神苦楽島 上 (文春文庫 う 14-15)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 230
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167666156

作品紹介・あらすじ

ついにケータイを購入すべく、秋葉原を訪れた浅見光彦。その帰路、若い女性が彼の腕の中に倒れ込み、そのまま絶命してしまう。淡路島出身の彼女は、故郷の禁忌を破ったことを気にしていたという。古事記に「国生み」神話を残す淡路へ、引き寄せられるように赴いた光彦は、事件の背後に巨大な闇が存在することに気づく-。

感想・レビュー・書評

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  • 上巻読了。今回はオカルト色が強いような。平均以上の安定した読みやすさはあるのだけれど、ストーリーの広がりと、伏線回収が間に合っていないような印象を受けた。それも感覚的なところだから、本当かは置いておくけれど(笑)とにもかくにも、まだまだ上巻。下巻がどう展開していくのか楽しみ。

  • 浅見シリーズで、背後に団体さんが絡んでくると
    最後グデグテになって尻切れで終わるパターンが多いが
    大丈夫なのか、
    と思って読んだが、ツカミはなかなか店舗があって
    グイグイ読ませてくれる。

    下巻の展開が楽しみな内容でとってもいいかんじ。

  • 安定のクォリティ。上巻で解決しそうだけど、下巻ではどう言う展開になるのか楽しみ。

  • ついにケータイを購入すべく、秋葉原を訪れた浅見光彦。その帰路、若い女性が彼の腕の中に倒れ込み、そのまま絶命してしまう。淡路島出身の彼女は、故郷の禁忌を破ったことを気にしていたという。古事記に「国生み」神話を残す淡路へ、引き寄せられるように赴いた光彦は、事件の背後に巨大な闇が存在することに気づく。

  • 淡路島の話。
    古事記の「国生み神話」と淡路島の風習や神社の話が詰まってて面白い。
    事件よりその話に引き寄せられてしまう。

  • あの浅見光彦が「ケータイ」を持った!
    浅見光彦のシリーズはこれまでにかなり読んできているが、
    この一点だけでも、読む気になった。

    しかし何かしっくりこない。
    いつものパターンと同じだと思うのだが、
    どうも浅見光彦の行動に「内田康夫」が透けて見える。

    (下巻に続く)

  • 上下巻読了。
    上巻はかなり駆け足で進んでいったように思います。

  • 下巻も読了

  • 本書の前に読んだ内田さんの本「壺霊」(http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=5776)が、あまりに浅見探偵ものらしからぬ展開だっただけに、本書はいつもの、行き当りばったり手掛かりに遭遇するという展開だったので、安心して(?)読めた。

    上巻の本書は淡路島が舞台。下巻は伊勢になるようだ。

    個人的な体験ですが、2011年は淡路島、2012年は伊勢へ温泉旅行に行ったので、浅見探偵の思いつきも顔負けのめぐり合わせでしたね。

    (2013/1/20)

  • 内田康夫。以前から気になっていた作家。
    なぜか田中康夫と混同(笑
    恥ずかしい限りです。

    今回手にした本は、シリーズもの。
    主人公浅見の謎解き。

    うーん。いまひとつ。
    下巻に期待。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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