横道世之介 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4501
レビュー : 579
  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167665050

感想・レビュー・書評

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  • 私も世之介と同じ大学一年生で、最近、自分の交友関係の狭さや夏休みを持て余してる部分にイラついてたが、この小説を読んで、なんだか安心した。世の大学一年生全員がこうだとはおもわないが、様々な大学一年生がいるのだなあと。世の中の大学一年生に是非読んでいただきたい小説だ。

  • 良かった。隙のある男がとても可愛く書かれていた。人生なんてどこでどう転ぶかわからないよね。

    #kobo

  • 1ページ1ページ、一文字一文字が愛おしかった。本の分厚さすら愛おしく感じた。
    読み終えるのが惜しくてあまりペースを上げて読まないようにしていたが、読み終えた後の寂しいような暖かいような読後感が幸せだった。
    世之介に会いたい。

  • とにかく好きで何度も読んでいる。
    ほんとに日本のどこかにいるんじゃないかと思えるくらい普通なのが世之介である。
    なんでこんなにも愛おしいのかなぁ…
    12ヶ月のタイトルがついた章だけど、毎回世之介のその場面が想像できて、ニヤニヤしてしまってた。
    ほっこり、涙。
    世之介に会いたい。

  • ほっこりした。
    映画版も観てみたい。

  • 必読の一冊

  • 名前の由来しか話の種を持たない横道世之介は、初めての東京一人暮らしをすることで、何かを得たり失ったりしながら成長していく。
    大学に入学した4月から翌年3月までの、一年間の物語。

    臆病で世間知らずで押しが弱くて自意識過剰。
    頼りなくって気にしいのくせにどこか鈍くてピントはずれ。
    だけど彼のまなざしは前向きでとても優しい。
    結構びっくりな打ち明け話を聞いても、彼が人を否定することはない。

    世之介の過ごしたありふれた一年は、どこにでもあるものかもしれないけれど誰かの一年と取り換えることは出来ない。
    世之介のような人はどこにでもいるけれど、誰かが代わりになることは出来ない。
    「ありふれている」「かけがえのない」世之介の一年。

    この一年、世之介の人生に関わった、すれ違った人たちの未来の姿がさしはさまれる。
    彼らはもう世之介とは違う人生を歩んでいるけれど、世之介の現在はあの頃から続いたものであるはずで。

    世之介と出会った人生と出会わなかった人生にそんなに違いはないはず。
    だけど、出会えてよかった。
    そう思ってもらえる世之介は幸せ者。

    世之介も当時の彼女も忘れてしまった約束。
    忘れたいと思った衝撃的な出来事。
    覚えていてもいなくても、世之介はずっと世之介だったんだ。
    普通の男、横道世之介にここまで心を揺さぶられるとは。
    うわ~。惚れたわ。

  • 40過ぎたおっさんでも青春小説はたまに読みたくなる。
    多くの青春小説は読んでて恥ずかしくなることが多いけど、
    この作品はいろいろ共感しながら、
    「こんな大学時代に戻りたいな」などと思いながら読むことが出来た。
    どこにでもいそうな平凡な大学生の話ですが、ホント良かったです。
    映画も素晴らしい出来のようなので、見てみようと思います。

  • 読みながら横道世之介という人物に恋をしていた。ふっと笑ったりばかだなぁ可愛いなぁと思ったり横道世之介という人物が好きになっていた。
    間に挟まれる、世之介と関わったひと達のエピソードが良かった。特別なことじゃないのに記憶されているのがかえって素敵だと思った。
    少しのさみしさが全体の温かさにプラスされていて、何度も読みたくなる一冊だと思った。

  • 世之介にあいたいなあ。
    過去と今とを行ったり来たり、なんだか忘れられない彼との思い出。

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著者プロフィール

吉田 修一(よしだ しゅういち)
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業後、スイミングスクールのインストラクターのアルバイトなどを経験。
1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作は第117回芥川龍之介賞候補にもなった。
2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞を同年「パーク・ライフ」で第127回芥川龍之介賞、2007年『悪人』で第61回毎日出版文化賞及び第34回大佛次郎賞、2010年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。2016年には芥川龍之介賞選考委員に就任している。
その他の代表作に、2014年刊行、本屋大賞ノミネート作の『怒り』。2016年に映画化され、数々の映画賞を受賞。体当たりの演技を披露した広瀬すず出世作としても名を残すことになる。

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