新装版 シャイニング (上) (文春文庫) (文春文庫 キ 2-31)

  • 文藝春秋
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167705633

感想・レビュー・書評

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  • ギルモアガールズでちょくちょく出てくるから、読んでみた。ラストが想像外で一気に読めました。これを機にスティーブンキングにはまりそー

  • 映画未視聴。
    それぞれに悩みと葛藤を抱える家族が冬の間ホテルの管理人になるところから始まる。
    ホテルに不吉な影を感じるものの、外界とつながりがあるのでまだそんなに怖くないです。
    雪でホテルが外界と完全に遮断される中、この家族をどんな恐怖が襲うのかハラハラしてしまうところで以下次巻。

  • 怖い、怖い、まだ何も起きてないけど絶えず不穏な空気が漂っているよぉ。
    冬の間雪に閉ざされたホテルで管理人?として家族3人で住む話し。
    この旦那が今はお酒を断っているけど、飲むと凶暴になり息子ダニーの腕を骨折させた過去がある。
    妻のウェンディは心配性で実母との確執があり息子の予知能力(かがやき)を感じてこのホテルから去りたがっている。
    まだ5歳に息子ダニーがある意味この小説の主人公。
    聡明で常人には見えないものが見える。
    パパを愛していて、離婚しないで欲しいとおもっている。
    で、いよいよ下巻。
    とうとうジャックがお酒に手をだして凶悪犯になってしまうのか!

  • 映画が気に入って、
    文庫本の表紙が気に入って、読む。
    さすがスティーブン・キング、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読了した。
    そもそも映画は1度しか見てなかったんだけど、そのとき分からなかったことが小説では詳細に書かれていてスッキリした。
    ただ、映画より想像してしまうのか、はたまた作家の力量か、小説の方が数倍怖い。
    GW中ということもあって、深夜に読むのにハマっているんだけど、廊下の突き当たりにあるトイレに行くのに躊躇してしまう。だって、あの双子に出くわしたらどうしよう!
    特に上巻のラストは鳥肌ものなので、ちびりそうです。

  • ドクター・スリープを読むための予習として

  • 20年以上前に読んだ本だが、ドクター・スリープを読みたいので、その前に再読。相変わらずキングの本は描写が細部にわたり、情報量が多い。しかも、原文(英語)の言い回しに引っ掛けた箇所(hereとfearをかける等)もあり、ずっと読みやすい和書しか読んでなかった私には、前半読み始めるのに少し労力が要った。しかし、いよいよ、惨劇の予兆が出始めてくると、ぐいぐいと読めた。父親のアルコール依存や暴力衝動とそのことに対する自己嫌悪と葛藤する姿、感情移入できるほど描けていた。後半へ。

  • 1・2部はまだ登場人物の背景説明のような感じで、そこで2回挫折していた。
    今回は一気に読んだので、最後の方のワクワクドキドキな展開を楽しむことができた。

    クローズドサークルっぽいホラーで、下巻はこのまま疾走感のある展開だといいと思う(●^o^●)

  • 本作がホラーの傑作と呼ばれる理由は分からなくもない。特に物語の3分の2過ぎからクライマックスにかけての手に汗握る展開は大変素晴らしかったと思う。しかし、この最終局面に至るまでの展開が無駄に長すぎるとしか自分には思えず、読み進めるのがしんどかった。ここまで細部を描き込む必要があったのか甚だ疑問である。

    ところで「レッドラム」の意味するところって割と有名な気がするけど、もしかして本作が起源なのだろうか?

  • まだ上巻だけですが、下巻読むまでに間が空きそうなので上巻のみの感想を。
    思ったより怖くない。今のところホラーというより「一番怖いのは人間の心でしたとさ」的な心理劇の趣。下巻に期待が高まる。
    キューブリックの映画版は別物と言われることが多いけど、原作のエッセンスを非常に巧みに抽出していたんだなあという印象を受けた。原作のような細かい描写はなくとも、ジャックのぼんくら感とかじゅうぶん伝わってきたし。

  • スティーブン・キングの代表作。キングの作品は登場人物がものすごく多いけど、これはストーリー上少なく、その分?人物の感情や背景に、力がはいってると感じました。ホラーとして映画にもなってるけど、キング版のシャイニングも見ればわかりますが、これは家族の愛の話です。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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