- 本 ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167669034
感想・レビュー・書評
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重松さんってドラえもんが好きなんだな
さっき読んだ短編にも出てきたけど、今回はがっつりドラえもん笑
真理子と徹夫の夫婦、嫌い
最後は円満にって感じだったけど、いい歳して周りの人に迷惑かけすぎ
お酒飲み過ぎ
子供ほったらかしすぎ
ケチャの自分を貫いてる生き方は好感が持てました! -
小学校のタイムカプセルを掘り出した日から、始まる物語。読みながら、小学校の友達って私立に行くとご縁が無くなるな〜って思った。
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人生の折り返し地点を迎えた登場人物はトワイライト・黄昏時を迎えている。
リストラ、家庭内暴力、盛りを過ぎた予備校講師。
彼らが夏のある日、小学生の時に埋めたタイムカプセルを掘り起こすことから、事態は動き出す。
登場人物はドラえもんのキャラクターになぞらえられる。
のび太、ジャイアン、スネ夫、静香ちゃん、そしてドラえもん。
彼らが熱い夏の日をどう過ごし、これからの10年後に向かってどう変わっていったのか。
最初は辛い話だっだが、最後は希望を感じさせる。 -
多摩ニュータウンの没落と万博での太陽の塔。小学校のときに埋めたタイムカプセルを開けるために集まった同級生が過去と現在を行き来しながら話が進む。人生は楽ではない。
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太陽の塔が好きなので、表紙に惹かれて。
感動、ともなんとも言い難い読後感でした。
どうしても徹夫が酔って妻を殴ったりすることに関して最後まで謝罪の描写がなかったのがひっかかって評価が低くなってしまった。 -
ちょっと20代では読むのが早かった気がする、、
主人公と同じ年齢になったら沁みるのか、いや沁みない方が良いのかも -
登場人物の全員に嫌な部分と好きな部分があった。
うまくまとまって終わったわけでも、破滅的な終わり方をしたわけでもなく、ただここに書かれた話はまだ「途中」であって、彼らはまた10年後に今回を振り返るのだろう。そういう意味でもトワイライトという題名とのつながりを感じた。 -
タイムカプセルを開けるために集まった同級生たち。
仲良さそうな夫婦。バリバリ働いている女性。エリートサラリーマン。
現実はそんなんじゃないよね。どこの家庭だって表に見せる顔と実際の顔は違う。まさにリアルな小説だった。 -
「負けず嫌いって2種類あると思う。負けるのが嫌だからその場所で必死になって頑張る人と、負けるのが嫌だからそこから逃げちゃって自分の勝てそうな場所を探す人の2種類」
ビジネスにおいては勝てないフィールドで勝負することと、勝てるフィールドに移って勝負することのどちらがいいのだろうか。ビジネスと人生ではまた違うのかもしれない。
著者プロフィール
重松清の作品






重松清さん、この作品の出版は古いけど、今もガンガン新作出し続けてますよね。
重松さん...
重松清さん、この作品の出版は古いけど、今もガンガン新作出し続けてますよね。
重松さん好きな作家さんなのに、2024年は一冊も読めなかったんじゃ…。