リクルートという奇跡 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2005年9月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167679545

みんなの感想まとめ

リクルートの成り立ちや企業文化が深く掘り下げられた本書は、著者の独自の視点から、会社の急成長期やその背後にある熱い思いを描いています。リクルートの社員は、自らを経営者のように捉え、主体的に行動する姿勢...

感想・レビュー・書評

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  • リクルートという会社の体質が克明に記されている。
    自ら機械を創出し、その機会によって自らを変える、そんなリクルートマンシップを持つ人間しかいない企業だからこれほどまでの人材輩出企業となっている。
    また、商材や社風はレイスに類似しているため、経営理念である温故も至る所に感じれた。
    一人一人が経営者のつもりで物怖じせず上に提言し、かつ自分の仕事に誇りを持って全力で取り組むそんな熱い人間が集まった会社であるリクルートでさえも、人数の膨張、権利の誘惑に体制を揺るがされてしまう。
    組織も人も、常に正しい選択をし続けるのは不可能で、失敗した後の跳ねっ返りの方が大事なんだろうと感じされられた。

  • リクルートOB で初の民間人校長になった藤原和博の著書。
    リクルートに入社後、営業、通信事業の失敗、リクルート事件、ダイエー傘下と激動の時代を
    詳細に記述しており、読み物として面白く、リクルートの凄さを感じることができる作品。
    これだけ壮絶な修羅場を超えて来ている会社もそうはない。そしてまさに人材の宝庫。
    在庫型のビジネスはことごとく失敗している(不動産、通信事業)

  • リクルートがいかにして成長し、拡大していったのか。その源流に潜むものはなにか。その答えがこの一冊にある。

    東大卒でリクルートに入社し、怒涛の急成長時代を支えた顔役のひとり、藤原和博氏が見て、聞いて、感じたことを独特の視点で描いた会心作。

    読めば読むほどにリクルート社の素晴らしさ、強さに惹かれる。同時にいかにDNAが薄れていくのか、ということも見通すことができて、現時点でのリクルートの立ち位置と重ねて読むことで理解と共感が深まる。

    徹頭徹尾私事で恐縮だが、わたしはRの代理店勤務経験がある。しかも当社を強引に含めると2社もだ。この稀有な経験をもとにこの本を読んでわかるのは、所詮代理店は亜流でしかないのだ、ということ。

    圧倒的な主体性、熱量、思考の総量がリクルート社員のひとりひとりにはある。一方代理店の社員は上から降りてくるものを受けるだけに過ぎない。さらに代理店のほとんどはこの事業を軸足に別のジャンルで成功しようと思っている。そんな代理店が本体に勝てるわけがないだろう。

    そんな代理店の中で一社だけ、勝ちかけた会社を知っている。エン・ジャパンという。いっときのエン・ジャパンは小さなリクルートだった。主体性、熱量、思考の総量。さらに理念の浸透。方向性の違いこそあれ、一瞬だけとはいえ、リクルートを超えた時点があったと思われる。

    いま、リクルートは第二創業期ということでホールディング化、グループ化が進んでいるという。いい話ばかりではない。社員の質が以前と変わってきているとも聞く。エン・ジャパンがもう一度、ガリバーに牙を剥く日がきたとしても不思議ではない。そんなふうに思うのはわたしだけだろうか。

  • 途中離脱。
    リクルートに入社した藤原さんの本。
    途中まで頑張って読んでいたが、文調が好みじゃないのと、主観が強めで、リクルートのことをもっと知りたいと思った時にはあわない本。おもしろいけど読まなくていいかな今は、、、

  • バイタリティのある会社というイメージが、本書でより明確になった。

  • 何度も読み返したくなる、リクルートの強さと執念が詰まった一冊

  • リクルートの歴史、リクルートがなぜ強いのかを藤原さんの独自の視点から分析された本。当時の生々しい会話を聞きながら、平行して歴史をたどっている感じがして、とても面白かった。リクルートの強さや特に営業の側面での学びや気付きを与えてくれた。とにかく面白く、スラスラ読み進められる。

  • ビジネス書というのか。。
    他に類書がない本。

  • 自ら機会を創り出し、機会によって自らを変え、運命を切り開く。

  • リクルートマンへ送る応援歌のような本。参考になります。

    「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

  • 自分振り返り日記?
    リクルート洗脳宗教本

  • 読みにくい。リクルート事件の時に生まれてなかったせいかもしれないが。

  • リクルートの歴史について書いてある。「リクルートはソフトとして機能する」と考えて立場をわきまえていた。いいサービスを育てる、いい会社を広める、そうゆう会社だ。

  • キーエンスはリクルートに似ている、というより模倣であるといえる

  • 「これはサラリーマンの教科書だ」という煽り文に惹かれて購入。
    前半部分は、入社間もない藤原氏が一流のサラリーマンへと成長する過程とともに、サラリーマンという仕事についてのエッセンスが満載で読みごたえがある。一方、後半部分は、リクルート事件やダイエー傘下に入るなどといった一連のゴタゴタについての顛末と、リクルートに対する礼賛文ばかりで、煽り文から期待した内容とはかなりのズレがあった。

  • 僕は正直、藤原和博という人をなめていた。
    民間から義務教育過程の校長へ初めて就任した人。
    「よのなか科」を興し、広めた人。

    結果から先に知ったから、藤原和博という人をそのように理解していた。
    しかし、それは誤解だった。

    リクルートにおけるビジネスの最前線に立って活躍した経験。
    これを持って教育界に参入してきた彼が、何らかの大きな成果を残すことは、その時点で既に明白だったのではないか。

    つまり、「よのなか科を広めたすごい人」ではなく、「すごい人が教育界に来て、よのなか科を作っていった」という認識の方が、より真実に近いのではないか。
    そのように思える本だった。



    僕はもちろん、まだビジネスの現場で働いた経験はない。
    しかし、ビジネスという世界で活躍するということがどういった経験なのかを、この本を通して疑似体験した。

    そこには、今まで人生の殆どを過ごしてきた学校には必ずいた「正しい振る舞いを教えてくれる人」も、「うまくいくための通説的な手段」も存在しなかった。

    そこで要求されたのは、自分の頭で考え、行動する独立的かつ高度な知性と、それを支える気力と体力だった。

    そしてそのことは、これまで受けたどんな教育制度も僕に教えてはくれなかったし、その力を助けることも殆どしてくれなかった。



    この本は、著者が学生時代にリクルートという革命的な企業に出会い、それと別れるまでの経験を描いたもの。
    ビジネス現場におけるリアルな体験や想いが詰まっている。

    「社会で生きるとは、こういうことなのか。」
    という感想を持った。非常に面白かった。

    リクルートという企業への関心に関わらず、働くことのイメージを得たい人にオススメです。

  • 2011年43冊目。


    「リクルート事件」を知らない世代だが、
    危機を乗り切ってきた者たちの奮闘記は心を打つ。
    組織存続の危機の際、命綱となったのは組織そのものの信頼ではなく、
    クライアントと営業マンの1対1の信頼だったことから、
    仕事のあり方を考えさせられた。

    フロンティアを切り開いてきた者たちの頭の中を垣間見れるが、
    見て、考えて、行動しているレベルに圧倒された。
    なんだ、この人たちは・・・笑

    「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

    このサイクルを自分で作っていく力が欲しい。

  • リクルート成功の秘訣は、リクルートマンシップにあり、か。
    「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」…響いた。

    2011年5月11日読了!

  • 今晩の予習をしてみる。

  • リクルート事件をきっかけにベンチャー企業から大企業へ。
    その背景が詳しく書かれている。

    このスピード感がリクルートたる所以だと思うが・・・
    いい意味でも悪い意味でも大企業になったんでしょうね。

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著者プロフィール

藤原和博(ふじはら・かずひろ)
「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003~08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008~11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016~18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。

「2021年 『「人生の教科書」コレクション全10冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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