- 文藝春秋 (2008年3月7日発売)
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感想 : 18件
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167699031
感想・レビュー・書評
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読みやすかった。最後の方まで誰が犯人なのかわからず、後半で一気に種明かし。なるほど、そういうことか、と。終わり方は好きでした。司法的には違うかもしれない。けど、因果応報というのかな。目を瞑ってあげたい。
自分の子だけではなく、他人の子も重んじ、そして世話をしてくれた人への感謝を忘れなければ、こういった事件も無くなるのではないかな。いろんなお母さんがいる。身近な家族、親族、友にキチンと叱ってくれる人がいる環境が必要だな、と思いました。 -
子供がいなくなり、身代金要求の電話がかかり
と誘拐事件の解決へ向けストーリー展開か
と思ったら、なかなか事件の進展はありませんでした
現場にいた人がピックアップされ、その人たちの
ストーリーが展開された
そして終盤にようやく、この人が事件を追いかけるのか
って展開になり・・・
なるほどなと
中盤はちょっとダレそうになりましたが
後半盛り上がり、楽しめました -
平凡な家庭を襲った不可解な幼女誘拐事件。
警察と母親を欺き振り回し身代金を手に入れた犯人は、数日後幼女を解放した…。
娘をさらわれた母親樹奈の苦悩が主題にくるのかと思いきや、物語はピアノ奏者の奈津子の視点で展開していく。
主な登場人物に女性が多いのはなぜか、一貫して樹奈の愚かさに触れられるのはなぜか…。
すべてが明らかになるラストではっとさせられる。 -
主婦の樹奈の娘が誘拐され、身代金が奪われてしまう。犯人はどんな手を使って身代金を取ったのか、そこが一番気になる所ではあったが、色々な母親が出てきて、子育ての大変さ、子供への愛情などが全編通して描かれている。それが、誘拐事件とどう関わってくるのか?最後には、身代金奪取の方法より、事件の背景にあるものが悲しく、切なく響いてくる。
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読んだきっかけ:上司にもらった。
かかった時間:2/7-2/10(4日くらい)
内容:ミステリ系の賞を多く取っている女性作家(たぶん)、初読。文章読みやすく、物語もそこそこいいと思います。
ただ、最初の身代金受け渡しのあたりはよかったのですが、そこから解決に至る物語がもう一つ物足りなかった。謎を解き明かす過程も「丁寧」にヒントをいれながら、巧く書いていたが、逆に展開を平坦にしているような……気がしました。
第二、第三の事件などがないから、盛り上がらなかったのかもしれません。まあそれも安直ですけど。 -
悪気がないからタチが悪い。
分かっていても被害にあった当事者からしたら許せない。
滞りを感じずにはいられませんでした。 -
子どもが誘拐され身代金を渡すシーンから始まる。が、話が進むにつれ、偶然が偶然を呼び、一気にラストまで持っていかれた印象。働きながら子どもを育てる母親がたくさん登場します。
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やっぱ怖いのは人間ですなぁ(しみじみ)
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二歳の幼児が誘拐され、身代金二千万円と引き換えに無事に戻ってくる。二千万円ってとこがミソです。んで、誘拐っていうと、身代金をどう手に入れるかが肝な訳ですが、そのへんは現実的かどうかはさておき、練ってあります。ただ大事なのはそこじゃなくて何故っていうところ。共感できるかどうかは経験値次第。
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あたくし子供欲しくないっす。
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読み応え十分のサスペンス。
特に女性に読んでいただきたい。 -
主婦の桑島樹奈は、スーパーで買い物中に二歳の娘を誘拐される。身代金とともに様々な場所を引き回された樹奈。犯人との接触はなかったはがだが、実は京都のホテルで身代金は奪われていた。離婚後三歳の息子と暮らすピアニストの奈津子は偶然、現場にいたのだが…。女の中の闇と光を描く傑作心理ミステリー。
海月ルイの作品
