魔術師 下 (文春文庫 テ 11-14)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167705695

感想・レビュー・書評

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  • #読了記録
    #ジェフリーディーヴァー
    #イリュージョニスト魔術師
    #このミステリーがすごい 受賞作品

    2022年/7,8冊目

  • 全編通して、まさにイリュージョン。どの語り手も信用できない。ラストのカーラとか、まんまとショックを受けてしまった。
    もう一つ根底にあるテーマは「指導者・保護者による支配」かな。分かっているのに抜け出せない、そのうち抜け出そうとも思わなくなる。
    どうせひっくり返される、というどんでん返しのマンネリ化は確かにあるかもしれないけど、こっちはそれを求めてるので問題ない。でもこれ以上もっと進化するなら期待。

  • 登場人物に魅力があるものの、解説記載の通り展開が定型パターンになりつつあるなと感じた。とはいえ、読者への印象付けの仕方の巧みさや、ラストへ向けての読ませ方はとても楽しい。

  • テンポがとにかく良く、スイスイと読めました。ドキドキとハラハラが詰まってます。
    どんでん返しの宝庫で、えっ?!そうだったの!?が連続します。
    その展開のスピード感に、一瞬で魅力されました!

  • どんどんどんでーんどんでん返しー(ドンキホーテ風)

    ライムさんと女刑事さんはねんごろなのに驚いた!

  • これだけなんどもひっくり返されると、最後は何も額面通りに読まなくなるぐらい、どんでん返しが多い。キャラクターも魅力的だし、推理物が好きな人は、楽しめると思う。

  • リンカーン・ライムシリーズ第5作目下巻。

    イリュージョニストに勝る犯罪者なんていないんじゃないか、、、
    本気で狙われたら命なんていくつあっても足りない。
    と感心した。

    あと、サックスに対する仕打ち。
    権力をかさにきる人間は嫌いだ。

    しかし終わりよければ全てよし!

  • 序盤から匂わせといたやつは何もなく、逆にあからさまなものはそのまま実行されるという、読者心理をついた作品。

  • 上巻でライムと直接対決した犯人。見せかけの標的、本当の目的を隠すための犯行、手掛かり、クルクルと話が展開する。最後まで、何が本当なのか分からなかった。これは面白い!

  • シリーズものだと知らずに読んだ。大きな支障はない。何度も予想を裏切り、最後までページが残るので「まだあるのか!?」という気にさせる。トリックよりストーリー重視だと犯行動機が今ひとつだが、警察側の人々が素敵だったので良し。

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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