送り火 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1525
レビュー : 150
  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167669041

感想・レビュー・書評

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  • 泣けました。家族の、ちょっとした軋轢や、空回りするコミュニケーションなど
    描写や状況構築が上手で、また重松さんがよくテーマにするものが、今作のすべてにおいて描かれていますけれど、そこに、超自然的なものが付加されて、すなわち、超常現象とか心霊現象とかそういうものなのですが、そういったものがとても効果的に、現実では埋まらない溝を埋めたり、崖をわたる橋になっていたりする役目をしています。きっと重松さんには、人がなかなか言葉にできない、うっすらとした夢というか願望というか祈念というか、現実の世界に長く忙しく暮らして、世知辛い目に合って捨てていった「幸福な夢想」というものをしっかりとらえることができる人なんだと思います。

  • 久々に読んだ。意外とハッピーエンドか?って感じのが多かった。

  • 月並みな感想だけれど・・・笑
    家族だったり、自分だったりを、大切にしようと素直に思える物語でした。

  • 2007

  • しみじみ語る市井の人々のお話。語り口はうまいなあ

  • 泣ける
    登場人物がみんなあったかい

  • 安定の短編。
    そろそろネタ切れしないのだろうか。

  • 寝る前の15分で1編ずつ、くらいの感じでサクサク読めた。「世にも奇妙な物語」のみたいな感じ。
    「ビタミンF]ともう一つ(敢えて書名は記さないけどあの異色作)とこれを続けて読んだけど、この人は超絶テクの人と認識。読後に何も残らないのも良い。そして時々「きみの友だち」みたいな刺さるのを書く。

  • わたしにはなかなか感想にしづらい短編集だった。リアルさもなく空想らしさもなく、その真ん中の世界のような感じだった。

  • 私鉄富士見沿線を舞台にした短編集。後書きがとても優しいのが印象的。

著者プロフィール

重松 清(しげまつ きよし)。1963年、岡山県生まれの小説家。早稲田大学教育学部卒業。
出版社勤務を経て、フリーライターとして独立。ドラマ・映画のノベライズなどを手がけたのち、1991年『ビフォア・ラン』で小説家デビュー。
1999年『エイジ』で山本周五郎賞、2000年『ビタミンF』で直木賞、2002年『流星ワゴン』で「本の雑誌年間ベスト1」、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。
山本周五郎賞、講談社ノンフィクション賞選考委員を務める。2017年、早稲田大学文化構想学部客員教授に就任。
『とんび』、『青い鳥』、『流星ワゴン』をはじめ、多くの代表作がドラマ化、映画化されている。

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