エロマンガ島の三人 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 248
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167693046

作品紹介・あらすじ

「エロマンガ島にいって、エロマンガを読もう」。ゲーム雑誌のそんな企画が通ってしまい、男三人は南の島へ向かう。二泊三日のささやかな旅がそれぞれの人生をほんの少し変えることも知らずに。疲れた心をもみほぐす表題作のほか、著著初のSF、ゴルフ小説、官能小説まで収録した異色で楽しい小説集。

感想・レビュー・書評

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  • 超好き、超良い!
    これは好みの問題ですが、小ネタの挟み加減、挟み方が絶妙。それでいて、ちゃんと文学。大きな事件は起きないが、じわじわとって感じがたまらんです。

  • さらさらっと読ませるようでいて。
    これ、1冊まるっと読んでこそだなあ!と思う構成が良かった。
    さりげなく、上手すぎる。
    「エロマンガ島」からの「青色LED」
    そうかそういう事だったのかと思うと、深みが増してくる。

    南の島の子供たちの描写はすごくいいなあ!

  • 文庫化されたので改めて。

    「漫画化」を読んだ後なので
    長島先生はいいなぁ・・・としみじみ。
    同じ星の住人で良かった。
    LEDの話、噛みしめながら読んだ。やっぱりいい。

  • 本屋さんで見て、表紙買い。表題作は最初に収録されています。ずっと読んでいくと、最後の作品にちょっとしたご褒美が! 思わず感動しました。最初と最後だけでも読んでほしいです。
    環境の変化に直面したとき、どう行動するか。あるいは何を考えるか。その行動や考えが、のちの人生を変える……そんなテーマがあるように感じました。

  • 遠くに行って、
    あれこれ考えて、
    誰かと親しくなって、
    そうやって居る間に、
    東京で浮気してやりたい気持ちにさせる。

  • おおい津田ー笑
    きみは相変わらずそんなことを!
    ということで、「パラレル」の津田がいました。
    また会えてうれしいよー

    表題作はすてきで、
    最後の、日置さんのその後のストーリーを読むとさらに素敵な気分になります。

    危うし!!!

  • この小説は、有名ゲーム誌(フ●ミ通)の元編集長の実話に基づいて構成されている。

    某ゲーム会社に勤める佐藤、久保田、日置の3人は「エロマンガ島でエロマンガを読む」という馬鹿くだらない企画でささやかな旅にでる。
    くっだらないんだけど、ちょっとイイ話。
    「くだらない」の力を改めて考えてみる。

    ほかにもSF2本、官能小説1本、ゴルフ小説1本、エロマンガ島続編など、てんこもり。
    官能小説は『パラレル』のスピンオフ。
    だいぶエロそうに聞こえますがこの小説エロの要素はほぼ御座いませんのであしからず。

    解説を、モデルになった元編集長が書いてるんだが
    この人の熱っぽさに多大なる共感をし、なんか嬉しくなりました。
    やっぱ長嶋有、いいよね!みたいな。
    しかも名前がバカタール加藤。
    あなどれねえ。

  • 本当に文章が上手い人だと思う。文章というか、単語の選び方が絶妙というか。
    短編集を最後まで読んで、やっとしっくりくる。シメの一品がとても大切な小料理屋、といった感じ。
    秀逸。

  • おもしろいなーーーーーーーー


    おもしろいよ長嶋さん

  • これは昔読んだことがありますが、なんといっていいかわからないですけど好きです。

    なんでも、実在のゲーム雑誌の編集者が体験したことをもとにしてるとか。
    まあ、日置さんのこととかはフィクションにしても、人から聞いた話をここまで膨らまして書けるとは、さすが長嶋さん。
    話した人も嬉しいだろうなあ。

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著者プロフィール

長嶋有(ながしま・ゆう)
1972年生まれ。2001年、「サイドカーに犬」で文學界新人賞を受賞しデビュー。02年、「猛スピードで母は」で芥川賞、07年、『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞、16年、『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞を受賞。他の著書に『佐渡の三人』『電化文学列伝』『フキンシンちゃん』『愛のようだ』『観なかった映画』など多数。

「2017年 『もう生まれたくない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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