くじら組 (文春文庫 や 29-17)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167670177

作品紹介・あらすじ

土佐国室戸岬で威勢を誇った鯨組。深い智恵と高度な技を駆使して鯨を仕留める漁師集団である。嘉永六年、沖をはしる黒船を発見した鯨組に幕府から召し出しの話が舞い込む。その栄誉の前に、仲間の命を奪った巨大マッコウクジラとの死闘が待っていた-海の男たちの心意気、命がけの連携プレーに酔う迫力の長編時代小説。

感想・レビュー・書評

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  • メモです。
    丹吾朗 51歳
    弘衛 代貸 50歳
    松之助 一番羽指 35歳
    真平 二番羽指 32歳

    禅太郎 山見 33歳
    おみえ 禅太郎の妻

    定次 
    真吉
    耕助

    猪三 網船三番船の舵取り 37歳

  • 「7月ビブリオバトル会」
    (2015年7月6日/図書館1階)

    所蔵なし

  • 山本一力の小説にたびたび登場する土佐の鯨組をメインとした話でしたが、内容的には粋な鯨組や土佐藩の面々が格好良くて面白かったです!
    黒船来襲と鯨組との奇妙な関連性を描いた展開でしたが、後半は黒船と命名された仇敵のマッコウクジラとの死闘が良く、また死闘を演じながらも鯨を敬う鯨組の姿勢も素晴らしかったですし、またその敬意に鯨が応えるところが小説らしくて面白かったです!
    また鯨を敬い、足るを知りながら鯨との死闘を繰り広げる土佐の鯨組の姿勢を見ると、このような相手への敬意を払わずに乱獲に走る連中や短絡的に捕鯨反対を訴える人たちにこそ、このような姿勢を学んで欲しいと思うのでした!

  • 諸般の事情で鯨関係を読んでいるのだが、いや~、つまらなかった!「巨鯨の海」の方が、鯨、鯨組の魅力、人物描写、100倍優れている。

  • 高知のグジラ漁師を主役とする幕末のお話し。

    ジョン・マンと通じるところがあります。

  • 江戸時代の高知のクジラ漁の話

  • 最初に読んだ『ジョン・マン』が面白かった、山本一力。
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4062779501

    同じく土佐の漁師を題材にしたこの小説も、読んでみることにしました。

    時代は幕末。
    土佐の室戸岬で大規模なクジラ漁を営む漁師集団が、物語の主人公です。

    クジラを見つける役目の「山見」の目に、沖をものすごい速さで移動する巨大な船の姿が、飛び込んできます。
    物語はこの船をめぐる騒動と、漁師たちとクジラの戦いを中心に、進んでいきます。

    クジラ漁に関係する本を読んだのは、今回がはじめてかもしれません。
    多くの漁師を抱えた、組織的な漁だったことを、認識することが出来ました。
    そして「クジラの背中によじ登ってとどめを刺す」という、当時の漁の勇壮さが、著者の躍動的な筆致によって、絵的にイメージすることができました。

    クジラ漁については、自然保護や倫理的な視点など、さまざまな意見があると理解しています。
    しかしこの地方にとっては、長い年月を積み重ねて、多くの人が関わってきた「文化」なのだなあと、本作品を読んで思いました。

    物語の後半部分は少々、感傷的に過ぎるかなと感じましたが、「日本人とクジラ」という問題を考える上でも、自分にとっては興味をそそられる、作品でした。

    『菜種晴れ』山本一力
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4122054508
     
     .

  • くじら組とは技を持った漁師が集まった軍団そのもの。南国土佐にて江戸時代の伝統的なくじら漁を営む、漁師の生活及び生き様とペリーによる黒船来航の事件を組み合わせた時代小説。知的と言われる大型のマッコウクジラとの手に汗握る攻防の描写はさすがである。ただくじら組と話題をからめたことに関してはかなり強引な印象を受けた。

  • 土佐のクジラ漁師の鯨組と巨大なマッコウクジラとの死闘。
    そして、浦賀にやってきた米国黒船との対応に、マッコウクジラの「黒船」が土佐の鯨組への友情を・・・。

  •  土佐・津呂浦の鯨組がアメリカの蒸気船をいち早く発見。伝え聞いた幕閣から黒船対策のため召し出しの声がかかるが、その前に、鯨組には仲間を屠った巨大マッコウクジラ“黒船”との死闘が待っていた。江戸時代の勇壮な鯨漁師たちの心意気を今に伝える傑作時代小説。

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著者プロフィール

1948年高知市生まれ。都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」でオール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で直木賞を受賞。江戸の下町人情を得意とし、時代小説界を牽引する人気作家の一人。著書多数。

「2023年 『草笛の音次郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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