ユニット (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 81
  • Amazon.co.jp ・本 (526ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167679620

感想・レビュー・書評

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  • 私の中の佐々木譲のイメージを、いい意味で裏切ってくれた作品。
    7年前に1歳になる娘と妻を殺された男、警察官の夫からのDVから逃れてきた女。
    そこに人のいい工務店の社長が加わり、物語は展開していく・・・
    物語の展開自体に派手さはないものの、憎むべきものから逃れる人生から立ち直っていく主人公二人、そして、それを優しく支える工務店の社長の姿が何とも凄惨な事件の中に温もりを感じました。
    テーマ自体は重たいです。
    未成年の犯罪、夫からのDV・・・
    でも、すべては自分の身近にあるものです。
    それにぶつかったとき、果たして自分はこの二人のように強く生きられるだろうか?
    結構、真面目に考えてしまいます。

  • 期待していなかったがおもしろかった。終わりぐらいに話が読めてしまったが面白かった。

  • オソロシイものが少しずつ少しずつ自分に迫ってくる時の緊張感がリアルに味わえすぎて眠れなかった。

    展開早いのになかなか先が読めないからよかったな。
    衝撃のラスト・・・・ってかんじです。
    あんま納得はいかなかったけど。

    けど、4時間ぶっとおして読んだかいがありました♡

  • 少年犯罪は関心のあるテーマ。
    この本もそれをテーマにしたのかなと思ったのだが実際はちがった。
    世の中にはいろんな組み合わせがある。
    特に人と人との結びつきは不思議なもの。
    あらためて出会いの大切さを感じる一冊だった。
    とても面白く結局1日で読破してしまった。

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著者プロフィール

一九五〇年三月、北海道生まれ。七九年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。九〇年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。二〇〇二年『武揚伝』で新田次郎文学賞を、一〇年『廃墟に乞う』で直木賞を受賞する。他に『ベルリン飛行指令』『疾駆する夢』『昭南島に蘭ありや』『警官の血』『代官山コールドケース』『獅子の城塞』『犬の掟』など著書多数。

「2017年 『武揚伝 決定版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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