海鳴 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2012年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167675042

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

過去と向き合うことで新たな自分を見つけ出す姿が描かれています。主人公の良枝は、娘の美しい歌声をきっかけに、15年前に東京を離れた自分の過去と再び対峙することになります。彼女は、娘の芸能界デビューを支え...

感想・レビュー・書評

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  • 個人的な感想
    バッドエンドではなかった

  • 普通に良作。もしも映像化したら見てみたい。

  • ある事件がきっかけで、歌手になる夢を諦め東京を去った主人公。事件のあらましが明かされる度、言葉にせず問い詰められる度、自分も肝を冷やして読み進めた。ただ、あっさりとハッピーエンドになっていて、それまでの重みとの差に物足りなさを感じる。終わりには主人公の死を望んでいたのかも。なんだかんだ腹の立つ女だったし。

  • 元歌手志望の良枝が、自らの娘の奇跡の歌声に再び夢の続きを見る。デビューに当たり整形までした十四歳の恵は怒濤の波に乗るような活躍。引換に良枝のヤクザの人殺しや彼らの大金の傍らにいた過去が蘇る。恵の父親や、下の子や過去を顧みず突き進みながら空虚を抱える良枝の歪さを温かく受け止める終わり方が釈然としない。

  • 途中まで面白かったのに、最後にあっけなく物事が片付いて、あれよあれよという間に、話が終わってしまった。
    明野照葉はストーリーは面白いのに、いつも終わり方が微妙で読後感はがっかりすることが多い。

  • なによりも歌うことが好きで、歌手になる夢を抱いていた良枝。いつか、その夢を叶えるのだと信じていた。
    だが、ある事件をきっかけに、東京を離れて15年。過去の自分とはすっかり決別したつもりでいた。娘の恵の歌声を聴く、その時までは。
    恵には、自分にはついていなかった“歌の神様”がついている。そう確信した良枝は、危険と知りつつも、かつての因縁を自らたぐり寄せ始める。

    2013年10月26日読了。
    あらすじを読んで、いわゆる破滅型のストーリーかな?と思ったのですが、ちょっと違っていました。
    正直、破滅型は好きではないので、そうでなかったのは嬉しかったのですが、「いやいや、そこまでうまく行くかな?」という感は否めず。。。
    旦那は分かるんですけどね。今際の際であるお舅さんといい、お姑さんといい、あそこまで寛大になれるものでしょうか? 
    ちょっと現実味に欠けました。
    ただ。続編として、娘の側からのストーリーが読みたいな、とは思いました。恵がいずれ、母の秘密を知って、そこでどう生きていくのか。書いてくれたら嬉しいですね。

  • 中盤は先が気になっていっきに読めました。
    ラストは、、ちょっと強引にハッピーエンド?にした感じ。
    個人的にはバッドエンドのほうがあっている気がしました。

  • 再読。
    面白かった。
    ある事件をきっかけに東京を離れて15年。過去の自分とはすっかり決別したつもりでいた良枝。
    しかし、娘の歌声を聴いた良枝は、自分にはなかった神の恩寵「歌の神様」が娘にはついていると確信した。
    危険と知りつつも過去の扉を叩いてしまう良枝・・。

    ラストは調子良すぎるが、生き返ったような主人公を応援しながら読んだ。
    音楽プロデューサー酒井政利の解説、山口百恵、宮沢りえを思わせるエピソードも面白かった。


    2012.3.22
    面白かった。一気読み。
    娘の芸能界デビューのために、封印していた危険な過去の扉を叩いてしまう主人公。
    過去がどう影響してくるのかは謎のまま、ラストにもう一捻りほしかった。

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著者プロフィール

明野照葉

東京都生まれ。一九九八年、「雨女」で第三十七回オール讀物推理小説新人賞を受賞。二〇〇〇年、『輪廻RINKAI』で第七回松本清張賞を受賞、一躍、注目を集める。ホラーやサスペンスタッチの作品を得意とし、女性の心理を描いた独自の作風はファンを魅了してやまない。『汝の名』『骨肉』『聖域』『冷ややかな肌』『廃墟のとき』『禁断』『その妻』『チャコズガーデン』(以上中公文庫)、『女神』『さえずる舌』『愛しいひと』『家族トランプ』『東京ヴィレッジ』『そっと覗いてみてごらん』など著作多数。

「2020年 『新装版 汝の名』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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