横道世之介 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 579
  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167665050

作品紹介・あらすじ

大学進学のため長崎から上京した横道世之介18歳。愛すべき押しの弱さと隠された芯の強さで、様々な出会いと笑いを引き寄せる。友の結婚に出産、学園祭のサンバ行進、お嬢様との恋愛、カメラとの出会い…。誰の人生にも温かな光を灯す、青春小説の金字塔。第7回本屋大賞第3位に選ばれた、柴田錬三郎賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 「横道世之介」のDVDを見た当初は面白さがわからなかったのに、時が経ち、「続 横道世之介」を読んだら、面白さがわかって、最終的に戻ってきた「横道世之介」。善良であるだけの世之介がキラキラ輝いて見えた。読む人みんなが好きになってしまう魅力が世之介にはあるなぁ。

  • 世之介と友達になりたい

  • 久しぶりに、読み終わりたくない本に出会った。

    完全に19・20才の青二才の世界にタイムスリップ

    しかも
    読んでいるのは、
    高校時代にコクって玉砕した彼女に、ン十年ぶりの同窓会で再会した帰りの新幹線の中

    どんな縁だかその彼女の名が祥子ちゃん

    悲しいという意思表示が、「あっちのお店にサザエの壺焼きが!」になっちゃう祥子ちゃんにキュンキュンとなり、妖艶な空気を纏う千春にウズウズ・・

    突然、
    お嬢様言葉が消え、母親を「普通」にあしらい、
    強靭な精神力を身につけた祥子が・・
    大好きな海外ドラマ 「this is us 」のように、突然切り替わる場面と時間軸に、「ん?」と一瞬迷子になるけれど、いつのまにかその繋がりを楽しんでいた




    大切に育てるという事は、「大切なもの」を与えてやるのでなく、その「大切なもの」を失った時にどうやってそれを乗り越えるか、その強さを教えてやる事なのではないか

    ◯横道世之介(主人公)・・ユッルユルで隙だらけの愛すべき大学生。

    ◯与謝野祥子・・教習所で知り合った超天然お嬢様。
    何故か世之介の帰省について来て両親に気に入られる

    ◯倉持・・大学で最初の友達。世之介と共にサンバサークルに入るが唯が妊娠し、中退して結婚。

    ◯阿久津唯・・倉持の彼女。アイプチをからかわれた事がキッカケで、付き合う。やがて・・

    ◯加藤・・同じクラスの友人。世之介がクーラーの部屋が目当てで入り浸る。
    ホモセクシュアル。

    ◯大崎さくら・・世之介の高校時代の恋人。故郷の友人のジローと付き合っている。

    ◯片瀬千春・・行く先々で遭遇する魅惑的で謎だらけの女。 世之介憧れのひと。

  • 自分は祥子さんが好きです。

  • 祥子ちゃん楽しませてもらいました(笑)良かったのですが、死因があまりにも結びつかなくて、もやもやした感じが…ちょっと残念でした。生きていて欲しかったな~

  • なんだろう。本を閉じた後にとても穏やかな気持ちになった。ただ1人の主人公の1年を記しただけの小説なのに、なぜか飽きのこない、そして主人公のことがとても憎めなかったのだ。
    世之介みたいな存在は誰にだってあると思う。どこか自分の人生の一部になっていて、ふと思い出してちょっと気持ちが落ち着くような。
    ドラマティックじゃない、こんな大学生活の方がよっぽど青春だなって思った。
    なんだかほっこりするけど、どこか切ない青春の一ページ。私もいつか今の生活を顧みてそんな風に感じられたらいいなぁ。

  • 続編が出たので、1stを読んでみた。続編も読みたくなった。

  • こんなに笑った本はなかった。夜中に声出して笑った。
    でも泣いた・・・
    彼に会いたい。

  • 久しぶりに買ってすぐに読み終えてしまった(明日の仕事が辛いだろうな、、と思いつつ)


    少しでも私と知り合えて得をした、と思ってもらえるような人生を送りたいと思いました。
    とても面白かったです。

  • 2019.6 課題本

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著者プロフィール

吉田 修一(よしだ しゅういち)
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業後、スイミングスクールのインストラクターのアルバイトなどを経験。
1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作は第117回芥川龍之介賞候補にもなった。
2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞を同年「パーク・ライフ」で第127回芥川龍之介賞、2007年『悪人』で第61回毎日出版文化賞及び第34回大佛次郎賞、2010年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。2016年には芥川龍之介賞選考委員に就任している。
その他の代表作に、2014年刊行、本屋大賞ノミネート作の『怒り』。2016年に映画化され、数々の映画賞を受賞。体当たりの演技を披露した広瀬すず出世作としても名を残すことになる。

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