを深夜放送するのが定例化していたものだった( ´ ▽ ` )ノ
    「シャイニング」「悪魔の嵐」「ランゴリアーズ」「IT(もかな?)」そして「ザ・スタンド」( ´ ▽ ` )ノ
     主演はたしかロブ・ロウ?( ´ ▽ ` )ノ
     ひところはキングドラマ=ロブ・ロウっていうのが恒例だった( ´ ▽ ` )ノ
     デビッド・リンチといえばカイル・マクラクラン、みたいに( ´ ▽ ` )ノ
     
     ……こうしていろいろ思い出してみると、あの頃(せいぜい十年くらいか)のキング渇望感がただただなつかしい……(;_;)
     ああいう飢餓感(本屋さんでタダで貰えた「今月の新刊ニュース」を熟読して一喜一憂)は、もう耐えて久しくご無沙汰だな……(;_;)



     五年待っても2~5巻は入手できなかったんで、やむなくこうして1巻だけ先行読みしちゃったけど、続きを読めるのはいつのことになるやら……(´ε`;)ウーン…
     正価で新刊・電子版買う気力もわかないし……(´ε`;)ウーン…
     作品そのものはこれぞキング、あの初期(それこそ「死のロングウォーク」あたりを彷彿)っぽい匂いプンプンで好感をもったんだけど、ね……(´ε`;)ウーン…
     ほかにも読むものいっぱいあるしなあ……(´ε`;)ウーン…

    2019/08/25

  • ダークな世界と僕には圧倒的なページ数。

    それでも面白いから困るよね。

  • 秋の夜に食べるチョコレートのような深い味わいのある作品です。
    ああ、これ以上食べたらまた太っちゃう、でももうひとかけだけ・・・。
    この本を読んでいるときの私がまさにその状態。
    ああ、これ以上読んだら明日仕事中にまた眠くなっちゃう、でももう1ページだけ・・・。
    とにかくページを読み進めるうちに、次の展開が知りたくて知りたくて、通勤中、帰宅中、ご飯を食べた後、眠る前・・・と日々が「ザ・スタンド」一色になりました。私の読むペースが遅いせいもあるのかもしれないのですが、ボリュームもたっぷりで1週間この第1巻に費やしました。

    映画のジャンルでいうならパニックものでしょうか。
    1年前のSARSを彷彿させたりもします。
    あの病気が制圧されずに広がっていったらまさにこんな感じになるのかなぁ、と不謹慎なことを考えてみたりもして。
    登場人物が沢山出てきます。それぞれの歩んできた人生が細かに描かれていて、自分と似たようなタイプの人間を見つけることができるかもしれません。

  • 再読。
    パンデミックからのディストピアの序章
    それぞれの主人公がどう動いていくのか

  • ホラーの巨匠、スティーブン・キングが執筆した超長編パンデミック小説。
    文庫本にして全5巻あるので、序盤である第1巻は登場人物の過去を描くパートが多い。しかし、端々に描かれたウイルス感染の魔の手が迫る描写は圧巻。
    コロナ禍である現在だからこそ読むべき一冊。

  • 第1巻、まだまだ長い話の序章です。
    でもこの必要なさそうな描写が最終章のそれぞれの思いに見事に繋がってきます。お楽しみに。

  • S・キング「ザ・スタンド I」去年6月読書開始から7ヶ月半、やっと一巻目読み終えた…巻の後半はウイルスが街から都市そして国全体に瞬く間拡大する脅威の中、なすすべのない個人達の苦悩と共に、事実の隠蔽を図る狂気と騒乱が描かれて怖い展開になってきた

  • 2020/6/28読了

  • 高くて買えなかったよ。単行本。

  • 1ページ目からぐいぐいひきこまれる。病気に感染して次々に人が死んでいく。

  • 過去2回、1~5巻の全てを読了。

    警報と共にその施設では隔壁が閉じられ完全封鎖された。
    その施設は軍の細菌兵器研究所、本来は阻止出来る筈だった。
    しかし何故か1人の兵士が妻と子供を連れて脱走に成功してしまった。
    その体に巣食う致死性ウィルスと共に・・・。

    キャプテン・トリップス、またはスーパー・フルー。
    咳をする描写だけで、あぁ・・・もうだめかと思うこの絶望感。
    アメリカが急速に死に絶えて国すらもなくなっていく。
    5巻中の1巻を全て使って感染率99%のウィルスが拡大していきます。
    そして現れる生き残り達と殆どが死に絶えた世界。
    そこを暗躍する闇の男、ランドル・フラッグ。
    滅び去ったそんな世界で人々は出会い、集い、袂を分かつ。
    展開が変わるので滅びの物語ではないのを念頭に置くといいです。
    国も法もなくなった時、善と悪どちらに引き寄せられのか。
    後はじっくりと時間をかけて終わった世界に入り込んでみてください。

  • 日本での翻訳が遅れたせいだろうかあまり知名度が高くないが、シャイニングの次に書かれた長編4作目にして、キングの代表作と言い切っていい作品だと思う。
    元々、アメリカを舞台にした ロード・オブ・リングのようなファンタジーとして書きたかったようだけど、最終的にはパンデミックをきっかけとした黙示録的な物語になっている。パンデミックで世界が滅亡に向かう前半と異様な世界の再生が始まる後半でガラリと雰囲気が変わるので前半でへこたれずに是非後半まで読み進んで欲しい。
    とにかく長いので以前単行本上下二冊で出版された時は、重さに敗北する人が多かったし、文庫本になってからは5冊でトータルの価格に敗北する人が多いのではないかと思うのが残念。是非、値段も安くして電子書籍化して欲しい。

  • 猛然たる致死率と感染力を持つインフルエンザ・ウイルスが群の施設から漏洩した。それと知らず、それぞれの人生を真摯に生きる人々。…彼らの流す絶望と悲嘆の涙のなか、静かに世界は死滅してゆく。

    急激な人口の減少と身内の死に打ちひしがれながらも生きようとする人々は、正しい道を進むのか、悪の道を進むのか。
    聾唖者ニック・アンドロスと知能障害を持つトム・カレンの交流が良いです。結末まで読み応えたっぷり。登場人物がとても多いのですが、それぞれのキャラクターをそれぞれが主人公であるかのようにしっかり描くところがさすがでした。
    数年ぶりに読み返したい本です。

  • 読了。

  • 人類を襲う、強い感染力と細菌力を持ったインフルエンザ。
    このインフルエンザに対する免疫力を持った人間はほとんどおらず、感染した人間はみんな死んでいく。

    このインフルエンザに対してこれからどのように対応していくのか?
    という感じで1巻目が終わっています。全部で5巻あるので、どのような展開になっていくのか、ゆっくり読みすすめてみようと思います。

  • 激烈な感染力と99・4%の致死率の新型インフルエンザ・ウィルスが軍の施設から漏えいした。なにも知らない人々は、なすすべもなく、次々に感染していき…。
    壮大なる善と悪との戦いの物語が、世界の滅びを序曲に開幕。

    キング健在です。
    これからどう、物語が展開していくのか、とても楽しみです。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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