High and dry(はつ恋) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2007年7月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167667030

作品紹介

14歳の秋。生まれて初めての恋。相手は20代後半の絵の先生。ちょっとずつ、ちょっとずつ心の距離を縮めながら仲良くなっていくふたりに、やがて訪れる小さな奇蹟とは…。毎日を生きる私たちに、ひととき魔法をかけてくれる、美しい魂の物語。かわいらしいイラスト満載で、心がぽかぽか温まる宝石のような一冊です。

High and dry(はつ恋) (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 14才の女の子の話。
    世の中のいろんなことがキラキラしている作品。

  • とにかく若い世代、中学生や小学校におすすめしたい小説です。
    主人公が若いし、で親もヒッピーだから学校では浮くけど、楽しい世界は学校の外側にあって、自分で作っていけるよ~というメッセージある児童文学だと思う。

  • よくある先生に恋をする話ではありません。
    可愛らしいイラストとマッチした内容だと思います。

    夕子は現在、母親と暮らしている。
    父親は輸入雑貨やアンティークを仕入れる為、海外に飛んでいた。
    家族仲は悪くないし、三人それぞれが好きと思っいる。
    でも、離れ離れだ。

    夕子は時折、不思議なものを目にする。
    ある日の絵画教室で、月下美人の鉢から小さい人を目撃した。
    夕子だけではなく、絵の先生・キュウくんにも見えていた。

    このことがキッカケで、夕子はキュウくんを好きになる。
    彼ともっとお付き合いしたくて、夕子は好きだった絵画教室を辞めてしまった。
    キュウくんも夕子が気になるらしく、会うことを承諾してくれる。

    タイトルに「はつ恋」と入っていますが、恋についてばかり書いていません。
    家族とのことがウェイトを占めています。

    キュウくんも夕子と似た環境で育っていた。
    芸術家の母親は、創作に没頭すると他のことに頭が回らなくなる。
    それがキッカケで、母親が家出をしたことがあった。
    母親の家出は幼いキュウくんにはショッキングだったようで、一時期目が見えなくなる程だった。
    キュウくんの親も個性的ですが、家庭内は円満だったのよね。
    お父さんは亡くなってしまったようです。

    キュウくんみたいなタイプは、よく分からないわ。
    芸術家だから変わり者なのかしら。
    ほつみさんは母親に似た部分があるから、キュウくんは惹かれているんじゃないかしら。
    ミホちゃんは都合の良い女ですが、思い詰めたら怖そうです。
    自分に入れ込んでいると分かった上でエッチしちゃうのはズルいと思うわ。

    今のところ、キュウくんは夕子をキスしたくなる「好き」ではないようです。
    夕子は中学生だから慎重になりますよね。
    夕子の母親を裏切ったら只では済まなそうだし。

    今まで抱いた寂しさは自分のせい。
    子供のひがみだと気付いたら、夕子の気持ちは軽くなったようです。

    甘酸っぱい感覚とは違う読後感でしたが、ほんわかした気持ちになれました。

  • 14歳の夕子の初恋の相手・20代後半の絵の先生とのお話。
    夕子は考え方が大人で落ち着いていて、純粋で、でもまだ子どもで、とても魅力的な女の子。
    二人の周りでは不思議な出来事が度々起きる。
    目に見えないものを信じたくなるお話。

  • 子どもと大人の境界にいるような14歳の夕子のはつ恋。真っ直ぐで爽やかだが眩しすぎるかも。純粋なのか達観しすぎなのか。
    はつ恋自体も素敵なのだが、キュウ君やその母、周りの人を通して親を親だと感じつつ、一人の人間としてとらえられるようになる、自分が子どもであることを皮肉でなく感じられる、大人への一歩を踏み出す瞬間が美しく描かれており、なんだかよい気分になれた。

  • みている世界が一致した時の感動 自然に

  • 14才の夕子ちゃんのはつ恋。そして、家族との関係。夕子ちゃんの言葉遣いが綺麗なので、よけいに透き通った印象を受けました。幸せな気持ちになるお話です。

  • とっても穏やかな気持ちだったので、この気持ちを乱したくないと思い、手に取ったよしもとばなな。静かに温かくなる、素敵なお話でした。あとがきにも書いてあったけど童話みたいな小説。あたたかみのあるイラストもすてきだった。

  • 14歳の夕子のはつ恋はうんと素敵できらきらしている。夕子とキュウくんの関係がとても素敵だった。

  • 素敵なかわいらしい1冊。心がほっこりして、なんだか気持ちが洗われたような感じ。西荻窪とかあのあたりが舞台なのかな??14歳のキラキラした感じが、良い感じで眩しい。最近は本を読めてなかったけど、やっぱり読書はよいね。人を作るよ。よしもとばななは初期の頃より最近の方が私は好きかな。

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