Dojo 道場 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2007年2月9日発売)
3.64
  • (5)
  • (8)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 11
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784167696023

みんなの感想まとめ

空手道場を引き継いだ主人公が、周囲の人々や困難に立ち向かう姿を描いた物語です。腕は立つものの、優しすぎる性格が災いし、ヤクザやスパイとのトラブルに巻き込まれながらも、空手の技術を駆使して問題を解決して...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 凄腕の先輩から空手道場を任された、腕は立つが人が良すぎる藤堂。
    そのせいでヤクザやスパイ絡みの事件に巻き込まれながらも、空手でどうにかこうにか切り抜けていく。
    うだつの上がらないプロレスラーが総合に転向して一旗揚げようとして、という話には時代の流れを感じる。
    格闘技の描写が緻密で素晴らしい。空手の鋭さや重みが伝わってくる。

  • 面白かった。エンディングもよかった。

  • 久しぶりに読んだ武道物の小説。アクションシーンも全体のストーリー展開もいまいち物足りない感じでした。

  • 格闘技小説

    広告会社をリストラされた元実践空手の黒帯武道家が主人公。
    尊敬すべき日本チャンピオンの先輩から少しの間道場を任される事になるが、道場生の社会現実満載の問題に巻き込まれていく。主人公は糞真面目な武道家だけにその理想と現実の間で苦悩するという話。

    格闘描写は素晴らしいし、テーマに沿ったスピーディーな展開で飽きずに読めました!面白かったです!

  • 格闘を文章で表現したらどうなるのかと興味を持った作品です。失踪した先輩の代わりに道場を任せられた主人公。空手は強いけれどやたらとお人好し、周囲に呆れられつつ地道にトレーニングや練習生の確保に励んでいます。…というと人情話かと思われますが結構内容は重く、読み進めるのが嫌になるような展開もでてきて、素人の「武道とはまず精神を鍛えるもの」なんて思い込みはあっさり消されてしまいました。要はスポーツじゃないんですよね。ある意味ではえげつないし、見方によってはただの暴力。けれども極限まで追い込む、恐怖を克服する、その一番原始的な方法なのかな、とも思います。当初の目的、格闘シーンは勢いもあって競技を見たこともない私でも十分想像して楽しめました。普段接することがない世界の話はそれだけでも新鮮です。

  • 読んでいる感覚はアクションムービー的なものに近い印象。いや、格闘技マンガかな?頭の中で再現された本作の映像は「空手小公子 小日向海流」のそれでした。

    正直に言うと日本人の神野の強さがあまりに神がかっているところにリアリティを感じることが出来なかったりしましたが、神野が「空手小公子」の武藤的存在と思うと違和感なく受け入れられます。(ちなみに、主人公の藤堂は南、悠子は延藤希、健三は潮一平になっていました。)

    主人公の藤堂、後輩の健三、ちょっとウザいオッサンサラリーマン富永、神野、バンビなど、個性的なキャラクターが多く、また魅力的で、個人的にはとても楽しめた小説。続編はまだ文庫化されていないようですが、なんとか探し出して読んでみたいです。

  • 空手道場の臨時館長のお話。
    お人よしだがめっぽう強い主人公
    なんとなく面白いかなと思ったけど。
    そのとおりな感じで星3つで。

  • たんなる格闘小説ではないのね。
    割と夢枕獏のアノ感じを期待していたのですが...。
    格闘シーンの描写もそれなりに引き込まれますが
    やはり、獏氏のアノ独特の表現には...及ばずかしら。

    出来たらベタベタで浪花節の格闘モノにした方が
    主人公のキャラや彼を支える指導員の健三達のキャラが
    もっと活きてきたような気も...。

  • 空手のシーンはなかなか迫力があっていいんだけど、全体的にイマイチ張りがない感じ。シリアスな場面もあるのにそれが伝わってこない。でも空手がいいので好き。

  • 読了/2007年4月

全10件中 1 - 10件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

永瀬隼介

1960年鹿児島県生まれ。國學院大學卒。週刊誌記者を経てフリージャーナリストとなり、祝康成名義で『真相はこれだ! 「昭和」8大事件を撃つ』を刊行するなど事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年『サイレントボーダー』で小説デビュー。事件現場で培った取材力を活かし、現代の深部を抉る骨太のサスペンスや犯罪小説を発表している。近著に『帝の毒薬』『カミカゼ』『三日間の相棒』『白い疵 英雄の死』『12月の向日葵』など。ノンフィクションに『19歳 一家四人惨殺犯の告白』などがある。

「2022年 『殺し屋の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

永瀬隼介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×