功名が辻 2 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2005年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167663162

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

主人公の生き様を通じて、運や知恵が試される tumultuousな時代背景が描かれています。一豊の運の強さと千代の賢さ、先見の明が際立ち、彼らの信念や生き方に共感を覚える読者も多いようです。特に、千代...

感想・レビュー・書評

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  • 一豊の運の強さ、千代の賢さや先見の明が感じられた。
    これまでは天下を動かした人物、人物を直近で補佐した人物、出来事の内容を読んできたが、一武将、大名の内容は初めて読んだ。(充分大物)
    主君、正義、忠誠、政治情勢など、運や知恵ものでないと生き残ることができない時代なのだなと改めて実感した。

  • 「能吏であることより、愚鈍でも誠実であるほうがよいのです。」と一豊を諭す千代の言葉に救われました。

    一豊の生き方、
    凡庸であっても愚直に生きていく。
    自分が目指すところだと感じました。

    ただ、
    千代の先見性が高すぎて…(^_^;)

    秀次妻子の虐殺のくだりは文章で読んでも、
    いたたまれない。
    この頃の秀吉は認知症の初期段階だったのではと
    感じる。

  • 9/17 読了。秀吉と家康の話が中心です。
    秀吉の世がガラガラと崩れていきます。なぜ崩れたのかが詳しく描かれており、秀吉の味方になったり嫌悪したりと忙しいです。この混乱の中で、主人公山内一豊がどのように時代を読み、生き抜くのか。続きも楽しみです。

  • 読みやすい。寝る前のお供のつもりがどんどん読み進めてしまう(笑)夫婦二人三脚という感じが素敵。

  • 十両の馬がひっそりと退場してしまったのが悲しかった。

    いかに諸将の心が秀吉から離れていったのかが分かりやすかった。

  • 羽柴秀吉の麾下に組み込まれた伊右衛門だが、出世は遅々としてならない。本能寺の変で信長が討たれ、山崎や賤ヶ岳でも戦うが、歳下の加藤清正や福島正則に追い抜かれていく。小牧・長久手の戦いを経てようやく二万石の大名になるが…。長浜の地震で悲劇が起きる。

    伊右衛門がちょっと行き詰まり、能力の限界が…。それでも千代に上手く操られて、徐々に出世してついには掛川六万石。千代の小袖の話とか大名の奥方の気さくな話は面白い。

  • 続いて、第二巻。
    織田から豊臣へ。

    一豊がもはや他人とは思えない程、楽しい。

    どんどん読み進めるぜ、さぁ第三巻。

  • だんだん面白くなってきた!
    戦国時代の秀吉、家康の攻防というメインストリームのそばで、あまりぱっとしない存在である山内一豊が妻千代の才覚によって出世していく様が興味深い。
    千代は自分が男性として、あるいは男性並みに活躍したいという野望はなかったのだろうか?時代はそのような思考をもたせなかったのだろうか?
    司馬氏がこの作品を執筆した年からもう45年以上も経っているようだ。これだけでも女性の意識はだいぶ変わっていると思った。

  • 天下統一、その後のパワーゲームをどう生き残っていくか・・・

    一巻と比べると、本作の面白さがわかるようになってくる時期だからなのか、

    引き込まれていくのがわかる。

  • 2作目は前半と後半でかなり印象が異なる作品に。
    前半は秀吉の栄華を極める派手さがあったが、後半はその華美さが逆に不気味に思えてきた。千代の目線から見る時代の移り変わりや情勢が読みやすく描かれていた。
    そのまま描写するよりも、千代目線で描くことで他にはない新鮮さと客観性がありおもしろいと思う。

  • ※2005年購入
     2005.12.18読了
     売却済み

  • 本能寺の変から、秀次の粛清まで。
    相変わらず妻の掌の上で転がされる伊右衛門(山内一豊)。
    ガムシャラに戦場を駆け巡るだけで、効率的な戦い方のできない伊右衛門は、千代のアドバイスを受けてもなお、出世がおぼつかない。

    千代は神だよね。
    未来のことはわからないといいながら、すべてが千代の思い通りに進む。
    ただ、伊右衛門がそれを活かせないだけだ。
    でも、それが彼の限界なのだとしたら、それを超えろとお尻を叩き続けるのが本当に幸せに続く道なのか。

    千代は伊右衛門のことを支えていると思っているのかもしれないけれど、下から支えているというよりも、上から支配しているように見える。
    そして私が千代について気に入らないのは、彼女の視界の中には、上の世界と自分達しかいないこと。
    日常的な家臣への目配りのようなものがない。
    ちょっとしか出てこない北政所はきちんと存在感を示しているのに。

    もちろんこれはあくまでも司馬遼太郎が書く千代であって、本当は違うのかもしれない。
    でも、後の土佐藩を見ると、やっぱり周囲の人に対する配慮のない夫婦だったのではないかと思う。
    偏見だけど。

  • 早く続きを読みたい

  • この巻は山内一豊夫妻についてだけでなく、その時代を広く面白く読むことができました。

  • 本書を読む限り、山内一豊は武も無い、知も無い、凡将としか映らない。
    千代がいてこその、山内一豊。
    千代と結ばれていなければ、どうなっていたのか。
    今後の千代の手綱さばきに注目していきたい。

  • ‪子ができぬなら側女を旦那様に勧めるのが貞女とされていた、もちろん戦国の話ではある。‬麒麟がくるに触発されて戦国関連の古書を再読中。

  • 時は秀吉の天下になり、伊右衛門も二千石から掛川六万石の城主になる。千代は、娘を地震で亡くし、伊右衛門に側女をすすめるが、律義者の伊右衛門は千代以外の女に目を向けない。秀吉は天下を取るが、跡目継承に問題を残し、養子・秀次を自害させる。

  • 大河ドラマにもなった大人気歴史小説の第二巻。この巻は秀吉の中国征伐から豊臣秀次とその家族の処刑までが描かれる。この巻の中盤に登場する「千代紙」の語源に関するエピソードなどは、とても心に残った。

  • 賢妻の代表と言われるだけあって、千代さんの亭主操縦術はよく出来ているなあ、と感心する。
    会社での上司操縦術に通じるところありそう。
    そういう現金な話を抜きにしても、これまで読んだ国盗り物語や太閤記とは別の視点から同じ出来事が描写してあるのもおもしろい。

  • 第二巻。
    前半は戦の場面が多くてちょっと食傷気味だけど、秀吉が暴君へと変化する後半は怒涛の展開。
    ほんっと日本史全然知らないから秀吉の後継者をめぐってこんな争いがあったとはなーと興味深く読んでいました。

    そして家康の狡猾さよ。
    秀吉と家康とのやり取りがなかなかの見物。歴史の教科書だとここまで細かくはわからないもんなぁ。
    時代小説の真髄を見た気がする。

    そんな血生臭い世界での伊右衛門と千代とのやり取りが何ともほっこり。
    もちろんほっこりできないシーンもあるんだけど、なんだかんだ言いながら仲良し夫婦だなぁとホッとできる。

    時間では豊臣から徳川に政権が変わるのかな? 引き続き歴史の勉強込で楽しく読んでいきたい。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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