龍時 02-03 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2005年5月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167687021

みんなの感想まとめ

サッカーをテーマにした物語が展開され、主人公の成長や葛藤が描かれています。最初のチームからのレンタル移籍を経て、彼はチーム内での居場所を見つけ、結果を出すことで完全移籍を果たします。その過程で彼女との...

感想・レビュー・書評

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  • ・買った経緯
    友人が泊まりに来てて勧められて
    ・買った理由
    友人とサッカーの話で盛り上がりたかったから
    ・のこってる感想
    ぺぺのお店みたいな人生歩むぞ!!

  • 最初のチームから別のチームへレンタル移籍させられたところから始まる。
    なかなか結果を出せなかったり、一方で彼女ができたりといろいろ忙しいが、チーム内での居場所を見つけ結果も出し、完全移籍となる。
    そんな中でクラブが日本代表と親善試合をすることになり、そこで日本代表に対する気持ちが湧いて来る。
    2002年ごろの話なので、馴染みのある日本代表の選手がわんさか出てくるのが懐かしい。
    しかし17歳とかなのにこんなに落ち着いてる子はいるのか。

  • 中田英寿や稲本潤一など実在選手の名前なども出て来て、
    フィクションなんだけどおもしろ味があった。
    試合の中のプレーの描写などこと細かくて、情景がよく想像できる書きぶりで読みごたえがある。
    監修、解説してる方々もサッカー関係者でサッカー好きならなおさらだと思う。

    03-04へづづく

  • ハードボイルドなサッカー小説。

  • あとがきまで読んで始めて知ったけど、コレ続編やったのねー!(笑)一作目も読まねば…。

    試合のシーンや選手の心理など、書き方がうまくて臨場感たっぷり。サスペンスの人だと思ってたけどこういう描写も好き。
    あと、食事のシーンが美味しそうで良い。面白い小説ってだいたい食事のシーンが良い。なんで?

  • 日本の若きサッカー選手が単身スペインに渡り活躍する様を描いたサッカー好きにはなかなか楽しめる内容となっています。

  • シリーズ2作目。

    スペインリーグ2シーズン目に突入した17歳のリュウジ。

    1作目ラストからの、この2作目冒頭。
    いきなり鳥肌もの。

    1作目ラストでは「結果」「試合後」を出さず、
    2作目の冒頭でその2つを物語っていく。

    それも、語り口の基本となっている主人公・リュウジ目線ではなく、
    あえて実在するスポーツ新聞やサッカー雑誌から伝聞調で。

    このシリーズの、伝え方が、物語方が、本当に好き。

    内容も相変わらず1つ1つの表現にリアルな想像が膨らませられ、
    まるでそこにいるかのようなこの上ない臨場感があって、のめり込む。

    名門・ベティスに移籍し、ホアキン・デニウソン・アスンソン・・・スタープレーヤー達に揉まれながら、スーパーサブとして自分のポジションを確立していくリュウジ。

    実在する選手がいる実在するチームに、当然架空の人物であるリュウジがいる。
    実在する日本代表選手と共に日の丸を背負う。
    これに違和感を感じず読める、というのが信じられない程に面白い。

    チームメイトやライバル、監督、会長、代理人、酒場、恋人、異国で色んな人々と関わる事でリュウジが心身ともに成長しているのも暗に伝わってくる。

    そして、遠く離れた家族とのやり取り、異国で出あった恋人とのやり取りには、この2作目でも泣きそうになる。ずるい。

    サッカー小説として、ではなく、
    小説として、間違いなく最高傑作の1つだと思う。

    次作も楽しみ。

    大げさじゃなく、この本に出会えた事に心から感謝。

    ハイホー。

  • 主人公のサッカー選手(龍時)目線で物事が流れいく。
    プレー中の視野などもそれに然り。
    なかなかサッカーをテーマとした活字本がないなかでプレーの選択など非常にリアルに描かれていて良かったです♪

  • 01-02から随分間隔を空けて読んだ。
    スペインサッカーを現地で見たくなる。
    03-04もすこし時間が経ったら読もうと思う。

  • 野沢尚さんがサッカーを題材にして作品を描かれたことにまず驚き、そのクオリティの高さにさらに驚いた。

    日本サッカーにおけるドリブラーの立場、考え方は充分に納得が出来る上、試合の描写も素晴らしい。

    特に面白かったのがベティスでの戦いを描いた作品で、とにかく未完になったことだけが残念で仕方ない。

  • いらないと思うシーンはあるけど、ストーリーは最後まで文句ない。
    ラストが抜群に好き。

    16歳で単身スペインに渡り、リーガ・エスパニョーラの下部組織でサッカーを学ぶリュウジ。まだまだ発展途上ではあるものの、一部リーグの試合に出場し、スーパーサブとしてその存在感を発揮するまでになった。
    異国の地での恋愛や、同じようにサッカーやフラメンコ等の分野で成功するために、まるでそこに人生を賭するかのつもりでスペインへとやってきた人々との交流の中、サッカー選手としては勿論、男として、人間として成長していくリュウジを描く。第二作。


    *---
    「自由になるには、あとどれだけ必要なんだ?」
    「五千ユーロよ」


    リュウジから借りている金額だった。あと五千ユーロが必要、という意味ではなかった。リュウジから金を借りている限り、自由ではないとマリアは言いたいのだ。マリアを自由にさせようとして、実は彼女を束縛していたことにリュウジは気づく。


    「金をやったんだから俺の言うことを聞け。俺の女になれ……リュウジにそんな気持ち、ない?」
    ---*

    *---
    国を愛するってどういうことだと思う? 自分の国を完全無欠と信じこんで、賛美して、どっぷり安住することだろうか。俺にとって日本を愛するっていうのは、ちょっと違う。自分の手で別の日本を発見することだ。それって、国を壊すってことなんだよ。


    俺は日本のサッカーにないものを探しに行ったんだ。
    俺はきっと、この国のサッカーを、自分の手で、もっと高みに連れてゆきたいんだと思う。


    大切なのは、その国に欠けているもの、不完全なものを突き止めて、自分の手で埋めようとすることなんだよ。
    ---*


    非常に野沢尚っぽいやり取りであり、思想だと思った。

    実在するサッカー選手がちょこちょこ出てくる。「あれ?この人って実在するよね?もしかしてこの人も実在するのか?」と思って調べると、いなかったりするのでガックリきちゃう。笑

    サッカーだけじゃないんだけど、やっぱり各国の代表が争い合うとなったとき、国籍を変更した人や異国の地で生活している人は複雑な気分になるんだろう。
    殊更、自分の母国であったり、生活基盤のある国が相手だとどうしようもない余計なことを考えてしまうんじゃないかな。
    「それを覚悟した上で決断しないと」なんて言えるのは、外野でありその立場にいないからに過ぎない。どんなに固い決意でも、意図せず意識せず、揺れてしまうことぐらいはあると思う。


    サッカーを通して人としても成長していくリュウジの姿に、考えさせられることがあった。そこまで考えたのは、読んでいる最中に、サッカーの代表戦で李忠成が頑張ってたとかそういうことも影響しているかもしれない。苦笑

  • 舞台はスペイン。
    熱い。
    スペインサッカー、スペイン国民のサッカーに対する情熱。

    韓国人パクのバテしらずの体力と韓国人が日本に対する考え方。

    そして17歳のリュウジの恋。

    サッカーを知っている人には詳しく書かれた描写がたまらないんだろうなぁ。

    17歳でスゴイな。リュウジ。

  • 2011/07

  • 日本のサッカーに限界を感じ、16歳で単身スペインに渡ったリュウジは、様々な困難にぶつかりつつプロ1年目を終え、ベティスにレンタル移籍。フラメンコで有名なアンダルシア地方セビリアの地に舞台を移し、強豪チームと熱き戦いを繰り広げるほか、危険なダービーマッチにも挑む。新たな恋の行方にも注目。

    相変わらずサッカーシーンの描写は、サッカーを知らない私からするとよくわかりませんが、今回はリュウジの恋愛についても描かれていたので、そのへんは読みやすく、感情の動きなんかもわかりやすかったです。少しずつ確実に巧くなり、トップチームへ登りつめていくリュウジは今後どうなるのか気になります。

  • スペインへ渡って2年目のリュウジ。
    レンタル移籍、スーパーサブとしての起用など、
    現在のヨーロッパで実際に行われている日本人の使い方を
    今から7年も前に著者はリアルに描いていたのかと思うと、
    脱帽せずにはいられない。
    1作目は青春の色も強かったが、今回はまさにプロの世界が描かれていて、面白い。
    サッカー好きにはたまらない。

  • 所属チームがベティスって所がすごく味が出ている。

    試合の描写は本当に臨場感に溢れ興奮する。

  • スペインでのリュウジのサッカー&恋。
    スペイン女子に胸キュンです☆

    W杯、どーなる?

  • サッカーを扱うフィクションでは、最高の作品。
    それだけに作者の自死が惜しい。

  • 龍時格好いいよ、龍時。

  • 龍時シリーズの2巻目。主人公はスペインリーグに所属するベティスのスーパーサブとして居場所を確保している。そのためか、リュウジに前巻ほどのハングリーさや焦りがあまり感じれない。一方で、サッカーシーンの記述は相変わらずの鮮やかさで魅了される。読者を飽きさせないための配慮からか、間接的な記述(新聞記事やテレビ番組の抜粋形式)が多かったが、もっとストレートに小説で語って欲しかった。

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