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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167700027
みんなの感想まとめ
企業の倒産に至る過程を分析し、失敗から学ぶための知見を提供する本書は、経営の難しさと人間の心理に焦点を当てています。成功を収めた企業がどのようにして急激に業績を悪化させたのか、具体的な事例を通じてその...
感想・レビュー・書評
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本書では、優良会社として順風満帆かにみえた業績が、ある時点から急激に悪化し倒産に至る企業10社が扱われます。その原因をパターン分析し、汎用性の高いノウハウ化し、社会で共有し有効活用しようとする目的で書かれたものです。
労作ですが、文中で同じ内容の繰り返しが散見されるのと、失敗の要因を「気分」や「うっかり」「思い入れ」などの人としての気質に収束してしまっている点が残念です。焦点を当てるべきなのは、気分に左右されない財務内容の分析徹底であり、そこさえおさえておけば、気分の付け入るスキはなかったはず。
とはいえ、イタリアードの北村氏など魅力的な人物も登場し、読み物としても楽しめます。さらに、破綻したベンチャー企業の図表や本書で扱われた10社のその後など、図表類は眺めているだけでも楽しい。
著者:
東京大学名誉教授、工学院大学教授、工学博士。東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会・元委員長。消費者安全調査委員会・委員長。1941年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。東京大学教授を経て現職。専門は失敗学、創造学、危険学、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。著書に『失敗学のすすめ』(講談社文庫)、『直感でわかる数学』(岩波書店)、『未曾有と想定外』(講談社現代新書)など多数。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・toppointで読む
・失敗体験を次に活かせるように、失敗の原因を、特性(真因)と要因(トリガー)に分けて考える -
「失敗学」経営編。相変わらずわかりやすい。文庫本も出ていて、最新の内容ではないが、「失敗」は繰り返されるもの。最新の内容でなくとも、よく分析されていれば良い。「失敗学」では、免責などを条件にして、当事者から状況を深く掘り下げて知識化する手法が取られる。職場でも「振り返り」イベントがあったが、個人追求禁止、数多くの事例を上げて(少ないと追加募集)取りまとめる、という手法かとられている。私が知らないだけで実績ある手法なのか?無知からくる自己流の「グッドアイデア」なのか。後者であれば、無知&自己流で失敗したプロジェクトの振り返りとして、とても皮肉に富んでいる。
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中小企業の成功から倒産までの流れを解説している。
倒産の種類を分類しているのはさすがと感じた。 -
一時期は優良企業と評されたのに倒産してしまったベンチャー企業10社の分析。
インタビューもなしに公開データだけでよくやるもんだ。感服。
カンキョーとか北部通信工業とかはホント勿体無い。 -
ベンチャー企業10社の起業から倒産までを、起業者の行動を中心に分析。絶好調といわれるときに実は仕込まれている失敗のパタンが見えてくる。
監査法人や銀行に対する批判も。 -
人間という生き物が会社を経営している
ということがよくわかる。
とりわけ ベンチャー企業は、創業者という
人間の性格がよく出るし、その力量が経営に反映される。
カリスマ的存在であるが故に、
社内から反対意見もでない状態となり、暴走が始まる。
売り上げが 100億円から200億円ほどまでが
一つの壁であり、そこで売り上げが伸びなくなったときに
どう対応するのか?
粉飾して、その後にばれるのか?
潔く 会社を再生させるために努力するするかだが、
そのことが、成功体験があるが故に、できない状態となる。
有頂天、慢心などが その失敗の要因である。
株式上場が一つの目標として、それを達成することで、
次の目標を見失う。経営とはかくも難しいものなのだと
痛感させる 本である。
失敗から学ぶことほど難しいことはないのかもしれない。 -
「失敗学」の権威、畑村氏の作品。1997年~2002年に破綻したベンチャー企業の失敗事例を紹介し、そこから学ぶべき点を簡潔にまとめた本である。
構成はちょっと教科書的な感じで、若干取っつきにくいかもしれない。しかし、起業から失敗(破たん)に至るまでが分かりやすく書かれており、各失敗事例からも、読む人それぞれ学べることはあると思う。
なんでもそうだが、人は成功からよりも失敗から学べることの方が多いということだろうか。 -
失敗の人的原因の分類。
欲得、気分、うっかり、考え不足、決まり違反、惰性、格好、横着、思い入れ、自失。 -
優良企業との境目は何処に?投資判断にも役立ちます。
著者プロフィール
畑村洋太郎の作品
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