棄霊島 下 (文春文庫 う 14-13)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167666132

作品紹介・あらすじ

光彦は、長崎・軍艦島の生まれである教師の篠原雅子とともに、御前崎で元刑事の後口が殺された事件を探るうち、島で不審死した神主が、「大切なもの」を娘に託したことを知る。三十年前の夜、島では何が起こったのか…。そして、誰もが口をつぐむ過去の真相とは?光彦の前に、最大の「巨悪」が姿を現す。自作解説付き。

感想・レビュー・書評

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  • 軍艦島と朝鮮人と戦前、戦後に絡まるミステリーな話。ニエモン島でも朝鮮人が絡まって来てたけど。たまたまなのか?
    いずれにしても登場する当地、歴史の事が書かれていて興味深くなり、思わずネットで検索することもあり

  • 毎回思うのだが「偶然に」とか「たまたま」
    でこうなっちゃうのはいかがなもんか。

  • 光彦は、長崎・軍艦島の生まれである教師の篠原雅子とともに、御前崎で元刑事の後口が殺された事件を探るうち、島で不審死した神主が、「大切なもの」を娘に託したことを知る。三十年前の夜、島では何が起こったのか…。そして、誰もが口をつぐむ過去の真相とは?光彦の前に、最大の「巨悪」が姿を現す。

  • 上巻に記述。
    3+

  • 知人の死から、その背景、過去の事件を暴いていく軍艦島を中心とする社会派サスペンス。ストーリーも良いが、拉致問題、在日朝鮮人の問題に言及しているとことも、関心・共感して読める。ただのサスペンスでは無いところが良い。

  • 軍艦島上陸記念に。
    おもったより社会派な話だった。

  • 週刊文春の連載でも読みましたが、まとめて読んでも、浅見光彦のワールドがいつものように面白い。

  • 10月-14。3.5点。
    軍艦島、下巻。
    元刑事死亡の真相が、明らかに。
    哀しい結末。ただ、靖国に対する考え方が少し変わった。

  • 沖縄などを舞台とした作品です。

  • よく調べてるという意味で★4。
    もっといい話が描けそうな気がしてならないのもある。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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