長安牡丹花異聞 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167679460

感想・レビュー・書評

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  • 夜の闇に輝く牡丹の花を作りだした孝子・黄良が一儲けを企てようとする『長安牡丹花異聞』。
    両親を殺害し家宝を奪った盗賊を探す男装の少女・玉瑛。その養父・捕物名人の蘇無名と共に巡らす妙計が都を席捲する『累卵』。
    安禄山の乱の最中、宮殿から逃げ出し遥か西の砂漠―生まれ故郷を目指す巨大な駱駝・緑耳と、楊貴妃一族の若者・楊建の逃避行『殿』。

    機知と冒険に満ちたチャイニーズファンタジー全6編。

  • 騙し騙されたその先にあるものは――知恵と情にあふれた六編に、高揚し、嘆息し、くすりと笑わせてもらった。特に「殿」は、待ち受ける結末と対照的な駱駝目線のユーモラスな語り口に、興をそそられた。

  • さまざまな時代の中国の短編集。
    どれも楽しめるお話ばっかりでした。

  • 感想UP済

  • 慣れるまでは読みづらい。

  • 2007年3月24日読了

  • 大好き!
    どの短編も面白い!
    2007/02/25

  • 中国を舞台にした短編集。古典を題材にしたっぽいものもあってなかなか読み応えあり。淡々とした語り口調がまた○

  • 表題作が本気で凄い。

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