決定版 失敗学の法則 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2005年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167700010

みんなの感想まとめ

失敗を学び、成長に繋げるための実践的な知識が詰まった一冊です。著者は失敗学の創始者であり、事故原因究明の専門家としても知られています。本書では、失敗を単なる過ちとして捉えるのではなく、次のステップへ進...

感想・レビュー・書評

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  • #図書館

    #評価の背景
    20代、30代の方にぜひ読んでいただきたい。
    新しくリーダーになった方にもオススメしたい。人生にも組織運営にも失敗はつきものだけれど、どう向き合っていくかのヒントになると思う。
    失敗を活かすってどういうことなのか、が非常に実践的で綺麗事だけでないことも記されている。多くは知っている情報であるけれども、わかりやすく整理されている。わかっているけれども出来ないことが多く、失敗と向き合えていないことを痛感する。
    「実践的失敗学のためのQ&A」のコーナーでは、東大名誉教授でいらっしゃる畑村先生のキレのある回答にぐうの音も出ないこともあれば、一方で20年近く前のエリートの考えですもんね、て感じた箇所もあり、いずれにせよ、本音で回答されているので、本質を明かそうとする人間味のある方なんだろうな、と興味が湧きました。
    生の講義を拝聴したいな、と感じました。

    #本から受け取ったメッセージ
    経営学の専門家に経営学って何を学ぶもの?て聞いたら「ざっくり、組織のリスクマネジメントだよ」って教えてもらったことがある。
    本書(失敗学をたちあげた畑村先生の実践的ビジネス書)を読んで、上記の言葉を思い出している。
    ・失敗から学ぶと、人も組織もより成長できる。
    ・原因追求と責任追及は分けなくてはいけない。
    ・「挑戦した上での失敗」はよいが、「不作為による失敗」を許してはいけない

    #心に残った文章(抜粋)
    P20 失敗学における逆演算を正確に記せば、「<結果>から<要因>と<からくり>という見えない二つのものを逆に辿って探っていく」ということ

    P165 組織の中に(中略)軋轢や摩擦が起こるような状態が健全なのだと認識して、組織運営をすることです。(以下は要約)組織のトップがそれをきちんと収める役を担うべき。

    P247 暗黙知を表出して”表出知”として共有する。(中略)それが失敗を生かす、ということ。

    #Action
    失敗を無駄にしないために、失敗から学ばねば。

  • 実践感がない。論理をこねくり回していて、すぐに会社を辞めるべき、何もことを起こすな、と共感できないワードが多数出てきて、途中で挫折した。

  • 105円購入2012-04-14

  • 著者の畑村先生は事故原因究明のスペシャリスト。失敗学の創始者?としても有名。定年前は東大の教授だったから、もし私が東大に入っていたらこの人の授業を受けられたかもしれないと考えると、返す返すも残念。余談はここまでにして、ここからは本題。失敗を単に失敗と捕らえると進歩がありません。これを改善、進歩の機会と捕らえて未来の行動をどう変えるか。それが重要なのです。最近、リコールや告知騒ぎが頻発していますが、製造業各社にはこの失敗を次へのステップと生かしほしいものです。非製造業の人にも、新しい知見が得られると思いますので、ぜひ一読を。

  • 失敗はなぜ起こり、どう活かせば良いのか。「逆演算」「仮想演習」「親分道と子分道」など、32の法則から失敗の本質を明かし、創造的仕事のための知恵を与えてくれる。政治や企業、スポーツ界で不祥事が相次ぐ今、学ぶべき点が多い「失敗学」の名著である。

    第1章 失敗学の基礎知識
    第2章 失敗の理解に不可欠な知識
    第3章 失敗から身を守る―組織の中の個人編
    第4章 失敗から身を守る―組織運営編
    第5章 失敗から創造へ

  • 失敗の多い人生を振り返り、読みやすそうな本から手にとって見た次第。失敗とは何か、どう活かすかについての学問のエッセンスを紹介するような本。恐らく学問的なものを、卑近な例をとって説明しているため、分かりやすいが浅くも、散在的にも感じてしまう。でも実は深々と書いてあったりもする、スルメのような本。

  • 16/9/19読了

  • 私の働いている現場でも、起こるべくして起こるべくヒューマンエラーはやはりある。人と人とのつながりが生むノイズが原因?でも、結果を分析し、反映させるのは本当に大事。もちろん、授業でも。

  • 【選書者コメント】出来ることなら忘れてしまいたい「失敗」をいかに次回の成功につなげるか、論理的に検証されていて勉強になる。
    [請求記号]3360:361

  • 失敗を前向きにとらえるよう啓発した本。

  • 失敗は逆演算でからくりが分かる.
    まず、原因を要因とからくりに分ける.
    すると失敗=からくり×要因という関係になる.
    要因自体は他の人達も経験していることだが、他の人も経験していることだが皆が同じ失敗をするわけではない.そこには特異的な<からくり>が存在するのである.そのからくりを特定することが同じ失敗を繰り返さないために大事なことである.

    マニュアルは便利であるが、マニュアルに書かれていること以外は許されず、また多くのものをそぎ落として簡略化してしまった結果、技術の脈絡に融通性がなくなり技術の低下・人材の質の低下を起こしてしまう.よって、マニュアルだけでは予期せぬ自体に対応できず、大失敗を引き起こすリスクが高い.

    「失敗」は放っておくと成長する.

    告発は善であるという考え方で、小さな失敗を許し大きな失敗を防ぐ.
    ※失敗情報は、伝言ゲームと同じで、時間の経過とともに変質したり、減衰したり、伝言過程で単純化していく.歪曲されたり神話化する性質もある.
    ※失敗は「当事者の視点」から記述したものしか正確には伝わらない!!(客観的な失敗情報は役に立たない.)
    失敗した当事者がその時何を考え、どんな心理状態だったのか.失敗に直面したとき、どういう行動をとったのかという生々しい情報が一番大事である!!

    摩擦・軋轢があるのが健全な組織である.

    体質や発想などの「からくり」を自発的に変えることをせず、自分以外の外的な「要因」が変わってくれることばかりを期待してはいけない.

    ※失敗原因は、「未知」「無知」「不注意」「手順の不順守」「誤判断」「調査・検討の不足」「制約条件の変化」「企画不良」「価値観不良」「組織運営不良」の十種に分類でき、一つの失敗はこれらの原因が多層に重なって起こる、重大事故の後ろにはこの内の「組織運営不良」が必ず潜んでいる.

  • 【失敗】失敗学のすすめのライト版といったところか。著者がこれまでに書いてきた失敗学関連の本のエッセンスを簡単に集約させたものが本書である。法則といっているからには、簡潔にまとめなくてはいけないということもあるのかもしれないが、この本を読む前に失敗学の本を何冊か読んでしまうと目新しさは特にないかもしれない。失敗学とはどんな学問なのかをざっくりと把握したいのであれば、この本を読んでみて、はまったら失敗学のすすめを読むのが良いかもしれない。

  • この本の後に出版された「畑村式「わかる」技術」や、「技術の伝え方」を先に読んでいたので、本書は内容が少し俗っぽい気がしましたが、畑村氏の失敗学への入門書としてはちょうど良いのかも。
    昔ながらの日本の製造業をベースとした解説が多いので、昨今のIT・ソフトウェア業界にはそのまま当てはまらないと思われる対処方法も若干みられますが、失敗の本質はいつの時代も同じであるということを考えさせられます。

  • 01/27 草加BPブオフ ¥105

  • 東大名誉教授が書いた古い本。
    機械工学を例に分かりやすく解説されてる。
    おもろい。

  • 昔から、この失敗学には、注目していて、読んでみたかった本だが、当たり前の内容にがっかりした。失敗を学問として研究するのなら、このような形になってしまうのだろけど、一般人としては失敗を枠にはめて考える必要もないので、かえって難しくしているだけで、目新しいことは特になかった。

    ガッカリだった。

  • 20100318購入
    20100323終了

  • 実践あるのみです。

  • (☆交換可能:マーキングあり)

  • ビジネスよりの本かなぁと思って読んでみたら、ちょっと工学色が強かったな。
    もうちょっとビジネスよりの話が聴きたかった。
    ただ、「要因」→「からくり」→「結果」の仕組みは勉強になった。

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著者プロフィール

1941年東京生まれ。東京大学工学部機械工学科修士課程修了。東京大学名誉教授。工学博士。専門は失敗学、創造的設計論、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。2001年より畑村創造工学研究所を主 宰。2002年にNPO法人「失敗学会」を、2007年に「危険学プロジェクト」を立ち上げる。著書に『図解 使える失敗学』(KADOKAWA)、『失敗学のすすめ』『創造学のすすめ』(講談社)『技術の創造と設計』(岩波書店)、『続・実際の設計』(日刊工業新聞社)『3現で学んだ危険学』(畑村創造工学研究所)など。

「2022年 『やらかした時にどうするか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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