- Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167670108
感想・レビュー・書評
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江戸人情物語。昔の時代は、近所付き合いとか仕事かける情熱も、何か親近感が湧いてくる。現代も、こういった人情を大切にしたいと思う作品で良かった。心の中がポカポカする作品。
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(古本を購入)
読み始めた(12月2日)~読み終わった(1月3日) -
山本一力の真骨頂とも言える下町の粋な人たちの人情ストーリーですが、本作は火消しを扱った作品で、己の命と引き換えに町を救った英雄である火消しの父を持つ鉄太郎が、いろいろな人たちの支えを得ながら、粋を学びながら人間として成長していく姿が最高でしたね!
火消しに命をかける男たちの姿が、まさに炎のように熱くて良かったです! -
9月29日、読み始め。
10月10日、読了。
18世紀の火消しを扱った作品。
火消しが主人公の作品は初めて読んだと思うので、新鮮であった。 -
江戸っ子火消し達の、粋な生き様が清々しいです。
終盤の、江戸中の火消衆が一丸となって御城の火事の消火に臨む場面は、心が熱くなりました。 -
28年2月23日読了。
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2015年9/14
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江戸時代の火消しを描く。
燃えやすい木造に、乾燥する冬。
江戸の火消しの大変さは、想像に難くない。
駆けつけるのも消火活動も人力という、その手順が細やかに描かれる。
徳太郎親子の度量。
火消したちの心意気。
女性陣の凛々しさ。
気持ちのいい人ばかりで、読後感もさわやか。 -
火消したちの生き様がかっこいいです。
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山本一力作品を久しぶりに読む。町方ものは得意