荒ぶる血 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2006年4月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167705206

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

荒々しい風土と抑えきれない衝動を抱えた主人公の生きざまが描かれた作品は、メキシコの混沌とした社会を背景に、緊迫感あふれるストーリーが展開されます。主人公ジミーは、他人を殺すことにためらいを見せない一方...

感想・レビュー・書評

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  • アメリカン

  • タイトルに偽りなく、荒ぶっとるわ!
    なんだろうね、このメキシコの荒ぶりよう。ちと前に岩波少年文庫でメキシコ革命の本を読んだときは、革命側の高潔さをアピールされたわけだけど、この本の中じゃやっぱそんな甘くない。そりゃそうだわな。その後の革命後から今に至っては麻薬マフィアやら、だいたいにおいて大変そうなメキシコゆえに、この荒ぶりも分かるわけですよ。まぁ実際知らんけど。
    そしてカワユイお姉ちゃんを巡って大戦争になったり、その他、概ね女の子を追っかけてばかりで、やっぱラテンはこうでなくちゃね!
    ってまぁ知らんけど。
    てなわけで少々血みどろだけど、愉快爽快、ランボーみたいで楽しめますよ。

  • 第二弾!オススメ!読んで!

  • 抑えられない衝動を抱えた主人公ジミーの生きざまと、テキサス・ガルヴェストンやメキシコの荒々しい風土が見事にマッチしていて雰囲気が伝わってくる。殺しを楽しむわけでないが何のためらいもなく他人を殺せるジミーについて、説明口調でなく彼の行為を通じて読者に感じ取らせる作者の意図が伝わってくる。運命の女性との出会いとか彼女をめぐる戦いとか筋書きはありきたりだけど、そこに重きを置いてないんだろうなと思った。

  • 「無頼の掟」の興奮冷めやらぬまま、一気に読了。

    この作品も凄い。
    だが、前作とはかなりタッチを変えている。
    冒頭から怒涛のクライマックスへと、筆の赴くままに書き進んだかのような疾走感溢れる「無頼の掟」に比べ、より丁寧な人物描写と練り込んだ構成が印象に残った。

    嗚呼、早く次の作品が読みたいが、現在のところ翻訳されているのは3作のみ。もったいなさすぎる。

  • ノワール(暗黒小説)が男心をくすぐるのは、苛酷な状況で厳しい選択を迫られるためだろう。死がありふれた光景において生(せい)はギラギラと輝く。のるかそるかの勝負に身を置いて、初めて生の証をつかむことができるのだ。イベントのような死は緊張感を欠いている。マラソンランナーがゴールを切るような躍動感がない。だらだらと散歩でもするような老境であれば生きながら死んだも同然だ。

    http://sessendo.blogspot.com/2011/07/blog-post_6505.html

  • 意外や意外、おもしろかった。

    ブレイクの作風は、前作の『無頼の掟』を読んだときにちょっと好きじゃないなという印象があったので、このミス上位作品にもかかわらず敬遠していたのだが、物語の広がり、構成、語り口、ジョーク、ほぼ楽しめた。

    終盤の銃撃戦やら、人追い譚やらがちょっと残念な感じだったが、完全に期待以上の作品だった。

    ■このミス2007海外3位

  • 同著者の「無頼の掟」よりも、
    こちらの方が好き。
    しっかりと創り込まれたキャラクターと、
    数多くのエピソード。
    カッコイイ小説だ。

  • アクション活劇。娯楽大作。
    面白かった。
    前作同様様々なジャンルの要素が詰まった物語。
    楽しめる。

  • 殺し屋のジミーと組織の仲間たちの話。

    メキシコから逃げてきた美女に恋をしてなんやかんや。

  • アメリカとメキシコの昔の話。船戸与一が書いている気がしました。

  • ひたすらに格好良く骨太なストーリー。いまいちスタイリッシュだとかノワールだとか言う言葉にピンと来なかったけれども、この誇り高き男の半生には心動かされるものがあった。任侠ものやウエスタンのノリに近いものがある。とはいえ、恋愛あり青春ありドンパチありで適度に活劇で、殺伐としすぎてはいないので、躊躇せずに手にとってもらいたいなと思う。

  • テキサスの暗黒街で殺し屋として生きる男が愛する者の為に命を張る、スタイリッシュなノワール小説。中途でややかったるい感じになるが、ラスト近くで死地に赴く主人公に(当然のように)付き合う仲間にちとぐらりとする。

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