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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167702038
みんなの感想まとめ
物語は、消し屋とそのターゲットの複雑な関係を描きながら、沖縄の美しい風景を背景に展開します。登場人物たちの人生の回想シーンは深い感情移入を誘い、特に消し屋の仕事の特異性や、性同一性障害を抱えるヒロイン...
感想・レビュー・書評
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最初の方は面白くないな〜と思いながら読んでたけど、最後らへんが結構面白かった。
巧妙なトリックがある訳じゃないんだけど、というかむしろシンプル?
でも最後にそうなるのかー、と。
沖縄の方言を聞き慣れてると、「〜さぁ」つけるだけじゃ無理があってなんか笑っちゃった。笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
消し屋の話よりもターゲットの半生の回想シーンの方が遥かに面白くてめちゃくちゃ感情移入させた上でよくわからん理由で自殺しちゃうのついていけない。ここまで感情移入させたんだからなんか違う方法があるのかな?と思わせての肩透かし。面白い点は沢山あるけど俺は何がしたいのかわからない。ヒロイン役もあっさり殺したしなあ。
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2021年 71冊目
これが読みたかったのです。
この三部作の三冊目を読みたいがために『凶気の桜』にはじまる【消し屋】シリーズを読んでいました。
なるほど、三部作の中ではナンバーワン。
久しぶりに本が手放せずお昼ごはんパンを頬張りながら読みました。
前作の『消し屋A』での仕事を終えた後、東京で一仕事を終えて幸三から将司に戸籍を変えてフェリーで沖縄へ渡る消し屋と蘭子から話は始まります。
三部作だから最初から読もうと思って読んできたけど、正直どれから読んでも理解度は変わらない気がする。この作品でいつもそばにいた蘭子にかなりクローズアップされていくのですが、三部作を全部読んだからと言って蘭子と消し屋の絆を深さを感じるかというとそうでもない気がします。
消し屋という仕事と性同一性障害という蘭子の特性からか、二人の間はいつも刹那的な雰囲気が漂っている気がしたな。
蘭子がクローズアップされてはいますが、ラブストーリーではないけどね。
今回のミッションは消し屋がなんの不自由もない天才を自殺させる事。それにまつわる話も面白かったし、沖縄の描写もきれいでした。
三作連続読んだので、最初慣れなかった描写の描き方にも馴染み良かったかな。
やっぱり小説がすきだなぁ~。 -
ちょっとよくわからなすぎて途中で脱落・・・
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天才VS天才
良いですねこの図。内容を知らないで読み、登場する殺し屋とオカマ、うーんヒキタ氏ワールドだなあ。
天才科学者とそれの命を狙う殺し屋、ひとつ屋根の下に暮らし、互いのことを理解していく。
ラス前は「えーそんな安易な感じになっちゃう?」と思ったが、ラストはなかなか心にクル展開。楽しく読めたな。シリーズだったのを知らなかったが、前作も読んでみよう。 -
話が抽象的すぎる。
絶望による死。
いまいち共感できません。 -
いやあ、おもしろかった!読みやすくてぐいぐい引き込まれたよね。消し屋シリーズはお勧めですよ。
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まさかっ!
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『消し屋A』の続編。
今回はちょいと、お涙頂戴なニュアンスもあったかな。
スピード感が、それ程あるってわけじゃないのに、グイッと引き込まれる世界観は相変わらず。 -
自殺させる、っていう経過はおもしろかったんですが…蘭子の心理がよくわからなかった。
「消し屋A」を読んでない所為か?
最後、天願の心に入り込んだのはすごかったですねぇ
でも天願があんなに脆いとは思わなかった。 -
天願意外と脆い
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予想以上によかった。血の臭いは全くしなかった前作の「消し屋A」と違い、如何に消すか、に焦点が当たっていて楽しめた。
ただ、田舎の村が云々、という話にありがちなパターンだったのが非常に残念。
どうでもいいが、なぜか頭の中で天現と雅楽師の東儀秀樹がかぶった。天才だからか? -
沖縄と天才っていうキーワードが、吉田秋生の漫画「YASHA」を思い出させた。天才消し屋が天才を自殺に追い込むっていう筋が面白そうだったので読んでみたんだけど、キャラクターの行動範囲がかなり狭かったためか、小さくまとまってる感じがして、思ったより面白くならなかった……。その分、天才の過去話が出てくるわけなんだけど、彼の「頭の中を覗く」のは消し屋だけでよかったと思うので、読者が頭の中を覗いてしまったのは逆効果だったかなぁと。
終盤ある人物がかなり思い切った行動に出るのだけど、その動機をさくっと説明してあるのがなんだかもったいない~。 -
序盤から表現がグロくて、心が折れそうになりながら半分くらい読みましたが、やっぱり、心が折れてしまいました。。
読み終わったにしてるけど、実際は途中まで。挫折しちゃいました。 -
◆殺すだけでなく、その人物の生きて来た痕跡までも消してしまう「消し屋」。仕事を一つ終え、オカマの蘭子とともに沖縄へ向かった消し屋のもとに、若き天才を自殺させてほしいという依頼が舞いこんだ。どうやって天才を追い詰めるのか。沖縄の地に忌まわしくも哀しい記憶が蘇る。大藪春彦賞受賞の傑作。
◆ヒキタ クニオ
1961年、福岡県生まれ。イラストレーター、マルチメディア・クリエーターを経て、作家に。2000年に『凶気の桜』でデビュー。2006年、『遠くて浅い海』で第8回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
◆ところどころ、気持ち悪いし、常軌を逸した人の喜びや苦悩にこちらの感覚も麻痺しそうになるけど、予想していたストーリーと違って、面白かった! -
殺しの天才vs医薬界の天才。
この作品の面白いところは、ただ相手を殺害するのではなく、自殺するよう仕向けなければならないところ。
2人の天才が様々な頭脳戦を繰り広げ、お互いの内面を掘り下げていきます。
どこまで相手の心(精神)に入り込み、決定的な一打を与えることができるか。
それを追求し、逆に内面をジワリジワリと追いつめられていく恐怖。
非常に面白い内容でした。お薦めです。 -
美しい。
透明できらきら儚くて、切ない。
血生臭いのに妙に乾いた天才と、妙に純粋な透明感のある、生を軽やかに浪費する天才と。
二人の天才の危うい関係を軸に、そこに配置される登場人物たちもまた、細い線の上でくるくると危なげに生き急いでいる。
ジェンダーの狭間で揺れる蘭子。バランスの悪い自分を持て余して乾いている麻。狂気の血を押さえつけながら冷たい炎を内に秘める小橋川。
愛すればこそ乾き、完成してしまったらもはや先は虚無。
ハッピーエンドでもなんでもないのに、こんなに共鳴できる小説は、なかなかお目にかかれない。
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