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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784167679712
みんなの感想まとめ
経済の活性化を目指し、徳川幕府の財政を巧みに取り仕切った後藤庄三郎の物語が描かれています。彼は、金工としての才能を活かし、江戸時代の流通通貨を生み出す過程で、権力の裏側に潜む闘争を経験します。特に、銀...
感想・レビュー・書評
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徳川家康の下で才能を認められた金工後藤庄三郎。美濃の生まれで主家の長井氏が斎藤道三との戦いに敗れ父橋本利徳と共に京へ流れ着き金工の後藤徳乗に算用として後藤家を取り仕切る。徳乗は秀吉の指示で日本の流通通貨天正の大判を造る。徳川家康も転封したばかりの江戸で自国の通貨を造るため秀吉の許してを得て通貨造りの着手を始める。相談された徳乗は悩んだ末に自分とソリの合わない文人肌の弟長乗と庄三郎に江戸への東下りを命ずる。庄三郎は秀吉の造る大判は流通性より権力を誇示する鑑賞用目的としていたが1両小判を造ることで経済の活性化をはかる。秀吉が死去し家康が関ヶ原で勝利すると徳川家の財政を任され始めるがそこにはこれから政敵になるであろう大久保長安が出現する。長安は庄三郎を追い落とそうと暗殺を図るが失敗し権力の絶頂の時病で亡くなり死後不正蓄財の疑いで大久保一族は改易を言い渡される。庄三郎は大坂の陣も経験するが大久保の一件もあり早々に徳川家の権力闘争から身を引く事を決心する
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徳川幕府開幕当初、経済を活性化させ徳川の力を強めるため
徳川家の財政をあの手この手で取り仕切った後藤庄三郎を描いた作品です。
「銀座」の語源となった、銀や金を扱う場所をつくったり、
小判を始めとする江戸時代に流通する貨幣をつくったり、
海外との金銀の交換比率が違うことに着目してひともうけしたり、
あんまり歴史の表舞台には出てこないひとだと思うけど、
すごい功績を残したひとです。
すごい高い地位までいっても賄賂とか受け取らなかったっていうのもすごい! -
ムネが熱くなります。
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江戸初期の日銀総裁といえる後藤庄三郎を描いた作品です。商人を主人公にした長編なのであまり期待していなかったけど、読み進むほどに没頭。さすが火坂さん、ストーリーがしっかりしていてとても面白い。
ちなみに現在の日銀がある場所は、後藤庄三郎の屋敷跡だそうです。
2007.1.18読了
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