- 文藝春秋 (2004年11月10日発売)
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感想 : 18件
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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784167661823
みんなの感想まとめ
独特の雰囲気を持つ物語が展開され、登場人物たちの奇妙な日常が描かれています。主人公の父親や他のキャラクターたちはそれぞれの孤独を抱え、過去の影響を色濃く受けながら生きています。特に、ヨーロッパの孤立し...
感想・レビュー・書評
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凄く面白かった。映像化されないかなぁ…
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図書館で。
陰気で後ろ向きな登場人物ばかりで気が重くなりました。
特に主人公の父親はなんでそんなんで結婚したんだろうという感じだけど昔は土地持ちの金持ちだったからなのか。
途中で気がめいったので断念です。 -
久しぶりに読み返したいなあ
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登場人物が誰も彼も奇妙で、物語も静かに進んで、とてもシュールな作品です。日常を忘れさせてくれます。なぜか心地良い。
誰もいない美術館で南米の前衛絵画を眺めている感じです。
ただ長すぎて、最後の方になると飽きてきます。
挿絵も気に入らない。
でも続きがでたらきっと読んでしまうだろうと思える中毒性のある小説でした。
読書などただの暇つぶしだと割り切っている人にはお薦めします。
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奇妙で、奇怪で、残酷なのに、妙に優しく切ない物語でした。
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厚い文庫本。決して読み易い本ではない。しかし途中でやめようとは思えない。著者が描いた不思議な人物イラストが気分を盛り上げる。
ヨーロッパのある町に取り残されたマンションが舞台。孤島のような建物の中にそれぞれの孤独を日常に生きる人たち。白手袋が離せない37歳の男。蝋人形館の中で蝋人形のフリをする勤めをしていたが、今はその特技である静止で公園の台座の上に立つのが仕事だ。
彼は他人の愛の形見のような物品を集め(盗んで)望楼館に続く地下道にナンバリングした秘密のコレクションを持っている。訳ありの寝たきりの母親と椅子に腰掛けたままの父。テレビを見つづける女、犬の首輪をして犬のように吠える犬女、汗と涙を流し続け百の臭いを振りまく家庭教師、失明寸前の修復師の女など、登場人物は本当に偏屈な人ばかり。
人は過去を引きずる。過去に彩られた現在。時間の存在が重くのしかかる。
不思議な物語なのに、リアリティがあってどんどん引き込まれていく。ずっしりと人間の存在の重さを感じる。 -
あんまり好みではないかな。翻訳が悪かったのかもしれませんが。
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トマス・ピンチョン「ヴァインランド」、キャサリン・ダン「異形の愛」なんて本が好きな人は何も言わずに楽しめるだろう。しかし、帯に書かれているような読書体験を変える、という種類の物ではないと思う。
翻訳も相当に工夫をしているんだろうな、と感じる。望楼館に立ちこめる臭いが読んでいる間じゅう気になってしょうがない。つまり感じる本なのだ。
様々な気になる事象がごろごろしている。なんとなく「ツイン・ピークス」を思い出してしまう。埃まみれの部屋の臭いを感じては子どもの頃の個人的な思い出がわき上がってくる。自分の過去の経験(読書、映画なども含めた体験)を何故か思い出させる本だ。
統一された文章ではなく、章立てもその場に応じて変化していく。その上で文体だけは統一されている。こうした工夫は今では別に新奇ではないが、効果的に使われている。最後のリストは圧巻だ。この手は新しいな、と思った。 -
五代君と響子さんのいない『めぞん一刻』?
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すてきでした。
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これは凄いお話だよ〜 深い余韻が残った。
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作品の雰囲気を楽しむ小説でしょうか。難解でありながら病み付きになるような…。不思議な存在感でした。
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村上春樹とかが好きな人には良いかも。
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望楼館と言う名の、共同住宅に両親と住んでいる37才独身の
フランシス・オームと言う名の、いつも両手に白の木綿の手袋をはめている男性が語り手であり主人公の小説。
とにかく、この小説は変わっている。
望楼館の住人は、主人公を筆頭に、どの人間も非常に変わっていて、どの人間も非社交的で、自分の世界の中にどっぷり浸かっている。
その望楼館に、ある日新しい住人が引っ越してきた事から、人々の生活に変化が現れ始め、其々の過去が暴かれていくのだけれど、とにかく変わった
小説って感じ。
ファンタジーでもSFでもない、現代小説でありながら、そこに生きている人達のキャラクターと人生が余りに変わっていて、オリジナリティと言う点では、他に並ぶものは無いのではないか?
その世界は、とってもシュールな感じがする。
こんなお話、よく考えたな〜って感心するほど、簡単には思いつかないような登場人物達のキャラクターと物語。
だけど、その整合性もすごい。最初から最後まで、1つの世界を完全に表現していると言える。
ただ、私の肌には合わなかった。雑誌の紹介欄を見て面白そうと思い、購入した本の帯を見て、とても期待して読み始めたのだけれど、「読み始めたら一挙に作品の世界に魅了される」みたいな帯の文句とおりにはならなかった。
訳者のあとがきでも絶賛されてたけれど、読み始めた当初は中々本の世界に馴染めず、
ちょっと読んでは中断の繰り返しで、結局、数ページ読んだ所で「藤原氏の正体」の方をどうしても読みたくなり、そっちを読み始め、そちらを先に読了してしまった。その後もチンタラと読み続け、速度が増してきたのは半分を過ぎた頃から。
後半は一挙に読んだけれど、結局のところ、凄い物語だな〜って感想は持ったが、物語の世界がまだ続けばいいとか、もっと読んでいたいとか、読み終わるのが惜しいとか、感動したとか、掛け値無しに面白かったとか、そういう気持ちには全然ならなかった。
良い作品だとは思う。凄いなとも思う。多くの人が面白いって思うのかも、とも思う。
ただ、私の肌には合わなかっただけ。。。。 -
物語の空気が、すごく伝わってきて呑まれてしまう感じ。この感じは癖になります。
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想像力がすごくいい感じな・・<br>
思わず引き込まれて、一気に読みました。
エドワード・ケアリーの作品
