フォックス・ストーン (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2005年8月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784167684020

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれる国際謀略を描いた作品で、傭兵仲間の変死を追う主人公の姿が熱く描かれています。冒頭のジャズ演奏の描写が印象的で、まるでその場にいるかのような臨場感が広がります。物語は二転三転し、舞台が大き...

感想・レビュー・書評

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  • あつい、重い、そんな小説でした。
    一気に読んでしまいました。

    謎が謎を呼ぶ、さらに傭兵のアクション、
    たまりません。

  • 笹本稜平の読み逃し作品(実は笹本作品の読み逃し結構多い)
    傭兵経験のある日本人が活躍する、トム・クランシーとかフォーサイスの作品と匂いがする系の国際冒険謀略小説である。

    物語運びのテンポ良さはさすが、後半からの展開はまさにてに汗握るハイテンポ、ページを繰る手までグイグイスピードあがってしまう。読ませるの上手いよなぁ。

    でも一番気に入ったのはジャズシーンの描写、「チェニジアの夜」が脳裏をかけめぐる。思わずCDかけてしもうたがな。ツウが言うてたけど、ジャズってアフリカの魂が入ってるねんなぁと、まさか日本人作家の小説で思い出さされるとは思わなかった。

    難点は人が死にすぎること、それも主人公が身近に関わった人殺しすぎ。確かにノンフィクションだしエエのかも知れんけど。それと歴戦のつわもののはずな主人公が「え?」って、うかつな行動しすぎ。真の敵の正体・・・普通は疑うやろ(読み手の勝手な理屈やけどね)

    続編もあるみたいで楽しみ(当然そっちも読み逃がしている)。勝手ついでに言わせてもろたら、国際謀略よりもスペンサー的な私立探偵ハードボイルドもんの方が、この主人公には似合いそうな気がする。ベタやけど・・・バーボンとタバコとジャズだもんなぁ。

  • 冒頭のジャズ演奏の描写には非常に驚いた。熱いステージの光景が目の前に広がり、ピアノやベース、ドラムの音が聞こえるようだった。

    かつての傭兵仲間のダグ・ショーニングの変死の謎を檜垣耀二が追い掛ける国際謀略小説である。

    『天空の回廊』『太平洋の薔薇』などスケールの大きい冒険小説に比べると少し地味な作品であるが、最後まで楽しませてくれた作品であった。個人的には、国際謀略小説より、ハードボイルド小説としてまとめた方が面白くなったと思う。

  • 2014/1/24 Amazonより届く。
    2019/7/10〜7/13

    いやいや、本格的な国際謀略小説である。山岳小説から読み始めた笹本さんであるが、こんな作品を普通に(というかこっちが先か)書いているとは。久しぶりに血湧き肉躍った。最後のどんでん返しも見事だったが、結末の続きがどうなったのか、非常に気になる。

  • スケールの大きい話でした。まるで映画を見てる気分。二転三転していくうちに舞台も大きく広がって引き込まれていきました。
    ただアフリカの歴史に疎いことに反省。ストーリーとは別にいろいろと考えさせられるところがありました。

  • 【読間】
    ガッチガチのハードボイルド。血と暴力と硝煙の匂いがしまくりの70ページ時点。

    うん、いい感じで引き込まれてる。久しぶりに夢中で読破できそうな予感。
    2012.10.22.。

    【読了】
    面白く読めた。
    久しぶりにかなり夢中になって読み進めたが………ページ数の数倍以上に長く感じた。

    見知らぬ地名が続出し、知識に疎いアフリカ史が重要な味付けに使われ………

    二転三転、いや、四転五転するストーリー展開は、筋を追っていて疲れてしまった(苦笑)。

    そして………人、死にすぎ。

    最後、二人が生き延びたことだけが救い………

    ということで、★4つ、8ポイント。
    2012.10.25.了。

  • 面白かったです。話が二転三転して、最後にもどんでん返しが・・・。最後はちょっとこんがらがってよくわからなかったけど、まあ、相変わらずスケールの大きな話です。虐殺のシーンは想像しただけで気持ち悪くなってしまいました・・・

  • ハードボイルド風に幕を開け(なかなかかっこいいです)、途中から冒険小説に変わっていきます。他の本に気をとられていたせいで、一気に読めませんでした。この先、どうなるというハラハラ感も少なく残念。

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著者プロフィール

1951年、千葉県生まれ。立教大学卒。出版社勤務を経て、2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。ミステリーをはじめ警察小説、山岳小説の名手として絶大な人気を誇る。主な著書に『ソロ』『K2 復活のソロ』(祥伝社文庫)他。21年逝去。

「2023年 『希望の峰 マカル―西壁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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