いとしのヒナゴン 下 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2007年9月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167669065

みんなの感想まとめ

テーマは過疎の町を舞台にしたドタバタ劇で、登場人物たちの人間関係や成長が描かれています。特に、元暴走族のイッちゃんのキャラクターが魅力的で、彼に憧れる声が多く聞かれます。彼を中心に繰り広げられる周囲の...

感想・レビュー・書評

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  • テーマは「ふるさと」。
    他の作品とは少し違い、コミカルタッチで描かれています。
    長編で 最初の方は少し物語の中に入っていき難かったのですが、下巻からはあっという間に読み終えてしまいました。
    少し現実離れした物語でしたが、ふるさと(田舎?)のことがよく描かれていて面白かったです。
    次も重松氏の本を読む予定です。

  • 最後はノブさんに比奈に残って、できれば2人のどちらかとうまくいくかなと思いましたが、それは今後に期待。さらに言うと、西野町長には単独生き残りでちゃぶ台返しを、なんて思いましたが、実際にはそんなに甘くないですよね。

  • イッちゃんみたいな人に憧れる。周りにイッちゃんがいたら良いなあとかも思う。

  • ドタバタ劇ですが過疎の町の合併問題と絡めてあるので、重さと軽さの入り混じった展開。エイチャンに影響を受けた元悪ガキ暴走族あがりのイッチャンと、振り回されながらもイッチャンを取り巻くその周りの人々のやり取りが楽しいです。ヒナゴンいたらいいなぁ。下巻へ…

  • 上巻のゆっくりした進み方が信じられないほどサクサク進んだ。選挙戦と山の中での入り混じり具合もよかった。西野みたいなキャラは好きです。

  • 登場人物がみんな熱い。自分も熱くなれる。熱さを忘れている時に読み直したい。

  • いつもの感じで良かった。

  • ストーリーは先が読める展開で、特に「おもしろかった!」ってものじゃなかったんだけど、先が読めたにかかわらず、ラストでイッちゃんがヒナゴンに会えたときの場面で涙ぐみました…。
    なので☆は4つ。

    映画化されたの知ってたけど、興味なかったから全然知らない…。キャストどんなだったのかな?
    私的にはイッちゃんは寺島進さんしかありえないんだけど(笑)

  • 13025

    多少視点の移動がありますが、よっぽど読解力のない人以外は混乱することはないはずです。

  • いつもの重松清とはちょっと違う感じ。

    町おこし村おこし+未知の生物 だったら
    荻原浩の『オロロ~』のほうが好きかな。

  • 「信じる」ことの大切さを教えてくれる作品。
    最後はほろっと来てしまう。これは重松先生の作品ならでは。
    小さい頃には○○だったのに,とか,昔はこんなんじゃなかったのに,
    みたいことは誰でもあると思うけど,
    そういう子供心って,ええなとおもう

  • 中盤の辺り町長選挙になることが決まってからは先を読むのが楽しくてついつい一気に読んでしまった。
    ノブの相手は決まらずに終わるが、それはだいたい予想出来た。
    自分の忘れていた正義感や無くしてはいけない物を思い出させてくれた本になった。

  • 「信じること」をテーマに書かれた話だが、自分は「まずは疑ってかかること」が染みついてしまっている…

  • 重松清さんの小説は泣ける話が多いのですが、「いとしのヒナゴン」は泣けなかった。町おこしは大変です

  • よかった。イッチャンはもとより西やん、ジュンペ、ドベ、カツetcそれぞれをとっても愛おしいキャラとして確立させて、お決まりっぽいラストではあるけれどもこれはこれですっぽりはまる。ノブやイッチャンの演説には普通に痺れました。「地方」にある合併問題や過疎、地方の実態もリアルに感じさせながら、一つの方向性を示していると思う。そりゃあほんとに最終的にこんな風に町がひとつになって、なんてことはないかもしれないけど。 こんな田舎が故郷だったら。。。って思いながら政治家にも読んでほしいですね。

  •  登場人物の一人一人が個性的で好き。でも、最後のオチがなぁ・・・。

  • 最初っから最後まで
    「ふるさとが好き!!」
    っていうアツイ感じに溢れている話だったけど、
    私はこういう話が好きです。
    過疎の町の今後をどうしていくか、
    っていう問題提起でもあって。

    前半もおもしろいけど、
    後半の一気に駆け上る感じがすごくいい!!

    ハチャメチャ町長のイッちゃんが、
    後半になるにつれてだんだん格好良くなる。
    嫌味なインテリの西野くんも、だんだん格好良くなる。
    本気で、まっすぐな気持ちで動くと格好良くなるのかしら。

    主人公の「私」が、
    最後に東京を選ぶのか、ふるさとを選ぶのか。
    ちょっとドキドキしたんだけど、
    「東京かふるさとか」じゃなくて
    「自分」を選んだ気がした。

    ふるさとがあるっていいなー。
    と、ちょっとうらやましくなりました。

  • おもしろかったです。いろんなエッセンス満載です。合併問題、地方自治、高齢化問題、教育問題、あれやこれや・・・。そして根底にあるのは「ふるさと」。ちょっとだけ涙がでました。

  • ヒナゴン、私も会いたいな、と思ってたらあっという間に読み終わってた。ヒナゴンが出現する(?)比奈ってすごく田舎。私の田舎もすっごく田舎。だから、とってもわかる部分が多い。田舎って良い人ばっかりじゃない。悪い人ばっかりじゃないのも確かだけど。そこの部分がよく描けてるなぁって思った。なんかよくわかないけど、重松清っぽい。キャラクターをみんな愛せてしまう、そんな作品だなぁ。夢を持つ気持ちをもう一回思い出させてもらった気がする。この世界観が好きな人にはすごくハマる話だと思う。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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