- 文藝春秋 (2007年7月10日発売)
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感想 : 245件
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167667030
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
思春期の少女の心の葛藤と成長を描いた物語は、繊細でありながらも多くの幸せが詰まっています。14歳の主人公が直面する様々な出来事は、世の中の美しさや希望を鮮やかに映し出し、読者に共感を呼び起こします。物...
感想・レビュー・書評
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くりかえし読み返したくなるたいせつなおはなし。
はつ恋のピーク!
かみしめたいよね。 -
14才の女の子の話。
世の中のいろんなことがキラキラしている作品。 -
小さく小さく積み重ねていくたくさんの幸せを覗かせてもらった。主人公がなんだか子供らしくないなと思いながら読み進めていたけれど、終盤にその葛藤を知りなんて素敵な子なんだと微笑ましく感じた。
また大切が増えました。この作品を学生さんにぜひ読んでほしいと願う。 -
たまたまラジオで紹介されていた一冊。近所の本屋にはなく、ブックオフで探して読んだ。主人公は中学生。14歳の子供でも大人でもない女の子の目線でストーリーが進む。絵画教室の年上の先生キュウくんに初恋をする。でも、単なる恋愛小説ではなく、親子関係のことにも深く触れられていて、夢中になって読んだ。読後感がなんとも言えない良さがある。キュウくんの誠実さがまたたまらない。主人公の少女の心根の美しさ、実直さ、そして少しづつじんわり成長していく姿に、心が洗われる一冊だった。一枚一枚丁寧にページをめくりながら読んだ。
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小学生の頃から大切に読んできた本。
この一冊でよしもとばなな沼に引きずり込まれた。
この本だけは手放すことはないと思う。 -
見えないものが見える独自の精神世界を持った子でした。だから考え過ぎて不安で怖くなる。恋愛、家庭環境、私自身。ペパーミントはそれ等への抵抗と挑戦。月下美人の君は私の心を見透かす。大人に憧れ恋をした。でも私はもう貴方の歳を超えても未熟で子供だと気付きました。着信を待つ震えと窒息感で死んでしまうような気がしてた。親も君も自分の世界の住人。別々の人間が同じ涙を流す隙間から愛が覗く。離れてると星の様に輝いて、リアルだと雲に隠れてしまうのは寂しい。私が選んだ像は、不器用に抱きしめたいと込めた母の愛。君は宝もの。そんな君の隣で呼吸をしていたい、これが私のはつ恋でした。
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14才の夕子ちゃんのはつ恋。そして、家族との関係。夕子ちゃんの言葉遣いが綺麗なので、よけいに透き通った印象を受けました。幸せな気持ちになるお話です。
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絵画教室で起きた奇跡を二人が共有する瞬間について、このことは一生に一度しか起こらないと悟りかなしみながらも、その瞬間の出来事を大切にとっておこう、記憶しておこうとする夕子の、ナイーブでちょっと悲観的なところが14歳の女の子って感じで愛おしい
上記の場面でもそうだけど、彼の創るものについて尋ねる場面の夕子の言葉、"これが生きているということなら、激しすぎて忙しすぎて、一刻もむだにはできないほどだ。"とか、色んなところで夕子が焦燥感を抱えながら日常を生きてる感じとかも、14歳の子の自分の周りが世界の全てのように見えているみたいな、あの感じが顕れていて良い
自分にはもうない感覚だと思って淋しくなる -
初恋の瑞々しい感情がよく表現されていて、使われている言葉もキレイで、可愛らしいお話でした。
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かわいい小説。ほんわか。昔読んだ。
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14歳の女の子の、初恋のお話。
1人っ子なのとか、共通点があって
なんとなくわかる気がしたところもあったなぁ -
優しくて温かい。素敵な人たちばかり。
感覚的な表現が多く文学的だった。
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2時間くらいで一気に読み切ってしまった!
暖かくて甘酸っぱい、いやらしいところが何もない爽やかな話だった〜
ただ14歳か…
14歳にしては大人っぽ過ぎる気もするし、このくらい聡い子がいる気もするし…
周りの大人が14歳の少女を20代後半の男性のガールフレンドとして捉えることに何の違和感も持たない、というのはちょっとおかしく感じてしまった。
童話的、と作者も言ってるので、そこの違和感はあえてのスルーなのかもしれないけど。
シチュエーションや感性としては高校生なら違和感がないような気もしたけど、そうなるともう少しセクシャルな話も自然に入ってきてしまって、この神秘さは出ないよなぁとも思う。
また相手がもっと近い歳の方が設定としては自然だけど、それもまた歳の差を超えて魂が通じ合う、という深みはなくなってしまうのかなぁとも思う。
そうすると、この違和感も含めて完璧な設定なのかしら…
挿絵は可愛かったけど、話とまったく関係なくて笑ってしまった。
諸々含めて星4.5の気持ち!また読み返したいな〜 -
御守のように何度も読んでいます。
読むときの自分の状況によって、様々な方向から何度も救われています。
初めて読んだ時、父親の事業が成功したことで、父は家にはなかなか帰ってこない状況で、他の女性の影を感じる状況でした。そして母はそれを気に留めない様子でした。
金銭面で豊かになる一方、両親が家にいる時間が減り、家庭の温かさが日常でなくなることに哀しさを感じていた頃にこの本に出会いました。
この本に出会い、夕子ちゃんと重なる部分を感じ、自分だけじゃないと安心したのを覚えています。
少し大人になった今、初めて恋人のご両親に挨拶に行くに伴い、再度この本を手に取りました。
取り繕うのではなく、キュウくんのように、自分の考えを自分の言葉で紡いできたいと思います。
よしもとばななさんの本は、少しモヤッとしたときに手に取りページを捲ることで、もやっとしたものがすとんと落ちる感じがして、自分にとってこれがあったら安心という頼りにしている存在です。 -
ザよしもとばななワールド全開。
ばななさんの言葉には不思議な力があると思います。
"絶対に不自然なことをしなければ、自然がすべてのタイミングを見つけてくれるんだよ"という言葉が印象に残っています。 -
30!
よかった心が暖かくなる本
ひとつひとつの感情をここまでうまく言葉当てはめられるばななさんやっぱすごすぎ
一個一個の文を大事に心に留めながら読んだよ -
みんな強いなぁと思った。言葉を選んでいるし、人それぞれ捉え方がができそう。私はこの本読んでよかったと思う。吉本バナナさんは見えてるんだろうな〜色々と
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読了
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14歳の女の子ってこんな大人じゃないよ〜と思いつつ、取り巻く人々と思春期の葛藤・ぽわぽわした優しい時間がすてきな本。
大好き。
著者プロフィール
よしもとばななの作品
